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2020年のMSIは「MADE FOR GAMERS & CREATORS」!クリエイター向けPC&周辺機器も拡充

MSI CES イベント
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。1月6日にラスベガスで開催されたMSIの「PRODUCT KEYNOTE」から、注目の新製品をご紹介します。なお、ゲーミングノートの新製品についてはすでに記事を掲載済みなので、詳しくはこちらをご覧ください。
MSIの新製品発表会に行ってきました。まずはゲーミングノート3機種をご紹介します

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ウインタブはもともとデスクトップPCの紹介をほとんどしておらず、たまにゲーミングデスクトップの実機レビューをさせてもらっている程度なのですが、ガチなゲーマーにしてみれば「やっぱデスクトップ」なわけです。私の認識(間違っていたらすみません)ではMSIのデスクトップ製品って、完成品のPCというよりはマザーボードやグラフィックカードなどが有名だと思います。今回のKEYNOTEでは「相当にいかつい」デスクトップPCが発表されたのと、ゲーミングPCだけでなく、クリエイターPCジャンルへの積極展開も強調されました。

では、ゲーミングノート以外の注目製品をご紹介します。

1.CREATOR 17

MSI CES イベント

OS: Windows 10
CPU: Core i7-9750H
GPU: GeForce GTX1660Ti
RAM: 16GB
ストレージ: 1TB NVMe SSD
ディスプレイ: 17.3インチ・ミニLED採用
※ディスプレイ以外のスペックはCREATOR 17Mのもの

まずはこれです。厳密には昨年12月20日に米国MSIサイトでプレスリリースが出されたもので、CESの開催前にその存在が明らかになっていました。この製品はMSIのクリエイターノートではトップモデルに位置づけられ、オリジナルのCREATOR 17Mはまだ日本では発売されていません。

現状わかっているのは「ミニLEDをバックライトに使っている」という点だけで、もとの形式が何であるのかも発表されていません。国内の一部情報サイトでは「CESで詳細が明らかになるはず」という論調だったのですが、少なくとも米国時間の1月7日時点ではまだ明らかになっていませんね…。というかKEYNOTEの場に実機が展示されてはいたものの、プレゼンテーションではこの製品について触れられることはほとんどなく、いまだ詳細はわかりません。

MSI Creator 17
これはプレスリリースにあった画像です。これを見ると、解像度は4K、色域が非常に広く、明るさも1000nit越えと、驚異的なスペックになっていることがわかります。ウインタブでハイエンドなノートPCをレビューする際に「ディスプレイがクソ明るい」と書くことがありますが、それらPCの明るさは400~500 nitですから、1000nitだと「超ウルトラクソ明るい」ということになるんでしょうか。

MSI Creator 17
もうひとつ、メカに弱い私でもイメージがつかみやすかったのがこの画像です。バックライト用のLEDが小さくなると、個々のLEDの照射面積が小さくなるので、より繊細なライティングが可能になる、ということですね。

で、実機をよく見てきました。正直言って「私の目では通常のディスプレイとの差はわからない」です。また「超ウルトラクソ明るい」という感じもしませんでした。一応ディスプレイ輝度を最大にしてみたんですが、会場のライティングのせいもあってか、また私の視力が悪いせいもあってか、通常のディスプレイとの差は認識できませんでした。なので、国内で発表されたらもう一度確認してみたいと思います。

2.MEG Aegis Ti5

MSI CES イベント
この記事のトップ画像にも使用している「いかつい」あるいは「メカっぽい」デスクトップPCです。残念ながらスペックはまだ公開されていませんが、「ハイエンドなCPUとGPU」が搭載されると見て間違いないです。

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中央にあるジョグダイヤルは気温の表示だけでなく、あらかじめ登録しておいたソフトウェア(ゲーム)の起動やシステムモニター機能も搭載されていますので、決して「見ためだけ」の製品ではありません。いや、MSIのフラッグシップ機だけに見かけにこだわったと理解するほうがいいかも。この製品は2020年後半に発売される予定です。

3.ディスプレイ

Optix MAG342CQR

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以前からMSIはゲーミングモニターにも注力していますが、CESの場でも複数のニューモデルが発表されています。中でもこのMAG342CQRは世界初の1000R 曲率のカーブドディスプレイです。私は現在カーブドディスプレイを使っておらず、実機をレビューした経験もないので、偉そうなことは言えませんが、これから買うならカーブドタイプのディスプレイがいいのかもしれませんね。

Optix MAG161

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次第にウインタブのよく知らない領域に入ってしまいましたが、ここらで少し引き戻しましょう。これ、モバイルディスプレイなんですけど、MSIが手掛けるとすごいことになります。15.6インチFHDで厚さわずか5 mm、ここまでは別にMSIっぽくはないんですけど…

なんとリフレッシュレートは240 HzでIPS相当の液晶が使われています。もっというと、MSIの上位のゲーミングノートと同品質の液晶とのこと。先日の記事で、MSIの新しいゲーミングノートは99.9 Whrの大容量バッテリーを搭載しているという説明をしましたが、このディスプレイがあれば外出先でもマルチディスプレイ環境でゲームができるんでしょうか。また、MSI製品でなくとも使えますので、高リフレッシュレートな小型モニターとして有能だと思います。

4.周辺機器

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MSIは従来からゲーミングPC用の周辺機器を手掛けていますので、それ自体は特に珍しい話ではないのですが、今回発表されたのは「クリエイター向け」の周辺機器なんです。マウスとか完全ワイヤレスイヤホンとか…。

MSI CES イベント
特に個人的に衝撃的だったのがこのキーボード。スリムで美しいデザインですが、「どう考えてもこれまでのMSI」じゃないですよね。メカニカルとかではないし、RGBバックライトもついていません。

ただ、MSIはこれからクリエイター向けPCに注力していくことを宣言していますから、クリエイター向けの周辺機器にも手を入れていくということでしょうね。2020年はこれまでとは一味違うMSIが見られそうです。

5.関連リンク

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