One-Netbookがニューモデル「ONEXPLAYER X1」を発表しました。従来モデルのONEXPLAYER 2(Pro)のディスプレイをめっちゃ大きくしたもの、と言えなくもないのですが、製品画像を見て「うっ!」と思ってしまった、斬新さが感じられる製品です。
1.開示されているスペックと特徴
ONEXPLAYER X1は来週(1月22日の週)からINDIEGOGOでクラウドファンディングが開始される予定で、INDIEGOGOにページも出来ています。
OneXPlayer X1: Best Performing 3-in-1 Handheld:INDIEGOGO
ただ、この記事執筆時点で詳細なスペック表は公表されていません。わかっているのは下記の項目です。
・CPUはCore Ultra 7 155H
・RAM最大64GB(LPDDR5x-7467MHz)
・M.2 2280 PCIe 4.0 SSD
・ディスプレイは10.95インチLTPS (2,560×1,600),120Hz,138%sRGB, タッチ対応
・アルミ筐体、重量789 g
・音響はHarman AudioEFX
・Webカメラ搭載、顔認証にも対応
・着脱式コントローラー
・Thunderbolt 4、Oculinkポート搭載、(dual USB4.0)
・バッテリーは65.02Wh、100W急速充電、ゲームプレイ3時間以上、動画視聴10~12時間、40分で50%充電可能
CPUはCore Ultra 7 155Hです。直近のゲーミングUMPCではRyzen 7 7840Uが「(Ryzen Z1 Extremeも含めれば)ほぼ市場を独占」という感じでしたが、ここに来てIntel製の、しかもCore Ultra搭載となりました。(この製品をゲーミングUMPCと呼ぶには少々大きすぎますが)同ジャンルではMSI Clawに続くCore Ultra搭載機で、発売順だとONEXPLAYER X1のほうが先になりそうです。メーカーのテストではCore Ultra 7 155HはRyzen 7 7840Uを約10%上回るパフォーマンスを発揮した、とのことでした(あくまでメーカーのテスト結果です)。
RAMとSSDの容量は公表されていませんが、かなりの高規格であることは発表されています。また、ディスプレイは10.95インチと大きく、解像度2,560 × 1,600(アスペクト比16:10)、リフレッシュレート120Hz、138%sRGBと開示されています(ただしsRGBについては「比」とか「カバー率」といった複数の表示方法がありますので、正確なところは不明です)。…これ、かなりの高品質だと思います。
筐体はアルミ製で重量は789 g(おそらくタブレット本体のみの重量だと思います)と軽量、音響はHARMAN AudioEFXです。また、着脱式のコントローラーが使えます(これも詳細不明ですが、おそらく付属するかと)。
OCuLinkポートとThunderbolt 4も搭載していますので、外付けCPUのONEXGPUとの接続が可能です。
2.筐体画像
メーカーではONEXPLAYER X1を「3-in-1 Handheld」と呼んでいます。コントローラーを接続した状態、タブレット本体のみ、そしてタブレット本体にキーボードを接続した状態と、3つの形態で使える、ということです。
以下、製品画像がいくつか公開されていましたので掲載します。
画像を見ると、背面にはキックスタンドがついているようです。また、キーボードは別売り(セット販売?)と思われますが、ディスプレイサイズが大きいため、キーボードも大型になっていますので、タイピングはしやすいと思います。
あと、コントローラーですが、ONEXPLAYER 2(PRO)用にも用意されていた「専用ジョイスティックコネクター」が使えるようです。
3.価格など
上でもご説明しましたが、ONEXPLAYER X1は1月22日の週にINDIEGOGOでクラウドファンディングが開始される予定です。現時点で価格はわかっていません。クラウドファンディング開始時には詳細なスペックや価格が明らかになると思いますが…、すごく魅力的ですよね、これ…。
クラウドファンディング開始の際に、改めて記事を掲載したいと思います。
コメント
昔のゲーミングノートPCのように大きくなってきて魅力が無い
小さいのが出てくるのに何年かかるかな
本体にキーボードセットで、コントローラ別売りでいいやって気がしてきた。
個人的には(そうそうゲームをできないし下手くそなので)この製品はモバイル2 in 1メインで使いたいです。