HP Pavilion Plus 16-ab (ab0000) － GeForce搭載、ゲーミングノート並みのスペックを備えた16インチスタンダードノート

HPがノートPC「HP Pavilion Plus 16-ab (ab0000)」を発売しました。HPの定番PCブランド「Pavilion」シリーズの上位に位置する製品で、従来は14インチサイズのPavilion Plus 14のみが販売されていたところ、Pavilion Plus 14のモデルチェンジに伴い、新たに16インチサイズのモデルも登場した格好です。

1.スペック

スペック表

バリエーションモデル

・スタンダードモデル：Core i5/512GB
・パフォーマンスモデル：Core i7/1TB
　※左からCPU/SSD/ディスプレイ
　※GPUやRAMなど、上記以外の構成は共通です

コメント

HPによれば「エンタメもクリエイティブ作業も、仕事にだって。」という位置づけの製品です。外観は割と普通のスタンダードノートながら中身はゲーミングノート級、という感じのハイスペックマシンですね。

CPUに第13世代の高性能タイプ（型番末尾H）、Core i5-13500H/Core i7-13700Hを、GPUにGeForce RTX3050を搭載していますので、ここだけ見ればゲーミングノートです。RAMは全モデル16GBでオンボードメモリのため購入後の増設や換装はできません。SSDはスタンダードモデル（Core i5モデル）が512GB、パフォーマンスモデル（Core i7モデル）が1TBです。

ディスプレイは16インチのIPS液晶で解像度は2,560 × 1,600（アスペクト比16:10）と高精細でリフレッシュレートも120Hzです。…いやこれゲーミングノートと言ってもいいでしょ…。

2.筐体

高いシステムスペックを備えつつも外観は「ごく普通のノートPC」という感じです。

キーボードの拡大画像がなかったので、この画像でご説明しますね。「JIS標準準拠（日本語配列）106キー、バックライト搭載、キーピッチ:約18.7×18.4mm、キーストローク:約1.5mm」と開示されています。16インチサイズなのでテンキーがつき、キーピッチも狭苦しさがありません。

天板のロゴはHPのプレミアムタイプです。筐体素材は「再生アルミニウムや再生プラスチックなど、環境にやさしい素材を随所に使用」とのことで、筐体色はHP製品ではよく見かける「ナチュラルシルバー」です。

側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つ、うち1つがThunderbolt 4、2つがGen 2規格相当（伝送速度10Gbps）となっています。ポート構成は先日ご紹介したPavilion Plus 14-ewとほぼ同じですが、この製品は外部GPUを搭載している関係で独立したDC-INジャックを備えています（付属のACアダプターも135Wと大きな出力になっています）。

また、Webカメラは5MP（ノートPC用としては高い画素数です）で顔認証に対応し、スピーカーはHP製品ではおなじみの「Bang & Olufsen」なので、音質にも期待できそうです。

それと「HP Z3700 ワイヤレスマウス (シルバー)」も付属します。このマウスは単品で購入すると2,420円（HP公式ストアの価格）します。

3.価格など

HP Pavilion Plus 16-ab (ab0000)はHP公式ストアで販売中で、11月28日現在の価格はスタンダードモデル（Core i5）が179,880円、パフォーマンスモデル（Core i7）が199,990円です。この製品であれば日常のビジネスはもちろん、動画編集や高度な画像加工といったPC負荷の高い作業も快適にこなせるんじゃないかと思います。あと、もちろんゲーミングノートとしても使えますね。

ハイスペックなノートPCの購入を考えているが、ゲーミングノートの派手さはちょっと…、と言う人にはピッタリの製品かと思います。

4.関連リンク

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※11月28日現在、発売直後のためか上記読者クーポンは使用できませんでした