
HPがノートPC「OmniBook 5 16-cn」「HP OmniBook 5 16-bm」「HP OmniBook 5 16-bp」を発売しました。cnはIntel Coreシリーズ3 (Wildcat Lake)、bmはCore Ultraシリーズ3 (Panther Lake)、bpはAMD Ryzen AI 400シリーズ (Gorgon Point)を搭載しています。ちょっと見た感じだと、従来モデル (OmniBook 5 16-af/ag/bc)とあまり変わっていないように思われますが、筐体が一回り小さく、軽くなっています。
1. スペック
スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | Intel Core 5 320/ Core 7 350 Core Ultra 5 322/ Core Ultra 7 355 AMD Ryzen AI 5 430/Ryzen AI 7 445 |
| RAM | 16GB/32GB (LPDDR5x、オンボード) |
| ストレージ | 512GB SSD (PCIe Gen4 NVMe M.2) |
| ディスプレイ | 16.0インチOLED (1,920×1,200)タッチ |
| 無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0 |
| ポート類 | USB Type-C (10Gbps、映像/PD対応)×2※ USB Type-A (10Gbps)、USB Type-A (5Gbps) HDMI 2.1、オーディオジャック ※Core UltraモデルはThunderbolt 4×2 |
| Webカメラ | 1,080p、顔認証対応 |
| バッテリー | Intel Core:最大 23時間15分 Core Ultra:最大 39時間 AMD Ryzen:最大31時間45分 |
| サイズ | 355×245×14.5mm |
| 重量 | Intel:1.68kg / AMD:1.69kg |
バリエーションモデル
cn (Intel Core):
・スタンダード:Core 5/16GB/512GB
・パフォーマンス:Core 7/16GB/512GB
bm (Core Ultra):
・スタンダードプラス:Core Ultra 5/16GB/512GB
・パフォーマンスプラス:Core Ultra 7/32GB/512GB
bp (AMD Ryzen):
・スタンダードプラス:Ryzen AI 5/16GB/512GB
・パフォーマンスプラス:Ryzen AI 7/32GB/512GB
※左からCPU/RAM/SSD
※bmとbpはCopilot+ PCです。cnはCopilot+ PCではありません
2. OS/CPU/RAM/SSD
OSはWindows 11 Home、CPUは上に記載した通りcnがCoreシリーズ3、bmがCore Ultraシリーズ3、そしてbpがRyzen AI 400シリーズです。
これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。Coreシリーズ3のみCopilot+ PCの要件を満たしていません (NPUは内蔵しているが性能が低い)が、CPU性能だけ見ればCore Ultraシリーズ3やRyzen AI 400シリーズとそこまで大きな性能差はなく、シングルスレッド性能に関してはむしろ上です。また、Core シリーズ3はPコア+LPEコアという構成でEコアがなく、おそらく省電力性が最も高いと思われますので、AI性能 (NPU性能)にこだわらなければCoreシリーズ3搭載モデル (cn)を選択するメリットはあると思います。
RAMはCore Ultra 7 /Ryzen AI 7 445搭載モデルのみ32GB、他は16GBです。また、この製品のRAMはオンボードメモリなので購入後の増設・換装はできません。SSDは全モデル512GBです。
3. ディスプレイ

ディスプレイは16インチで解像度はWUXGA (1,920×1,200)、パネルは有機ELです。また、従来モデルと同様、全モデルがタッチ対応します。16インチのクラムシェルノートPCでタッチ対応ディスプレイを搭載する製品はあまり多くありませんが、PC操作に慣れていない人にしてみればスマホ感覚で操作できるタッチ対応ディスプレイは「とっつきやすい」と思います。
4. 筐体

筐体色はCoreシリーズ3モデルが画像左の「グレイシャーシルバー」、Core Ultraシリーズ3/Ryzen AI 400シリーズ搭載モデルが画像右の「スターリットブルー」です。「好きな色を選べる」のではなく、搭載CPUによって色が決まりますので、この点はご注意ください。

筐体には「リサイクルアルミニウムとリサイクルプラスチックが随所に使用」されているとのこと。

側面と入出力ポートの構成です。ポート配置は全モデル共通ですが、Core Ultraシリーズ3搭載モデルのみUSB Type-CポートがThunderbolt 4となります (他はUSB 3.2 Gen 2)。
なお、筐体は従来モデルよりも小さくなりました。
ニューモデル:355×245×14.5mm / 1.68-1.69kg
従来モデル:357×254×17.9-18.6mm / 1.77-1.79kg
「ミリ単位」ではありますが、全体的に小さくなっているのがわかると思います。
5. 価格など
HP OmniBook 5 16-cn/bm/bpはHP公式オンラインストアで販売中で、8月28日現在の価格は299,200円からです。現時点では販売が本格化していないため、通常価格のままになっていますが、HPは発売後少し経ってからセール価格を設定することがほとんどなので、もう少しすると価格が安くなると思います。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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