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ASUS ZenBook 13 UX331UN - 13.3インチの薄型軽量モバイルノートなのにGeForce搭載!2018年はこれが普通?

ASUS ZenBook 13 UX331UN
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ASUSの2017年冬-2018年春モデルはウインタブのストライクゾーンに入るものが多いです。でも、新製品の紹介記事を書く際、「すごく書きやすいもの」とそうでないものがあります。先日紹介した「TransBook Mini T103HAF」は「書きにくいもの」の典型です。だって、従来モデルからの変更点がすごく少ないんで、どこをアピールしていいのか判然としないですから。

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一方で、今回紹介する「ZenBook 13 UX331UN」は非常に「書きやすいもの」になります。はっきりした特徴があり、誰の目から見てもすごく魅力的ですから…。

1.スペック

ASUS ZenBook 13 UX331UN スペック表
CPUは第8世代のCore i5-8250U、RAMは8GB、ストレージは256GB SSD、そしてディスプレイは13.3インチのFHD解像度となっており、ウインタブの「上級モバイルノート勝手基準(Core i5/RAM8GB/256GB SSD/FHDディスプレイ)」に一致します。また、第8世代のCore i5-8250U(4コア8スレッド)というのは第7世代のCore i5-7200U(2コア4スレッド)よりも格段に性能アップしています。まだサンプル数が少ないので、妥当な比較になっていないかもしれませんが、Passmarkの公表値で比較してみましょう。

Core i5-8250U: 7,530
Core i7-7500U: 5,214
Core i5-7200U: 4,672
※数値が大きいほうが高性能
※2017年12月10日現在のPassmark公表値

このように、Passmarkのベンチマークスコアに限りますけど、第7世代のCore i7-7500Uよりもずっと高性能という結果になっています。ウインタブではまだこのCPUをレビューしたことがないので、この結果については何とも言えませんが、少なくとも「期待してよし」だと思います。

そして、この製品の一番の目玉は外部GPUの搭載です。GeForce MX150というのはGeForce 940MXの後継に当たる存在で、Pascal世代のモバイル用GPUとしてはボトムラインに属するものではありますが、いつも書いているようにこれを積んでるかどうかでグラフィック性能はまるっきり別次元になります。

このスペックだとゲーミングノートPCには及びませんし、本格的にオンラインゲームをするには少し物足りない、ということにはなりますが、非ゲーム用途であれば極めて快適に動作するはずです。ドラクエみたいな比較的軽めのオンラインゲームなら問題なく遊べるでしょうし、画像加工とか動画編集についても、この製品がモバイルノートであるということを考慮すれば納得の行くパフォーマンスになるでしょう。

それでいてこのサイズです!厚さわずか13.9 mm、重量も1.14 kgですから、外部GPUを搭載することのハンデみたいなものは全く感じられません。というか13.3インチのモバイルノートとして優秀なサイズ感だと思います。

2.筐体

ASUS ZenBook 13 UX331UN 正面
今どきの上級モバイルノートらしく、ベゼルはかなり細くなっています。しかし、サイドのベゼル幅が10 mmということなので、他社製品の一部に見られるような「超狭ベゼル」というほどではありません。また、ディスプレイの液晶については「IPS」という表記がありませんでしたが、視野角が170度確保されていることから、おそらくIPS同等のものが使われていると思います。

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ASUS ZenBook 13 UX331UN 筐体色
カラーバリエーションはZenBookらしい「ロイヤルブルー」と「グレーメタル」の2色です。筐体素材については説明がありませんが、ZenBookのシンボルとも言える天板のスピンメタル加工と13.9 mmという厚さを考慮すると、おそらくメタル素材と思われます(プラスティックだと厚みが出てしまいますから)。

ASUS ZenBook 13 UX331UN 薄型筐体
他のZenBookシリーズと同様、特にロイヤルブルーの筐体色が非常に美しいと感じられ、薄型筐体ということもあり、デザインが素晴らしいです。

ASUS ZenBook 13 UX331UN キーボード
すみません、画像が見にくいんですけど、キーボードです。日本向けには「86キー日本語キーボード」が装備されます。もちろんバックライトがつき、指紋センサーもあります。キーピッチについては説明がありませんでしたが、キーストロークは1.35 mmとなっています。

それと、この製品のスピーカーは「Harman Kardon」で、音質にも期待できますが、音量が「従来品の3.5倍」というパワフルなものになっています。音が大きければいいと言うわけではありませんが、アンプに余力があるというのは音質面でもアドバンテージになると言えるでしょう(すいません、このへんあまり詳しくないです)。

ASUS ZenBook 13 UX331UN 入出力ポート
入出力ポートです。まあ、ノートPCの入出力ポートは「多いに越したことはない」んですけど、厚さ1.39 mmのモバイルノートとしては納得できるレベルと言えるでしょう。とりあえず購入当初はハブのお世話にならずに済みそうですね。

3.価格など

ASUS ZenBook 13 UX331UNは12月15日の発売予定で、ASUSの直販サイト「ASUS Shop」ではすでに予約注文を受け付けています。12月11日現在の価格は税込み129,384円です。

13.3インチでCore i5搭載のモバイルノートというのは各社とも非常に力が入っていて、魅力的な製品が目白押しです。10万円を切るコストコンシャスなもの、薄さと軽さにこだわったものなど、私達の機種選び上の優先順位に応じて様々なものが選べます。

しかし、この製品は競合製品と比較しても明らかに魅力的だと思います。モバイルノートの必須条件である「軽さ(できれば薄さも)」で文句なしの水準、ロイヤルブルーの美しい筐体、そして外部GPU搭載のパワフルな性能と、どこをとっても素晴らしいですよね。先日紹介記事を書いた「Lenovo V720」も外部GPU搭載機ですが、2018年はこんなタイプのモバイルノートが主流になるかもしれないなあ、と思いました。

4.関連リンク(ASUS Shop)

ASUS ZenBook 13 UX331UN-8250B(ロイヤルブルー)
ASUS ZenBook 13 UX331UN-8250G(グレーメタル)

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コメント

  1. E=mc^2 より:

    厚さ1.39ミリとかやばい(こなみ

    来年にはRaven Ridgeが来ますし、そうなるとIntelのiGPUでは苦しいでしょうからね
    ASUSがRaven機出すかどうかは知りませんけど、競争考えると積んでおきたいのは確かでしょう

  2. 匿名 より:

    サイズ、重量、性能のバランスに価値を見出だす人にはこれが本命。
    国内未発表のままだったのでlenovoがそのうち出すのを待つかと諦めかけていましたが、年末に良いニュースが入って一安心。
    raven ridgeも魅力的ですが、あっちは時期的にもう少しかかるみたいですね。

  3. 匿名 より:

    VR専用外部PCが500gで実現出来そう。

  4. 匿名 より:

    2.の方が仰る通り、LenovoのIdeapad 720SにRyzen 5 2500U搭載型が予定されているようですので、そちらが競合製品になるんじゃないかと思っております。

  5. 匿名 より:

    これファン積んでるですか