ASUSが高性能なノートPC「Vivobook 14X X1403/ Vivobook 15X OLED X1503」を発売しました。CPUに第12世代(Alder Lake)のCore i7-12700Hを搭載する高性能な製品で、15.6インチのVivobook 15X OLED X1503はディスプレイに有機ELパネルを採用しています。
目次
1.VivoBook 14X/15X OLED スペック
スペック表
VivoBook 14X/15X OLED |
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OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core i7-12700H |
外部GPU | なし |
RAM | 16GB(DDR4-3200) |
ストレージ | 512GB SSD(PCIe3.0 ×2接続) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14インチ(1,920 × 1,200) 15.6インチOLED(2,880 × 1,620)120Hz |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB 3.2 Gen1 Type-C(データ伝送のみ)、USB3.2 Gen1 × 2、USB2.0、HDMI、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(92万画素) |
バッテリー | 14X:50Wh / 15X:70Wh |
サイズ | 14X:317.1×221.98×19.9~20.0mm 15X:356.8×227.6×20.2mm |
重量 | 14X:1.6 kg/15X:1.7 kg |
バリエーションモデル
Vivobook 14X X1403(以下、14Xと書きます)、Vivobook 15X OLED X1503(以下、15Xと書きます)とも上記スペック表の単一バリエーションですが、WPS Office付属モデルとOffice Home&Business 2021付属モデルが設定されています。
コメント
CPUは第12世代の高性能タイプ(型番末尾H)のCore i7-12700Hです。この型番はゲーミングノートにも搭載されるものですが、14X/15Xとも外部GPUは搭載していません。また、2機種ともRAMは16GB、SSDは512GBです。
ディスプレイは14Xが14インチで1,920 × 1,200解像度(アスペクト比16:10)、15Xが15.6インチで2,880 × 1,620解像度(アスペクト比16:9)で、15X「のみ」有機ELパネル、リフレッシュレート120 Hzです。14Xと15Xは主要スペックがほぼ共通ですが、ディスプレイ仕様は大きく異なりますのでご注意下さい。
通信まわりではWi-Fi6に対応し、入出力ポートはUSBが合計で4つ、HDMIも装備しますが、USB Type-Cポートに関しては高速な規格ではなく、また、USB Type-Cポートは映像出力や給電には対応していません。先日来ウインタブの旅行・出張関連記事(1 / 2 / 3)で、「最近のノートPCの多くはUSB Type-Cポートからの充電・給電が可能」と書いていましたが、この2機種はそうではない、ということです。
サイズは14X/15Xとも2022年のノートPCとしては標準的(あるいは横幅が小さめ)ですが、14Xのほうは重量が1.6 kgと、モバイルノートとして見るにはちょっと重いですね。逆に15Xは15.6インチサイズながら1.7 kgと軽量です。
2.VivoBook 14X/15X OLED 筐体
筐体サイズが異なるものの、14Xと15Xはほぼ共通のデザインです。外観で異なるのはこの「正面からのアングル」と「キーボード」ですね。両者はディスプレイのアスペクト比が異なりますので、並べてみると14Xのほうが縦長に見えます。
天板です。15Xの画像ですが14Xも同じデザインです。筐体色は「クワイエットブルー」のみで、筐体素材は不明ですがおそらく金属製と思われます。また、この筐体は「ASUS アンチバクテリアガード」という表面処理が施されており、「細菌の増殖を99%以上抑制」できるとのことです。
ヒンジは180°(水平位置)まで開口可能です。ビジネスミーティングの際などに、向かい側に座っている人と画面の共有がしやすくなりますね。最近のノートPCはこのような構造になっていることが多いです。
キーボードです。14インチの14Xはテンキーレス、15.6インチの15Xはテンキー付きで、この画像では英語配列になっていますが日本仕様はもちろん日本語配列です。ともにキーピッチは19.05 mm、キーストローク1.35 mm、キートップに0.2 mmのくぼみがあります。なお、メーカー製品ページでは「最新のASUSエルゴセンスキーボードは、弾みとストロークが緻密に計算されており、あなたの動きやタッチ操作と連動して、これまでにない入力体験を実現します」という説明がありましたので、従来のキーボードから改善されたものが装備されているかもしれません(確認できていません)。
側面と入出力ポートの配置です。14X/15Xとも共通のレイアウトで、右側面(画像上)にポート類が多く配置されていますが、左側面(画像下)にもUSB Type-Aポートがありますので、使い勝手は悪くないと思います。
3.VivoBook 14X/15X OLED 価格など
ASUS VivoBook 14X/15X OLEDはASUS Store限定販売で、7月15日現在キャンペーン価格になっています。14Xが税込み109,800円から(通常価格は139,800円から)、15Xが税込み124,800円(通常価格159,800円)からです。また2機種とも「30日間返品保証キャンペーン」の対象になっていますので、初期不良とかでなく、単に「イマイチ気に食わない」などの理由でも30日以内であれば返品ができます(詳しくはこちらをご覧ください)。
これね、「買い」でいいでしょう。特に15Xのほう。Core i7-12700HにRAM16GB、512GB SSDでディスプレイは高精細な有機EL、重量も1.7 kgと出張に持っていける重さ(ちょっと重いけれど、そのぶん大画面ですし、テンキー付きキーボードですし…)、さらに30日間返品保証がついて124,800円というのは安いと感じます。また、ウインタブの経験上、「ASUSの有機EL」は発色品質も抜群です。おすすめですね。
4.関連リンク(ASUS Store)
Vivobook 14X X1403ZA(WPS Office2)
Vivobook 14X X1403ZA(Microsoft Office)
Vivobook 15X OLED X1503ZA(WPS Office2)
Vivobook 15X OLED X1503ZA(Microsoft Office)