Xiaomi Pad 6 － Xiaomiの高性能タブレット、グローバル版が発表されました。スペックの割に価格も手頃

Xiaomiがタブレット「Xiaomi Pad 6」グローバル版を発表しました。8月4日からAliExpressでワールドプレミア（セール）が開催されます。ウインタブがいつもご紹介している中国メーカー製品よりもスペックが良く、セール価格も低めになっています。

1.Xiaomi Pad 6 スペック

スペック表

バリエーションモデル

・RAM6GB/ストレージ128GB
・RAM8GB/ストレージ128GB
・RAM8GB/ストレージ256GB

コメント

OSはAndroid 13ベースのMIUI Pad 14です。先日Teclast T50 Proの実機レビュー記事で少しだけ触れましたが、Android 13はタブレットなどの大画面端末で使いやすくなるようなUIが追加されており、Xiami Pad 6でもそれらの新機能（UI）が追加されているようです（ただし、MIUIは高度にカスタマイズされたUIのため、実際どのくらい大きな変更がなされているのか、ウインタブとしては何とも言えません）。

CPUはSnapdragon 870です。Antutu Ver.9のスコアが70万点をマークする（出所：Nanoreview）高性能な型番です。

RAMとストレージの構成は上の「バリエーションモデル」のところに記載したとおりです。CPU性能が高いので、8GB/256GBにしておきたいところでしょう。

クリックで拡大します

ディスプレイは11インチで解像度は2,880 × 1,800（アスペクト比16:10）、Xiaomi Pad 5よりも高解像になり、リフレッシュレートも144Hzになりました。また、Dolby Vision、HDR10、そしてDCI-P3対応と、発色品質も素晴らしいものになっています。

Xiaomi Pad 6はXiaomi Smart Pen 2nd Generationでのペン入力に対応します（ペンは別売り）。筆圧は4,096段階と、Xiaomi Pad 5と変わりませんが、ペンが新世代になったことにより品質がさらに向上しているものと思われます。また、本体の上部ベゼルにマグネットで取り付ければ充電される仕組みも継承しています。

カメラはイン8MP、アウト13MPと、数値上はXiaomi Pad 5から変更されていません。

クリックで拡大します

バッテリーは8,840 mAhと大容量で、33Wの急速充電にも対応しますが、ワイヤレス充電には対応しません。また、リバースチャージ（この製品をモバイルバッテリー代わりにして他のデバイスを充電できる機能）については説明がありませんでした。

2.Xiaomi Pad 6 筐体

カメラ付近のデザインがXiaomi Padから変更されていますが、「まあタブレット」なので外観が大きく変わった、という感じではありません。背面のロゴ付近にPOGOピンが見えますが、これはキーボード接続用です。Xiaomi Pad 5では底面にありましたので、位置が変更されています。

なお、サイズはXiaomi Pad 5から若干変わっています。

Xiaomi Pad 6：253.95 × 165.18 × 6.51 mm / 490 g
Xiaomi Pad 5：254.69 × 166.25 × 6.85 mm / 511 g

その差はわずかですが、少しでも小さく、薄く、軽くなったことは歓迎ですね。なお、筐体色は「Gravity Gray」「Gold」「Mist blue」の３色が用意されます。

クリックで拡大します

スピーカはXiaomi Pad 5と同様、4スピーカーでDolby Atmosに対応します。

3.Xiaomi Pad 6 価格など

Xiaomi Pad 6はAliExpress内のXiaomi Mi – Global Storeに製品ページがあり、8月4日午後4時（日本時間）からワールドプレミア（セール）が開催されます。セール価格は6GB/128GB版が339ドル（約48,200円）、8GB/128GB版が369ドル（約52,500円）、8GB/256GB版が399ドル（約56,700円）とアナウンスされています。なお、Xiaomi Mi – Global StoreはXiaomiの直営ではないと思われますが、トップブランドマークがついたショップですし、評価も高いので、購入には問題ないものと考えます。

…しかし、ドル建てだとずいぶん安く感じられるのですが、もはや1ドル140円オーバーになってしまっているので、円建てだと思ったより高く感じられますね。とはいえ、AliExpressでの価格はスペックの割に割安だと思います。なお、未確認情報（Twitterのタイムラインで見た程度です）ですが、技適マークもついているようなので、日本での正規販売にも期待ができそうです。

いわゆる安価な中華タブには飽き足りない人、Xiaomiファンの人には非常に魅力的なタブレットですね。

4.関連リンク

Xiaomi Pad 6：Xiaomiグローバルサイト
【PR】Xiaomi Pad 6：Xiaomi Mi – Global Store（AliExpress）