OPPO A73 － ディスプレイが有機ELにアップグレードされたOPPOの新ミッドレンジモデル、レザー調の背面も魅力です

こんにちは、かのあゆです。OPPOブランドを展開するオウガ・ジャパン株式会社が11月20日に最新スマートフォン「OPPO A73」を投入しました。これは、昨年発売され、「低価格ながらちょうどいい性能」で人気となった「OPPO A5（2020）」の後継機に相当する機種です。

約3万円で購入できる手の出しやすい機種でありながら、クアッドレンズ構成のアウトカメラに有機ELディスプレイ、そして背面にレザー調のデザインも採用した魅力的な一台に仕上がっています。

1.スペック

OPPO A73はAndroid 10ベースのカスタムOSである「Color OS 7.2」を搭載しています。日本参入直後はOSのメジャーアップデートをあまり積極的に行ってこなかったOPPOですが、近年の端末ではしっかりとアップデートの提供が行われており、前モデルとなるOPPO A5（2020）でもAndroid 10へのアップデートが提供中となっているため、OPPO A73もそう遠くないうちにAndroid 11へのアップデートが提供されるかと思われます。

CPUはQualcomm Snapdragon 662を搭載しています。これはOPPO A5（2020）で採用されていたSnapdragon 665のマイナーチェンジ版となり、先日紹介記事を掲載したRakuten HandやAQUOS Sense 4に搭載されているSnapdragon 720Gと比較すると性能は控えめなので、重量級ゲームのプレイにはあまり向いていませんが、普段使いには十分な性能を備えています。

RAMは4GB、内蔵ストレージは64GBで、3年前のハイエンドスマートフォンと同等のスペックですが、2020年のスマホとしては少し容量が控えめです。MicroSDカードによるストレージ拡張にも対応しているので、写真や音楽データなどはそちらに保存するようにすれば容量不足に困ることはないでしょう。

ディスプレイは6.44インチで、OPPO A5（2020）から解像度がHD+（1,600 x 700）→ FHD+（2,400 x 1,080）に、採用パネルがIPS液晶 → 有機ELにアップグレードされています。それに伴い指紋認証センサーはディスプレイ埋め込み式のものに変更されています。表示が美しいだけでなく、強い日差しでは画面の明るさを自動調整してくれる「サンライトスクリーン機能」と就寝前に低照度に落としてくれる「ムーンライトスクリーン機能」が搭載されているため、目への負担も抑えられています。

カメラはイン16MP、アウト16MP（メイン） + 8MP（超広角） + 2MP（モノクロ） + 2MP（ポートレート）という構成です。OPPOといえばカメラ性能に力を入れているスマートフォンメーカーの一つですが、oppo A73でも「AIダズルカラー」機能が搭載されており、シーンに応じて最適な色合いに調整してくれます。

モバイルネットワークは3G/4Gのみのサポートとなりますが、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの主要4キャリアの回線をサポートしています。またOPPO A73では物理SIM（nanoSIM）だけでなく、eSIMにも対応しています。

バッテリー容量は4,000 mAhで、Qualcomm Quick Charge 3.0による急速充電をサポートしています。

2.筐体

前面は近年ミッドレンジスマートフォンでも採用する端末が増えてきた「パンチホールノッチ」ではなく、「ティアドロップノッチ」が採用されています。全体的なデザインは前モデルのOPPO A5（2020）に似た印象です。背面には指紋認証センサーがディスプレイ埋め込み式になったため、すっきりした印象です。

筐体色は「ダイナミック・オレンジ」と「ネイビー・ブルー」の２色展開で、背面の色だけではなく、側面の色使いも異なります。

どちらもレザー調の素材が採用されているため、価格以上に高級感のあるデザインとなっています。

3.まとめ

OPPO A73は楽天モバイル、MVNO各キャリア、家電量販店、Amazon.co.jpなどのオンラインストアで販売中となっており、12月9日現在の楽天モバイルでの価格は28,000円（税込み30,800円）ですが、例によって「派手なキャンペーン中」のため、「製品のみの購入で2,000ポイント、Rakuten UN-LIMIT Vの同時契約でさらに5,000ポイント」の楽天ポイントがつきますので、（楽天市場などで買い物をする前提ですが）実質税込み23,800円で購入が可能です。

Rakuten UN-LIMIT Vについてはこちらの記事をご覧ください。
楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Vを契約しました。「1年間タダ」に釣られました

同じ価格帯で販売されていたOPPO AX7やOPPO A5（2020）も質感の高い筐体とちょうどいい性能、価格のバランスがとれた端末として人気がありましたが、今回のOPPO A73はディスプレイがFHD+有機ELにアップグレードされ、背面に質感の高いレザー調のデザインを採用するなどさらに魅力的な端末に進化しています。

eSIMにも対応しているため、楽天モバイル回線との相性もぴったりです。もちろんドコモ、au、ソフトバンク回線での利用も可能です。CPUの性能自体は前モデルのOPPO A5（2020）からほぼ据え置きのままですが、普段使いには十分な性能となっており、初心者からガジェットマニアのサブ機として幅広くおすすめできる端末です。

4.関連リンク

OPPO A73：OPPO
OPPO A73：楽天モバイル
楽天モバイル　TOP：楽天モバイル
Rakuten UN-LIMIT V：楽天モバイル