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motorola moto e7シリーズ - 価格を抑えたエントリーモデル、バッテリー持ちが良くサブ機としてお勧めです

moto e7シリーズ 紹介
こんにちは、かのあゆです。motorolaが「moto e7シリーズ」を発表しました。2020年8月に国内で発売した「moto e6s」の後継モデルで、エントリークラスのCPUを採用することにより価格を抑えています。

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スペックはそこまで高くありませんが、moto e7では暗所でも綺麗に写真を撮影できる「ナイトビジョンモード」に対応しており、2台目、3台目としてちょうどいい機種です。

1.スペック

   moto e7/moto e7 Power
OS  Android 10
CPU  MediaTek Helio G25
RAM  moto e7:4GB
moto e7 Power:2GB
ストレージ  moto e7:64GB
moto e7 Power:32GB
ディスプレイ  6.5インチ(1,600 x 720)
LTEバンド LTE:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41
W-CDMA:B1/2/5/8
SIM  nanoSIM x 2
ネットワーク IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 5.0
入出力  USB Type-C、MicroSDカード、3.5mmイヤホンジャック
カメラ  moto e7:イン8MP/アウト48MP + 2MP
moto e7 Power:イン5MP/アウト13MP + 2MP
バッテリー  moto e7:4,000 mAh
moto e7 Power:5000 mAh
サイズ  moto e7:164.93 x 75.73 x 8.89 mm
moto e7 Power:165.08 x 75.86 x 9.2 mm
重量  moto e7:180 g
moto e7 Power:190 g

搭載OSはAndroid 10です。現時点で最新バージョンとなるAndroid 11ではありませんが、機能的な差異はそれほど大きくないので特に気にせず使っていけるでしょう。motorolaの国内向け端末では素のAndroidベースのソフトウェアを採用しているため、カスタムUIの操作性に慣れない方でも違和感なく使えると思います。

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CPUはMediaTek Helio G25を採用しています。これはMediaTek Helio P22のマイナーチェンジ版となるCPUで、ゲームパフォーマンスを向上させる「Hyper Engine」が新たに搭載されていますが、Antutuのスコアは10万点程度となっており、GPU性能も高くないので3Dゲーム用途には向いていません。通話やWEBブラウジング、SNSメインの使い方であれば特に不満なく使えます。

RAMとストレージはmoto e7が4GB/64GB、moto e7 Powerが2GB/32GBという構成です。moto e7に関しては十分なスペックとなっていますが、moto e7 Powerに関しては通常のAndroid OSを動作させるにはもはや厳しいスペックとなっており、複数のアプリを同時に立ち上げるような用途には向いていません。

ディスプレイはmoto e7、moto e7 Powerともに6.5インチHD+(1,600 x 720)です。エントリークラスとしては標準的なスペックですが、ドットなどは特に目立つことはなく、IPS液晶を採用していることもあり普段使いであれば不満なく使えるでしょう。

moto e7 カメラ

カメラはmoto e7がイン8MP、アウト48MP + 2MP、moto e7 Powerがイン5MP、アウト13MP + 2MPという構成です。上位モデルであるmoto e7ではアウトカメラに48MPの高画素センサーを採用しており、暗い場所でも美しい写真を撮影できる「ナイトビジョンモード」を備えるなど、エントリークラスながらカメラ機能は充実しています。

バッテリーはmoto e7が4,000 mAh、moto e7 Powerが5,000 mAhで、それぞれ10W出力の急速充電に対応します。

2.筐体

moto e7シリーズ 前面

(左:moto e7 右:moto e7 Power)

前面はmoto e7、moto e7 Powerともに涙目型ノッチを採用します。この価格帯のスマートフォンとしてはスタンダードなデザインですね。左右ベゼルはmoto e7 Powerの方が狭くなっています。

moto e7 背面
moto e7の背面は中央にアウトカメラが配置されたデザインです。素材はプラスチックかと思われますが、安っぽさは感じられずなかなかスタイリッシュです。筐体色は「ミネラル・グレー」と「コーラル・レッド」です。

moto e7 Power 背面
moto e7 Powerは右上にアウトカメラレンズを配置した標準的なデザインを採用します。こちらはよりカジュアルな印象となっており、女性ユーザーが使っても違和感はなさそうです。筐体色は「タヒチ・ブルー」と「コーラル・レッド」です。

3.まとめ

moto e7シリーズは2月26日に家電量販店、MVNO各社から販売開始となる予定で、価格はmoto e7 Powerが16,800円(税込)、moto e7が18,800円(税込)です。

性能に関しては完全にエントリークラスの端末となるため、メイン端末として使うには厳しいですが、moto e7に関してはカメラ性能にも力を入れているのでスマートフォンでゲームをあまりプレイしない方や、2台目、3台目のサブ機を探している方にちょうどいい機種です。ただグローバル市場では上位モデルとしてSnapdragon 460を採用するmoto e7 Plusも投入されており、よりスペックの高いこちらも投入してほしかったところです。

moto e7 Powerは軽量版の「Go Edition」ではなく通常のAndroid OSを搭載しており、今となっては少なすぎるRAM 2GBという構成は割り切った使い方をしないと快適に使うには厳しく、同じ価格帯でスペックが高いXiaomi Redmi 9Tの国内端末が先日始まっていることもあり、ちょっとおすすめしにくいかなあ、というのが正直な感想です。

4.関連リンク

moto e7:motorola
moto e7 Power:motorola

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