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HUAWEI HONOR 9X / 9X Pro - ハイエンドクラスの実力を備えたミッドレンジスマホ!これは欲しい!

HONOR 9X / 9X Pro
すみません、最初にお断りを。この製品の呼称は「HONOR 9X / 9X Pro」で、HUAWEIというのはつきません。HONORというのはHUAWEIのブランド名なのですが、ブランド戦略上HUAWEIを名乗ってないんです。この記事ではHUAWEI製品にあまり詳しくない人もわかりやすいようにタイトルにあえてHUAWEIをつけています。ご了承ください。

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ということで、7月23日に発表されたHONOR 9X/9X Pro、価格はミッドレンジ(から)ですが、内容としてはハイスペックスマホと呼んでいいくらいになっています。

1.スペック

HONOR 9X / 9X Pro
OSはAndroid 9ベースの独自UI「EMUI9.1.1」が搭載されます。このEMUIもXiaomiのMIUIと同じく「グローバル版」というのがありまして、海外通販で購入する場合は注意が必要です。少なくとも7月28日時点でgeekbuyingで販売されているものはグローバル版ではなく、「Google関連サービスがない。言語は英語と中国語のみ」という但し書きがついていましたので、EMUIに詳しくない人はもう少し待ってグローバル版が追加されてから購入すべきと思います。

CPUはKirin 810で、位置づけとしてはミッドレンジあるいはミッドハイということになりますが、パフォーマンスは非常に高いです。

HONOR 9X / 9X Pro
この画像はAntutuの公式サイトにあったものです。最新ハイエンドのSnapdragon 855には及びませんが、このくらいのスコアであれば、少なくとも私のレベル(ゲームの腕前)ではゲームプレイも含め、一切不満を感じることなく使えるでしょう。

RAMとストレージは下位モデルの9Xと上位モデルの9X Proで構成が異なります。9Xは4GBもしくは6GB、9X Proは8GBです。ストレージも9Xが64GBもしくは128GB、9X Proは128GBもしくは256GBです。個人的には4GB/128GBとか、せいぜい6GB/128GBくらいで十分満足ですけどね。

ディスプレイはインカメラをポップアップ式にしたことにより、全面ベゼルレスを実現しています。サイズは6.59インチで、解像度は2,340 × 1,080です。

もうひとつ9Xと9X Proで構成が異なるのがカメラです。イン側は16MPのポップアップ式と共通ですが、アウト側が9Xではデュアルレンズ、9X Proだとトリプルレンズとなります。ただし、メインは48MPという超高画素数であるのは同じです。またこのカメラはセンサーが1/2インチと大型になっていますので、(もともとHUAWEI製品のカメラは非常に優秀ですが)画質の方も大いに期待できます。

バッテリーは4,000 mAhで、「10時間のゲームプレイ、もしくは10時間の動画再生(ストリーミング)」が可能と発表されています。

サイズはちょっと大きめというか、少し重いかもしれません。206 gと、200 gを越えてしまいました。

2.筐体

HONOR 9X / 9X Pro
こちらは9Xの画像です。基本的に9Xと9X Proは共通のデザインになっていて、上に書いたとおり、インカメラがポップアップ式のため、前面にノッチはありません。背面に特徴があり、3Dグラデーションで「X」が浮き上がるようなものになっています(すみません、実物を見ていないので、適切な表現ではないかもしれません)。

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HONOR 9X / 9X Pro
外観上の識別点はアウトカメラですね。9X Proのみトリプルレンズなので、この部分だけはデザインが異なります。

HONOR 9X / 9X Pro
側面の画像です。上が右側面ですが、電源ボタンが指紋センサーを兼ねています。つまり、ディスプレイ埋込式の指紋センサーではない、ということですね。

HONOR 9X / 9X Pro
筐体色は9Xがブラック、ブルー、レッドの3色、9X Proがブラック、パープルの2色です。よく見ると背面の「X」の模様も9Xと9X Proで異なるようですね。

3.価格など

HONOR 9X / 9X Proは中国の通販サイト「Banggood」と「geekbuying」に製品ページがあり、geekbuyingでは9Xのみプレオーダーがスタートしています。7月28日現在のgeekbuyingでの価格は9Xの4GB/64GBが278.99ドル(31,212円)、6GB/64GBが316.99ドル(35,407円)、6GB/128GBが388.99ドル(43,518円)です。またBanggoodでは9X / 9X Proとも製品ページがあるものの、7月28日現在は「In Stock Alert(入荷お知らせ)」のステイタスになっていて、まだ販売がスタートしていません。参考価格は9Xの4GB/64GBが279.99ドル(30,949円)、6GB/64GBが309.99ドル(34,265円)、6GB/128GBが369.99ドル(40,897円)、9X Proの8GB/128GBが409.99ドル(45,318円)、8GB/256GBが449.99ドル(49,740円)です。

私なんかはトリプルレンズとか大容量のRAM/ストレージはあまり必要ではないので、9Xの4GB/64GBくらいでもいいや、と思いますが、その場合は3万円ちょっとで買える、ということになります。Antutuが余裕で20万点を越え、48MPの「HUAWEI品質の」カメラ(しかもトレンドのポップアップ式)がついてこの値段というのは驚異的ですね。

ただ、記事中に記載したとおり、現在geekbuyingで販売されている9Xはグローバル版ではないので、OSの日本語化とかGoogle関連サービスの導入を自分でやる必要があります。EMUIの日本語化について私は十分な知識がないので詳しい言及はできませんが、Google関連サービスの導入については、「かなりめんどくさい」です。なので、グローバル版が追加されるのを待つほうがいいでしょう。

4.関連リンク

HONOR Introduces HONOR 9X and HONOR 9X PRO; Rapidly Evolves Product Lineup in China:HONOR公式サイト(英語)
HONOR 9X:geekbuying
HONOR 9X(4GB/64GB):Banggood
HONOR 9X(6GB/64GB):Banggood
HONOR 9X(6GB/128GB):Banggood
HONOR 9X Pro(8GB/128GB):Banggood
HONOR 9X Pro(8GB/256GB):Banggood

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コメント

  1. H.H より:

    これはすごいコスパ!
    iPhone信者の友人たちに見せてやりたいくらいです!
    スマホといえば、7月初め発売のVIVOのIQOO Neoって言うやばいスペックのスマホが(SoCはスナドラ845ですが)本国のサイトで2298元(日本円で36000円くらい)で売られてましたよ。この記事のスマホと同じく重さがネックですけどね。

  2. YK より:

    2020年2月に、この記事も参考にしつつ320USDくらいでpro版(8GB/256GB)を購入しました。
    ちなみに当時のレートは110円弱で、為替手数料を入れても112JPY/USDくらいだったのではないかと。
    月日は流れ、本日、久しぶりにアップデートが降ってきまして驚きました(Harmony OSが2.0から3.0へ)。
    アップデートなんてもうないんだろうなと諦めており、今年中に新機種を買おうと思っていたのですが、まだコイツで戦えますね。
    ポップアップカメラも不具合ありません。

    • wintab より:

      このタイミングでアップデートというのは驚きですよねー。また、当時の為替レートを見て「羨ましい…」と思いました。

      • YK より:

        コメントいただき、どうもありがとうございます。
        もっと前はRedmi Note 2や5を使っていましたが、2万円も出せば買えたと思います。
        昨今の円安や世界的なインフレ傾向で、中華端末も言うほど安くなくなってしまいましたね。
        あと、やむを得ないとはいえ、HUAWEI機が色んな意味で使いづらくなってしまったのも残念です(タブレットを含め)。