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Galaxy Z Fold5 - キープコンセプトながらより高性能になったSamsungの最新折りたたみスマホ。実機も見てきました!

Galaxy Z Fold5 紹介記事
Samsungが「Galaxy Z Fold5」をグローバルで正式発表しました。折りたたんだ状態ではスマホとして、カバーを開いた状態ではタブレットとして使用できる折りたたみスマートフォンで、2019年に登場した初代モデルから数えて5世代目となります。

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相変わらず気軽に購入できるとは言えない価格帯の製品ですが、スマートフォンとしてのスペックも高く、個人的にも注目しています。さっそく原宿にある「Galaxy Harajuku」にてグローバルモデルの展示機に触れてきましたので、実機の写真も掲載しながら紹介させていただきます。

1.Galaxy Z Fold5 スペック

スペック表

   Galaxy Z Fold5
OS OneUI 5.1.1(Android 13ベース)
CPU Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy
RAM 12GB
ストレージ 256GB/512GB/1TB
ディスプレイ カバーディスプレイ:6.2インチ(2,316 × 904)
メインディスプレイ:7.6インチ(2,176 × 1,812)
いずれもDynamic AMOLED 2X Infinity Flex, 120Hz
LTEバンド 対応バンド未公開(2023年7月30日現在)
SIM nanoSIM + eSIM
ネットワーク Wi-Fi6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.3
入出力 USB Type-C
カメラ カバー10MP/インセルフィー4MP/アウト50MP + 12MP + 10MP
バッテリー 4,400 mAh
サイズ 折りたたみ時:67.1 × 154.9 × 13.4 mm
ディスプレイ開口時:129.9 × 154.9 × 6.1 mm
重量  253 g

バリエーションモデル

・12GB/256GB
・12GB/512GB
・12GB/1TB
 ※左からRAM/ストレージ

コメント

OSはAndroid 13ベースのOneUI 5.1.1です。素のAndroid 13でもタブレット・折りたたみスマホ向けの最適化が進められていますが、OneUI 5.1.1では複数アプリを同時利用できるマルチウィンドウや改良されたタスクバーなど、大画面を生かした機能を利用できます。Samsung DeXもあり、外部モニター等に接続すればPCに近い操作性でAndroidアプリを操作できます。

CPUはSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyです。内蔵GPUのAdreno 740はハードウェアによるレイトレーシングもサポートし、ゲーム機としても高い性能を有しています。現時点ではレイトレーシングに対応したAndroid向けゲームタイトルはかのあゆが確認した限りでは存在していませんが、今後リリースされた場合、より美しいグラフィックを堪能できると思います。RAMは12GB、内蔵ストレージは256GB/512GB/1TBです。

ディスプレイは折りたたんだ状態で使用するカバースクリーンが6.2インチ(2,316 × 904)、開口した状態で使用するメインスクリーンが7.6インチ(2,176 × 1,812)です。メイン、カバーともにDynamic AMOLED 2X(有機EL)を採用し、リフレッシュレートは120Hzです。

メインスクリーンでは大画面を生かしてマルチウィンドウ表示で複数アプリを同時利用でき、画面上部にアプリ、下部にソフトウェアキーボードや仮想ゲームパッドを表示することができる「フレックスモード」も利用できます。

カバースクリーン側でもゲームを楽しむことが可能
カバーディスプレイも解像度が高く、折りたたんだ状態でも通常通りアプリの実行が可能で、ゲームも楽しめます。カバーディスプレイもリフレッシュレートは最大120Hz表示までサポートされているのでなめらかな画質でゲームを楽しめます。

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Sペンもサポート
別売となりますがSペンもサポートしているので、メモアプリでの手書き入力や本格的なイラスト作成も可能です。「CLIP STUDIO PAINT」も2020年にAndroid版がリリースされていて、実際にFoldシリーズでイラスト作成をされている方もいるようですね。

カメラはカバー10MP、イン4MP、アウト50MP(メイン) + 12MP(超広角) + 10MP(望遠)です。スペック自体はGalaxy Z Fold4から変更されておらず、最大30倍まで拡大できるスペースズームも引き続き利用できます。プロレベルの写真を簡単に撮影できる「Expert RAW」アプリもあり、カメラ性能も決して妥協していません。

バッテリー容量は4,400 mAhです。25W出力の急速充電と15W出力のワイヤレス充電、他のスマートフォンやアクセサリー類をワイヤレス充電できる「ワイヤレスパワーシェア」をサポートします。

2.Galazy Z Fold5 筐体

カバースクリーン側
通常のスマートフォンでは前面に相当するカバースクリーン側の画像です。電話として使用する場合はこの状態になりますね。

折りたたんだ状態でも小型スマートフォンとして違和感のないサイズ感
折りたたんだ状態での厚みもGalaxy Z Fold4の15.8 mmから13.4 mmまで薄型化され、持ちやすくなりました。

メインスクリーン
カバーを開口してメインスクリーンを展開した画像です。動画やゲーム、電子書籍といったコンテンツを大画面で楽しむ際や、画面分割、フローティングウィンドウ機能を使用して複数アプリを同時利用する際はこの状態で使用します。7.6インチなのでタブレット製品と比較すると少しコンパクトなサイズ感です。

折り目がなくなった・・・訳ではないがだいぶ目立ちづらく
フレックスヒンジ部が改良されたことにより、折りたたんだ状態での隙間がなくなり、ぴったりディスプレイを閉じることができるようになっただけでなく、画面中央の「折り目」も目立たなくなりました。実機で確認したところ、完全に折り目がなくなった…訳ではありませんが、言われなければ気にならないレベルまで軽減されていました。

背面
背面です。Galaxy Z Fold2以降デザインの大きな変更はありません。ガラス素材が用いられており、高級モデルらしく手に持ったときの手触りや質感も高くなっています。筐体色は「ファントムブラック」「アイシーブルー」「クリーム」です。

だいぶ頑丈にはなったが・・・
サイドフレーム側はアーマーアルミニウム素材が用いられており、IPX5/8準拠の防水・防塵性能も備えるなど、「普通のスマートフォン」と同じ感覚で使えるようになりましたが、高価な端末であることには変わりなく、従来モデルでもかのあゆの周りで落下事故によりメインディスプレイを破損してしまったという方がいたので、ケースを装着せず持ち出すのは抵抗があります…。

3.Galaxy Z Fold5 価格など

Galaxy Z Fold5はグローバル市場では2023年8月11日発売、すでに予約販売もスタートしていて、価格は1,799ドル(約253,900円)からです。既に日本語公式ページも開設済みで、前述の通りGalaxy Harajukuでは発表後すぐにグローバルモデルの実機展示が開始されているので国内投入はほぼ確定と考えて良さそうです。

デザインはGalaxy Z Fold2で一通り完成されたと思われ、見た目の変化は少ないのですが、薄型化されたため折りたたんだ状態でも6.2インチサイズのコンパクトスマートフォンとして違和感なく利用できるようになっています。質感も高く、スマートフォンとタブレットを1つに統合したいのであれば間違いなく今回もおすすめできますし、かのあゆ自身今すぐにでも欲しいのですが、やはり約25万円という値段の高さがネックです…。

4.関連リンク

Galaxy Z Fold5:Samsung Japan

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