DOOGEE Smini － 4.5インチのコンパクト・タフネススマホがDOOGEEからも登場！小型デバイス好きが大喜びしそう…

DOOGEEがコンパクトサイズのタフネススマホ「Smini」を発表しました。ディスプレイサイズが4.5インチで、先行して販売され人気モデルとなっているBlackview N6000のライバルとして注目されそうな製品です。この記事では適宜Blackview N6000と比較しながらご説明します。

1.スペック

主要スペックの「Android 13/Helio G99/8GB/256GB」というのはBlackview N6000と同じです。なので、Antutuなどのベンチマークスコアもほぼ互角になると思います（N6000のAntutu Ver.9スコアは実測値で約32万点でした）。

Sminiには「Easy Launcher」という、シンプルなランチャーが搭載されています。ディスプレイサイズが小さく、どうしてもアイコンが押しにくくなったりすると思いますので、意外に便利に使えるかもしれません。

ディスプレイサイズはN6000の4.3インチに対し、4.5インチと若干大きくなっています。解像度は1,170 × 480で、Blackview N6000（1,200 × 540）よりも若干低めですが、どっちにせよ高い解像度とは言えません。

通信バンドは日本の主要バンドをカバーしています。また、最近のDOOGEE製品はほとんど技適マークがついていますので、Sminiもおそらく技適マークがあるものと推測します。

カメラはイン8MP/アウト50MP+2MPという構成で、N6000（イン16MP/アウト48MP）よりもイン側の画素数が劣り、アウト側は勝っていますが、実際の撮影品質についてはなんとも言えないですね。ただ、アウトカメラの50MPという画素数を見ると、実用性は十分ではないかと思われます。

バッテリーは3,000 mAhです。Blackview N6000が3,880 mAhなので、結構な容量差があります。N6000の実機レビューでは「ライターの使い方だと1回のフル充電で1日以上、場合によっては2日使えた」ということなので、サイズが小さい分、多少バッテリー持ちはいいようです。

前面はノッチがなく、ベゼル幅は太めです。…まあ、タフネススマホですし…。一方で背面ですが、「サブディスプレイ」を搭載しています！ただし機能は限定的で、時計、温度・湿度計、バッテリー残量の表示が可能、という程度です。

見るからに合成写真ではありますが、SminiはIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格（MIL-STD-810H）の堅牢性を備えています。

筐体色はパープル、シルバー、ブラックの3色展開です。

サイズをBlackview N6000と比較してみましょう。
DOOGEE Smini：133 × 60 × 13.5 mm / 155 g
Blackview N6000：133 × 65.25 × 18.4 mm / 208 g

N6000よりも薄くて軽いですね。バッテリー容量の差が筐体サイズに現れたのかな？結構魅力的かも…。

DOOGEE SminiはAliExpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、11月20日の発売予定です。現状製品ページの情報（筐体の側面などが分かる画像など）が不十分なのですが、発売まで間がありますので、この先に多くの追加情報が得られるだろうと思います。

Blackview N6000はコンパクトサイズのスマホが好きな人、小型デバイスマニアには刺さる製品でしたが、DOOGEE Sminiの登場により「どっちにしようかなあ…」と悩んでしまう人が増えるんじゃないでしょうか。

DOOGEE Smini：DOOGEE Official Store（AliExpress）