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BMAX MaxPad I11 - 薄型・軽量でCPUにUNISOC T618を搭載する10.4インチAndroidタブレット

BMAX MaxPad I11
中国メーカーのBMAXが10.4インチサイズのAndroidタブレット「BMAX MaxPad I11」を発売しました。この製品、低価格帯のAndroidタブレットとしては高性能な部類で、「最近の中華タブでは流行り」と言えるシステム構成になっています。現在人気の「Teclast M40/T40シリーズ」や「ALLDOCUBE iPlay 40シリーズ」のライバルになるんじゃないでしょうか。

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1.BMAX MaxPad I11 スペック

スペック表

   BMAX MaxPad I11
OS  Android 11
CPU  UNISOC T618
RAM  8GB
ストレージ  128GB
ディスプレイ  10.4インチIPS(2,000 × 1,200)
LTEバンド  B1/3/5/7/8/20/34
SIM  Nano SIM×2(SIM2はmicroSDと排他)
ネットワーク IEEE 802.11a/b/g/n/ac、 Bluetooth 5.0
入出力  USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ  イン5MP/アウト13MP
バッテリー  6,200mAh
サイズ  247 × 156 × 7.7 mm
重量  450 g

ポイント

・OSは最新のAndroid 11
・CPUのUNISOC T618はAntutu(Ver.8)20万点オーバー
・RAM8GB/ストレージ128GBと余裕の容量
・ディスプレイは「ちょっと大きめ」で高精細
・スリムで軽量(薄さ7.7 mm、重量450 g)

コメント

冒頭に「最近の中華タブでは流行り」と書きましたが、CPUやRAM、ストレージ容量に関してはTeclast M40/T40シリーズやALLDOCUBE iPlay 40シリーズとほぼ同等です。特にALLDOCUBE iPlay 40とはCPU/RAM/ストレージ/ディスプレイ仕様が同じです。まあ、「ウマ娘くらいまでなら十分プレイ可能」という感じの性能ですね。

先行するTeclastやALLDOCUBEよりもワンランク上と言えるのが「カメラ画素数」ですね。アウト側が13MPになっています(ライバル機種は8MP)。ただ、ウインタブの経験上、タブレットのカメラって表示されている画素数よりも撮影品質は低めなことが多いです。あと、カメラアプリにあまり力が入っていないと言うか、細かい調整が出来ない製品がほとんどなので、画質にはあまり期待できないと思っておくほうがいいでしょう。

あと、サイズは素晴らしいですね。Teclast M40、そしてALLDOCUBE iPlay 40と比較してみましょう。

BMAX MaxPad I11:247 × 156 × 7.7 mm / 450 g
Teclast M40:243 × 162 × 9 mm / 548 g(実測値)
ALLDOCUBE iPlay 40:248.1 × 157.86 × 8.2 mm / 458 g(実測値)

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Teclast T40 Plusについては正確なサイズが開示されていませんが、この中ではM40がちょっと「厚くて重い」と言え、MaxPad I11はiPlay 40よりもほんの少し小さく、薄く、軽いと言えます。ちなみにiPlay 40のサイズ感は低価格帯のAndroidタブレットとしては「非常に素晴らしい」と評価できるくらいなので、MaxPad I11についても同様に「素晴らしい」と言っていいと思います。特に軽いのがうれしいですよね!

2.BMAX MaxPad I11 筐体

BMAX MaxPad I11
ALLDOCUBE iPlay40 ディスプレイ
上の画像がMaxPad I11、下がALLDOCUBE iPlay 40の実機画像です。両者は同じディスプレイサイズでタテ・ヨコサイズも最大で2ミリ弱しか違いませんので、見た目はほぼ同じになるはずですが、こうして見るとMaxPad I11の製品画像は少々盛られている(ベゼルが細く見えるように画像加工している)のがわかります。

BMAX MaxPad I11
背面はアルミ合金製で質感がかなり高そうに見えます。また、技適マーク(しかも認証番号つき)も見えますが、この画像はCGだと思いますので、本当に認証を受けているのかどうかはわかりません。

BMAX MaxPad I11

クリックで拡大します

展開図です。これを見ると筐体がややエッジが立っている(少し角ばっている)ようです。最近のCHUWI製品(HiPad PlusHiPad Pro)に近い感じでしょうか。それと、上側面と下側面にそれぞれスピーカーグリルが2つありますが、メーカー説明だと「2スピーカ-」ということなので、上側面か下側面のどちらかはダミーだと思われます。

あと、キーボード接続用と思われるPOGOピンもありますが、現時点で別売りキーボードの情報はありませんでした。

3.BMAX MaxPad I11 価格など

BMAX MaxPad I11は中国の通販サイト「Banggood」に製品ページがあり、8月3日現在まだ販売は開始されていません。参考価格は229.99ドル(25,613円)となっていました。記事中でご説明したとおり、この製品は基本スペックがALLDOCUBE iPlay 40とほぼ同じで、筐体サイズが若干小さいというくらいの違いになっていますので、購入にあたってはiPlay 40と比較検討するといいでしょう。iPlay 40に関しては実売価格が170ドル台まで下がってきていますし、上位モデル(ストレージが256GBになり、4スピーカー搭載)のiPlay 40 Proもリリースされましたので、これらの実売価格をにらみつつ、ということになると思います。

4.関連リンク

BMAX MaxPad I11:Banggood

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