BMAXのAndroidタブレット「MaxPad I10 Plus」が日本のAmazonでセール中です。この製品はCPUにUNISOC T618を搭載する、低価格帯としては比較的性能の高いタブレットなのですが、Amazonでのセール価格が非常に低くなっています。
なお、MaxPad I10 Plusについては以前ウインタブで紹介記事を掲載しています。セール品とは一部スペックが異なりますが、筐体の仕様等についてはこちらの紹介記事をご覧ください。この記事では主に製品の特徴とセール価格についてご説明します。
BMAX MaxPad I10 Plus - UNISOC T618を搭載しつつ価格はエントリークラスの10.1インチタブレット
1.BMAX MaxPad I10 Plus 概要
スペック表
BMAX MaxPad I10 Plus | |
OS | Android 10 |
CPU | UNISOC T618 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.1インチIPS(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | B1/B3/B5/B7/B8/B20/34/39/40/41 |
SIM | Nano SIM×2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、オーディオジャック、microSDカードリーダー |
カメラ | イン2MP/アウト5MP |
バッテリー | 6,600 mAh |
サイズ | 242 × 164 × 8.9 mm |
重量 | 460 g |
コメント
OSはやや古く、Android 10です。CPUは最近の中華タブレットで搭載例が多いUNISOC T618で、Antutu Ver.9のスコアが24万点程度をマークしますので、Android OSの基本操作でもたつくようなことはありません。しかし、最新の重量級3Dゲームを高画質でプレイするのは厳しいですし、上位モデルとは異なりRAMが4GBなので、様々なゲームをたくさんプレイしたいという人には向かないと思います。
ストレージは紹介記事執筆時点(当時は64GB)から変更され、128GBとなりました。ディスプレイは10.1インチのIPS液晶、WUXGA(1,920 × 1,200)と標準的です。Webブラウジングや動画視聴にも向きますが、WidevineはL3と思われますので、Amazonプライムビデオなどの動画サブスクリプションサービスで高画質視聴はできません(YouTubeなら大丈夫です)。ここが安価な中華タブのネックなんですよね…。
また、この製品はLTE対応します。ただし対応バンドは日本の主要バンドをカバーできているとは言えず、バンド18(auのプラチナバンド)や19(ドコモのプラチナバンド)には対応していません。
紹介記事に記載した内容と大きく異なる点がもうひとつ。「重量」です。紹介記事およびBanggoodの製品ページには535 gになっていますが、Amazonの製品ページでは460 gと、一気に軽くなってしまいましたw Amazonの記載のほうが正しいように思われますが「本当に軽かったらラッキー」くらいに考えておくほうがいいでしょう。
各部名称です。イヤホンジャックもありますし、割とオーソドックスな形状だと思います。
2.BMAX MaxPad I10 Plus 価格など
BMAX MaxPad I10 PlusはAmazonで販売中で、8月14日までの期間、製品ページにある5,000円OFFクーポンと、クーポンコード「VRHBAC5O」を併用することにより、税込み16,990円で購入ができます。なお、Amazonに出品しているのは「XIN XING タブレット」というショップですが、このセールのプレスリリース自体はBMAX本体から出されていますので、このショップは公式ストアもしくはそれに準ずる位置づけになっていると思います。
CPU性能もそれ以外のスペックも悪くはなく、16,990円という価格は非常に魅力的です。ただし、記事中で触れた通り、RAMが4GBなので「あまりゲーム向きではない」というのと「WidevineがL3である」という点にはご注意下さい。ご自宅や通勤・通学時にWebやニュースアプリで情報収集をしたり、YouTubeで動画を視聴したりといった用途であれば十分に満足できる製品だと思います。
3.関連リンク
BMAX MaxPad I10 Plus:Amazon