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FRONTIER NA(2022)- CPUにRyzen 5 5625Uを搭載する、シンプルなデザインの15.6インチノート

FRONTIER NA(2022)
BTOパソコンメーカーのFRONTIERが15.6インチノート「FRONTIER NA」を発売しました。NAという製品は既存モデルがあり、今回ご紹介するのは既存モデルのリニューアル版となります。FRONTIERの現行ノートPCラインナップでは唯一のRyzen搭載モデルです(他はすべてIntel CPU)。

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1.FRONTIER NA スペック

  FRONTIER NA
OS Windows 10 Home / Pro
Windows 11 Home/Pro
CPU AMD Ryzen 5 5625U
外部GPU なし
RAM 8GB/16GB/32GB/64GB
ストレージ 500GB/512GB/1TB/2TB NVMe SSD
(ストレージ2基搭載可能)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチ (1,920 x 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB 3.2 Gen2 Type-C(USB PD、映像出力対応)、 USB 3.2 Gen 1、USB 2.0 × 2、HDMI、オーディオジャック、LAN(RJ45)、microSDカードリーダー
カメラ Webカメラ(92万画素)
バッテリー 11.4V/3175mAh/36Wh
サイズ 360.4 × 239.3 × 19.9 mm
重量 1,600 g

ベースモデル

・10 Home/8GB/512GB
・10 Home/16GB/1TB
・10 Home/32GB/1TB
※左からOS/RAM/ストレージ

コメント

FRONTIERはBTOパソコンメーカーなので、注文の際にシステム構成をカスタマイズすることができます。

標準搭載のOSはWindows 10 Homeです。このあたり、法人向けっぽさも感じられますが、もちろん無料でWindows 11を選ぶこともできますし、Pro版に変更(有料)することもできます。CPUはRyzen 5 5625Uで、Ryzen 3やRyzen 7の設定はありません。Ryzen 5 5625Uは今年1月にリリースされた新しい型番でZen3アーキテクチャを採用していますので、(Ryzen 6000番台ではありませんが)高いパフォーマンスを発揮します。

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RAMは8GBから最大64GBまでカスタマイズ可能です。また、シングルチャネル(RAM1枚、最大32GB)とデュアルチャネル(RAM2枚、最大64GB、RAM8GBの場合はシングルチャネルのみ)を指定できます。通常、デュアルチャネルにするほうがパフォーマンスが高くなりますので、RAM8GBを選択する場合を除きデュアルチャネルにしておくほうがいいでしょう(カスタマイズ料金は変わりません)。

SSDは最低500GBから最大2TBまで選択でき、SamsungやWDといったブランド指定もできますし、さらにSSDを追加できます。FRONTIERはRAMやSSDのカスタマイズ料金が他社に比べて安価なのも魅力です。

ディスプレイは15.6インチのFHD解像度、ノングレアタイプです。メーカーサイトには「IPS」とか「広視野角」といった記載がなく、液晶形式についてはなんとも言えません。通信まわりではWi-Fi6に対応し、入出力ポートはUSBが合計で4つ、HDMIに有線LANポート、microSDカードリーダーと、充実しているほうだと思います。ただしUSBに関しては高速なGen2規格のものがType-Cポート1つだけで、Type-Aポートの方はGen1規格が1つ、あとの2つは2.0規格なので、高規格とは言えません。

サイズは15.6インチノートとしては特に小さいほうでもありません。しかし、重量1.6 kgというのはスタンダードノートとしてはかなり軽量なので、ちょくちょく外に持ち出して使う程度ならあまり苦にならないと思います。

2.FRONTIER NA 筐体

FRONTIER NA(2022)
FRONTIERのビジネス系ノートは非常にシンプルなデザインです。良くも悪くも装飾がなく、「事務機」という感じ。正面から見ると、ベゼル幅は太からず細からず…、特に個性的な部分も見当たりません。

FRONTIER NA(2022)
天板はロゴマークすらない完全無地です。これはこれでいいんじゃないかと。筐体素材は開示されていませんでした。

FRONTIER NA(2022)
キーボードです。「日本語キーボード 107キー(キーピッチ約18.2mm /キーストローク約1.8mm±0.2mm)」と開示されています。バックライトは搭載されていないようです。使いやすそうに見えますが、右SHIFTキーがかなり小さいのがちょっと気になるところですね。ちなみに私は右のSHIFTキーをよく使いますので、このサイズだとミスタイプしやすそうです。

FRONTIER NA(2022)
側面と入出力ポートの配置です。

3.FRONTIER NA 価格など

FRONTIER NAはFRONTIER公式サイトで販売中で、8月9日現在の価格は税込み109,800円(RAM8GB/512GB SSD)から、となっています。記事中でも触れましたが、FRONTIERはRAMやSSDのカスタマイズ料金が安価なので、大容量のRAMやSSDにしたい、という人には割安感が出てくると思います。

飾り気のない、質実剛健という感じのノートPCです。「こういうのでいいんだよ!」という人も少なくないでしょうね。

4.関連リンク

FRONTIER NAシリーズ:FRONTIER

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