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Blackview N6000 レビュー(第3回)-使い出してから1年が経過しました。個人的には最強のコンパクトタフネス。ただそろそろアップデートはしてほしい・・・

唯一無二のタフネスコンパクト
Blackview N6000を実機レビューしてから1年が経過しました。発売後にSoCのスペックを落とした廉価モデル、N6000 SEがラインナップに追加されましたが、N6000は現在でもBlackview公式ストアやAmazonにて販売されています。レビュー前にその存在を知ったときから惚れ込んだ端末で、おそらく一度手放したら今後二度と出会えないと思っているので、今でもサブ回線として契約しているOCNモバイルONEのデータ通信SIMを刺した状態で常に持ち歩いています。

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初回レビューから半年が経過したタイミングで一度感想記事を公開していますが、今回は1年間使っての感想をご紹介します。

レビュー1回目:
Blackview N6000 レビュー - 4.3インチサイズのコンパクト・タフネススマホ、性能も本物!
レビュー2回目:
Blackview N6000 レビュー(第2回)- コンパクトサイズのタフネススマホ、しばらく使ってみて「最高の相棒」になりました

1.希少なコンパクトスマホ

Xperia 5 IVとの比較

Xperia 5 IVと比較してもコンパクトなサイズ感。

「コンパクトなハイエンド端末」を販売していたメーカーが相次いでコンパクトモデルの取り扱いを終了しています。ASUSのZenfoneは最新モデルで筐体サイズが5.9インチから6.4インチに大型化してしまいましたし、ソニーも「Xperia 5」シリーズの新型モデルの投入を見送っています。

AppleのiPhoneも2年前の「iPhone 13 mini」を最後にコンパクトモデルの取り扱いをやめています。グローバル市場だとiPhone 12 mini、iPhone 13 miniシリーズの売れ行きがあまりよくなかったというようですし、世界的に見ると残念ながらコンパクトなスマートフォンはニッチな存在なのかもしれません。

かのあゆ個人としては昔から大型サイズのタブレットに近い端末より手のひらに収まる小さい端末が好きでしたし、ウインタブで実機レビューを行ったZenfone 9は好きすぎてわざわざ液晶が割れたジャンクを先日まで新規回線契約をして使っていたので、Blackview N6000が刺さらないわけないじゃないですかw(残念ながらZenfone 9は先日AMOLEDパネルが寿命を迎えてしまったため、手番してしまいました・・・)

2.コンパクトなだけではない、ガチで使えるタフネスさ

こういう使い方もできるのがN6000の魅力。
ただでさえ選択肢が少なくなっている、手のひらに収まるコンパクトなサイズ感だけでなく、ラフに使っても壊れない堅牢性の高さもN6000の魅力の一つだと思っています。

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10年ほど前のメジャーではない中国メーカー製タフネススマホだと「MIL-STD-810G」準拠を謳っていても、水場で使っていて一日経ってからカメラや内部基板が浸水し、文鎮化してしまった「どこがタフネスなんだ・・・」と思えるような製品もありましたが、Blackview N6000は本当にタフで、最初の感想記事にもあるとおりコンクリートに落下させても最小限のダメージで済んでいます。

7月にはお台場の海に持ち込んでいろいろ遊んでいたのですが、海水につけても問題なく使えています。

落下時の打痕はある意味この端末の「名誉」かなと思っています。極力もう二度と落としたくありませんが・・・

3.性能も文句なし、ただし、アップデートはそろそろ・・・

そろそろアップデートしてほしい
もともとそこまでグラフィックが凝ったゲームをやりこんでいないこともあって、N6000に搭載されているHelio G99でも特に不満は感じていませんし、むしろメイン端末としても十分運用できると思っていますが、アップデート方面に関しては悪い意味で「秋葉原の小さなショップや専門店で販売されていた頃の、昔ながらの中華スマートフォン」っぽさが残ってしまっていて、この点だけは不満に感じています。

メジャーではない中国メーカーの端末だと一回もOSアップデートが提供されないまま保守期間が終了する製品がいまだに多いです。

しかし、そもそもAndroid 12以降見た目の差異が少なく、細かい機能面でのマイナーアップデートに留まっているので、Android 13ベースのDoke OS 3.1のままでも特に問題は無いのですが、さすがにAndroidセキュリティパッチが2023年5月5日付けのままで放置されてしまっているのは気になってしまいます。

Android 12以降のバージョンが搭載されている端末であれば「Google Play セキュリティアップデート」を適用出来るので、脆弱性などの対応はある程度緩和できていますが、現在も販売を継続している端末ですし、そろそろソフトウェアアップデートを配信して欲しいところです。
Google Play システムアップデート - アップデートが積極的に配信されていない端末もセキュリティ更新できます。

3.まとめ

Blackview N6000は2024年9月現在も販売を継続中で、AliExpress内のBlackview Official Storeでの価格は20,720円です。OTAアップデートが発売から一度も提供されていない点“だけ”は不満ですが、それ以外はすべて気に入っていて「壊れるまで」使うつもりでいます。

本当に頑丈なので、本格的なアウトドアスポーツやキャンプ・ハイキングなどを楽しんでいる人はもちろんですが、かのあゆのようなコンパクトサイズの端末が好きな方にも間違いなく刺さると思います。後継機が登場するかどうかはいまのところ不明ですし、前述したとおり一度手放したら二度と出会えない端末だと思っているので、これからも大事に使っていきます。

4.関連リンク

Blackview N6000:Blackview Official Store(AliExpress)

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