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「Suerte」という中華楽器店が気になる ― ラインナップを見ているだけだけで楽しい、まるで特殊楽器の博物館(natsuki)

Suerte
こんにちは、ウインタブの脱線枠を勝手に自認しているnatsukiです。今回は、ウインタブの本筋から完全に逸脱した話。ラインナップを見ているだけで楽しめる、中華楽器販売店についてです。ただ、中国の「ものづくり」の奥深さを垣間見ることのできる話題ではあるし、コメント欄を見るにつけ、音楽に造詣の深い読者の方も多そうなので、たまにはこういうのも。とかなんとか言いながら、要するに個人的趣味全開ですが、どうぞお付き合いください。なお、私自身が多少金管楽器をたしなんでいた都合上、とりあげるのは金管楽器に偏ります。これもご了承ください。

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1.注意事項

この記事に興味を持ってくれた方にとっては、釈迦に説法になると思いますが、先にご注意を。

通販で楽器を購入するということは、通常は、絶対に、絶対に、絶対に、避けるべきです。

これは、Amazonや楽天などの国内の通販も含めての話です。もちろん、最大の理由は、楽器の品質は実際に演奏してみないと分からないからです。たとえ同じ型番でも、実際は品質にばらつきがあるのが楽器というもの。加えて、楽器というのはアフターケアが極めて重要です。はじめ演奏してみて大丈夫でも、使っているうちに問題が見つかるというのはよくあることです。造りの甘い安価な楽器であればなおさら。責任ある楽器販売店なら、通常は1年かそれ以上の保証はついているし、保証以外にももろもろのアフターケアの体制が整っています。制度外でも、購入後はなにかと相談に乗ってくれるでしょう。それから、すべての楽器は定期的なメンテナンスが不可欠ですが、これも、まずは購入した楽器店を通すのが安心です。また、楽器というのは言うまでもなく非常にデリケートなものなので、輸送による破損も心配です。

他にも理由を挙げればきりがありませんが、ともかく、楽器は通常の工業製品とは特性が違いすぎます。通販で楽器を買うということは、完全にネタであると心得るべきでしょう。そう、つまり逆に言えば、すべて分かった上でのネタとしてなら……

2.Suerteとはどんな楽器店?

中国のものづくりの発展は楽器の世界でもすさまじく、ひと昔前は中国製楽器というと「楽器の形をしたナニカ」だったのが、最近では世界的な大手メーカーの製品でも中国でのOEM生産という場合が増えてきました。もちろん、玉石混淆なわけですが。中でも天津は楽器生産の大拠点の1つで、多数の工房や販売店が存在し、今回とりあげるSuerteも、そのような天津を拠点とする販売店のひとつのようです。注意深く製品ページを見ていると、他の同様の中華販売店と型番は違うけど明らかに同等品の製品も多数あるので、独自工房を抱えているのではなく、直販もOEM仲介も行う問屋業のような形態の会社と思われます。日本で展開されている格安楽器ブランドのOEMとおぼしきものも、かなりありますね。そんな山のようにある同種の業者の中でSuerteが特徴的なのは、Aliexpressに直営店を出し、最近は日本のAmazonにもマーケットプレイスで出品してストアフロントをおくなど(AmazonのSuerte製品を扱うストアフロントは「天津億昌源商貿有限公司」名義となっていますが、連絡先がSuerte公式サイトと同じ)、OEMだけでなく、自前で日本からでも直接購入しやすいような販路を整えていることです。

Suerte

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そして、ここからが本題。そのラインナップがひたすら面白い。上の画像はSuerteの公式サイトで「Brass Wind Instrument」を開いたところですが、1ページ目からこれですよ。いきなり、需要がどこにあるか分からない信号ラッパ(Bugle)がズラッと。最上段中央は、Travel Tubaという、管を曲げまくってサイズを最小限にした特殊なテューバです。ポケットトランペットのテューバ版ですね。見た目のインパクトが凄い。最下段左は、Rotary Cornet。コルネットでロータリーという時点で珍しいですが、さらに管を巻いたミニサイズのもの。最下段右はMarching Mellophone。これは、マーチング専用楽器でYAMAHAなども製造しているので、まだメジャーな方かな。おそらく、某国内格安ブランドにOEMで供給しているものの同等品。にしても、普通、金管楽器のラインナップの1ページ目って、売れ筋のノーマルなトランペットなんかを持ってくるんじゃないですかね。

それでは、胸トキめく激レア楽器のラインナップの一部を紹介してみたいと思います。

3.マニアックすぎるラインナップ

コントラバストロンボーン各種

「コントラバストロンボーン」ってだけで、マニアックです。その名の通り、バストロンボーンよりもさらに低音が出るトロンボーン。で、ただでさえマニアックなのに、さらにまた、バリエーションがある。

Suerte
このように、ロータリーバルブだけでなく、ハグマンバルブ採用タイプを当然のごとく並べてくる。ちなみに、セイヤーバルブ(アキシャルフローバルブ)採用タイプは、テナー・バスに豊富にラインナップされています。

トロンボーンのバルブの種類と、有名メーカーでの実際の採用例については、例えば山野楽器のこちらのページなどをご覧ください。

F Key Contrabass Trombone:Aliexpress
SUERTE F キー コントラバス トロンボーン イエロー:Amazon
SUERTE F キー コントラバス トロンボーン 銀メッキ:Amazon

Suerte
こちらは、スライド部分が二重巻きのタイプ。コントラバストロンボーンで6ポジ7ポジとかほぼ不可能なんで、スライドのみで音程をとりたいならこっち。

F/Bb Key Double Slide Trombone:Aliexpress
F/Bb Trombone Double slide Trombon Silver plated Bell:Aliexpress
SUERTE F/Bb ダブル スライド トロンボーン:Amazon

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ピストントロンボーン

Suerte
この楽器店の製品としては、比較的メジャー(?)なジャンルであろうピストントロンボーン。ただ、管のそろえ方が凄い。Bb管以外にも、C管、F管、Eb管とそろってる。……Eb管だと!? アルトトロンボーンのピストンって、そんなもの使う機会があるのか? さすがに、Eb管はAliexpressのみの扱いとなっています。それ以外の管はAmazonでも扱っています。

Eb Piston Trombone:Amazon

Suerte
そして、コレ。スライドとピストン、両方そろったトロンボーン。俗に言う「スーパーボーン」ってやつですな。両方あるってことは、あらゆるグリッサンドが自由自在ってこと。替え指の多さに頭おかしくなりそうですけど。

Bb Piston trombone Yellow Brass:Aliexpress

suerte Bb ピストン/スライド トロンボーン イエロー:Amazon

ピストンフレンチホルン

Suerte
ここまでは、マニアックとはいえ既存の楽器でした。しかしこれは、私が知る限り他では見たことない楽器です。ネットで検索しても、明らかに同じ工房作成の同等品しかヒットしない。ピストンホルンというと、本来はロータリー機構が普及する以前に作成されていた、ピストン機構を備えたホルンを指すはずなんですが、どうもそれとは根本的に違う模様。ベルが前方を向いているし、Bb管だし。マウスピースは、画像からの判断だとホルンと同じっぽい。すると、マーチングホルンの亜種ということかな? フリューゲルホルンの代わりに使ってみると面白そう。

ヤバい、この価格ならダメ元でも欲しい……

Bb Key Piston French Horn:Aliexpress
SUERTE Bb キー ピストン フレンチ ホーン:Amazon

ソプラノスライドトランペット

Suerte
スライドトランペットじゃないです。ソプラノトロンボーンでもないです。ソプラノスライドトランペットです。カワイイ!! そして、この管の短さだと、音程が鬼のようにとりづらいであろうことは想像に難くない。使い道? 宴会芸にいかが(笑)

ここまで来ると、品質ははじめから期待していないので、しかも、価格も楽器としては安価なので思わず買いそうになってしまう、イカン、イカンぞ!

Bb/A Soprano Slide Trumpet:Aliexpress
SUERTE Bb/A キー ソプラノ スライド トランペット:Amazon

スパニッシュホーン

Suerte
これも、初見の楽器。検索しても、中国ブランドの同等品しかヒットしない。しかも、似た楽器が存在しない。一体ナンだこれは? 信号ラッパに、ロータリー(もしくは浅いピストンか?)がひとつだけついているけれど、なぜ1つ? どういうシチュエーションで使うんだ? なぜスペイン?

ぐああああぁぁ、気になる、これは吹いてみたい。価格も安いし。でもこれ、Amazonでの扱いがなく、Aliexpressだけなんですよね。多分、その原因は、ケースがソフトケースだということ。Aliexpressのユーザーなら凹んだりがあっても織り込み済みだけど、Amazonでは許されないから……ってのは邪推だろうか? いずれにしても、Aliexpressでソフトケースの楽器を注文するのはリスキーすぎる、でも気になる!!

Bb Spanish Horn Yellow brass:Aliexpress

4.まとめ

記事中で紹介したのは、目についたごく一部だけです。他にも、ロータリーつきポストホルンが何種類もあったり、冒頭でちらっと見たトラベルテューバとか、マニアックな楽器が目白押し。しかも金管楽器だけでこの有様。実は、タイトル画像の楽器も、記事中で取り上げていませんからね。ともかく、ヘンな楽器がズラッと並ぶので、興味のある方は是非チェックしてみてください。そのラインナップは、まるで特殊楽器の博物館。要は、注文してくれたら何でも造りまっせ、というアピールなんでしょうが、好きな人にとっては、ながめるだけで楽しいことこの上なしです。

で、繰り返しになりますが、楽器を通販で購入することは、本来まったく勧められません。もし、この販売店の楽器の中で気に入ったものがあれば、まずは国内のサポート付き、かつ実店舗で購入できる販路を探すべきです。おそらく、有名メーカーのモノは、あれば目の玉が飛び出るような価格で、比較的安価なものだと、今度は結局モノは同じ中華製でそのくせ価格が跳ね上がるはずです。それでも、上乗せ分は最低限の選定・チェック・保証・メンテナンス・輸送などなど、お金を払う価値は十分以上にあるでしょう。品質? それは、あたるも八卦、あたらぬも八卦。

が、悩ましいのは、ここ直販じゃないと手に入らないようなトンデモ楽器もあるんだよなぁ…… もろもろのリスクをすべて飲み込んだ上で、挑戦してみるのもアリか? と思わされてしまうから実に困る。あ、もちろん、マニアックな楽器ほど受注生産になると思われ、納期もそうとうに長いですので、それも覚悟の上でですよ。

5.関連リンク

Suerte公式サイト
Tianjin Suerte Musical Instruments Company Store:Aliexpress内公式ストア
「天津億昌源商貿有限公司」ストアフロント:Amazon

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コメント

  1. 金管吹きな読者 より:

    興味深く読ませていただきました! 相変わらず懐の深いサイトですね(笑)

    スパニッシュホーンなる楽器、日本ではなじみがないですよね。
    これはスペインでCorneta(コルネータ)と呼ばれている楽器で、スペインのお祭りなどでパレード演奏するコルネット鼓隊(banda de cornetas y tambores)ではこの楽器が花形楽器として活躍します。
    ブリティッシュスタイルのコルネットとは見てのとおり全然違い、バルブを指で回すと半音高い音が出て、スパニッシュ・フリジアン音階を演奏することができます。構造上メロディーを奏でるにはかなりの高音域を出す必要があるのでとても難しい楽器です。
    日本ではまず手に入らないので、Aliで買えると知ってものすごく興味ひかれております!

    フロントベルのフレンチホルン、マーチング楽器とほぼ同じようですが、この巻き方は珍しいですね!
    Bb管とはいえフリューゲルではなくトロンボーン、ユーフォニアムと同じキー管長になりますね。F管より管が短くて扱いやすいのでF/BbのダブルホルンでBbをメインで使う人も多く、マーチング用のフレンチホルンもBb管が主流です。

    • natsuki より:

      情報ありがとうございます。おかげさまで、演奏動画もいろいろ見つけて聴くことができました。
      ナニコレ!? 見た目と裏腹のめっちゃ高い音、そしてこんな構造なのにちゃんと音階吹いてて爆笑!! せいぜい、信号ラッパがトリルや多少ポルタメントできるくらいのもんだと思っていたら、ここまで魅力的な楽器だとは、想像を遥かに超えていました。うわー、これはリスキーでも我慢できないかも……

      ピストンホルンは、実質マーチングホルンとはいえ、見た目のインパクトでかすぎですよね。よく見ると、ベルの形状が偏っていて、加工技術の高さをうかがわせます。もっとも、そういうことやっているだけに、調整がどうなっているか分かったもんじゃないという怖さもありますが。こちらは、ケースはハードケースのようで、ならばAmazon経由ならとりあえず破損はなかろうと思われるので、これで5万しないわけだから、と考えると誘惑がががが

  2. なお より:

    ソプラノスライドトランペットのサイズだとキカイダー01に使えますね
    音程も高そうだしw

    • natsuki より:

      検索して曲初めて知りました。なるほど、ウニョンっての面白いかも。
      真面目にいくと、スライドトランペットは吹いたことありますが、それですら音程取るのめっちゃムズいので、このサイズだと曲の形にするのすら至難な気がします。それでも、笑点の冒頭くらいはできないか、やっぱり吹いてみたい!

      ところで、キカイダーのは、実際はどうやってるのか謎ですね。換え指を使って3番ピストンをズラすのが定番なんですが、それにしてはグリッサンドの幅が大きい。よっぽど個人芸で得意な人が吹いているのか、あとから電子的に処理かけているのか、これはこれで気になる。

    • なお より:

      このような、ネタ投稿に反応していただいでありがとうございますw
      イチローことキカイダー01のトランペットは、指のシーンが映らない(というかどこからか聞こえてくるシーンばかりで演奏しない)のでなんともいえません

      これだけだと、アレなので少しよもやま話を
      石ノ森章太郎の「人造人間キカイダー」は、童話ピノキオをベースに人間と作られた人間(機械の体)である人になりたい(正しく生きたい)という主人公の心の葛藤を描いた変身ヒーロー作品ですが
      特撮のキカイダーは、渡辺宙明氏により音楽のアナログと機械とのフュージョンを初めて試みられた作品でもあります
      そのため主要キャラクターも楽器を持っており(ジロー(ギター)、サブロー(口笛)、プロフェッサーギル(笛:フルート?)、マリ/ビジンダー(ハープ))、OPED、効果音すべてシンセサイザーによる、エフェクトがかけられておりました
      いまでは、当たり前の技術ですが、当時は日本にシンセサイザーが少なく、宙明氏が個人でアメリカから取り寄せたものです
      (アナログシンセサイザー:ミニモーグ、当時はフォルクスワーゲンと同じ価格)

      番組はヒットし以降、生では出せない音が出せると分かると、TV局や音楽業界がこぞってシンセサイザーを買い出し、その後シンセサイザーブームが到来します
      (ピンクレディーの歌「UFO」の最初のUFOが降りてくる音もこれです)
      このようなブームもなければYMOはなかったかもしれませんね

  3. Merlin より:

    Euphonium吹きで、TrumpetやTromboneも持っています。

    もちろん、理想は試奏した上で購入することです。
    が、特殊楽器の場合や、地方在住者の場合ですと、なかなかそうはいかないという事情もありますね。
    楽器店に「買うかどうかわからないけど試奏したいから取り寄せて」なんて頼んでも断られるのは当たり前です。

    そういう意味では、信頼のできる専門店の通販は、比較的有効な手段だと思います。

    中国製の楽器についても、玉石混淆ですが、特殊管については「ある程度は自分でもしくは付き合いのある工房に頼んで調整してもらう」ことを前提に購入すれば、異様に安いものでもない限りはなんとかなるかなと。

    余談ですが、記事にある工場かどうかはわかりませんが、一時期、あるEuphonium専門サイトで、その管理人さんが品質管理をしたうえで、スーパーボーンを扱っていたことがありました。
    残念ながら、品質の維持ができなくなったため(末期は4本頼むと3本が品質不良で国内の工房での調整が必要だったとか)、廃番になってしまいました。
    私は、品質が良かった時期に1本購入しましたが、Amazonでの売価よりはちょっとお高いお値段でした。ちゃんと品質管理されている分のお値段でしたが。

    • natsuki より:

      もろもろ、おっしゃるとおりと思います。今回はAliexpressにAmazonと、アフターケアがほぼ望めない通販が話題ということもあって、念にも念を入れた書き方をさせていただきました。この業者の場合は、まさにおっしゃるように、購入後、調整は自前で行うくらいの覚悟は要るものと思っています。だって、スーパーボーンが6万って……
      そして、スーパーボーンお持ちですか!!
      こういう特殊楽器を手に入れるには、いろんなリスクを飲み込んだ上で、どこかでギャンブルしなくちゃいけないのも、またその通りなんですよね。特に後半の3つは、個人的にもかけてみる価値はあると思ってます。ぐぐぐ、悩ましい。

  4. Tadachan より:

    はじめまして。
    通りすがりでこのページに辿り着き、興味深く拝読いたしました。

    1年前に、30年ぶりに吹奏楽復帰、
    かつ、楽器を変えてトロンボーン1年生の私(以前はチューバ)。

    ピストン+スライドのトロンボーンがあの価格で買えてしまうのですね。
    高すぎて諦め着くわけでなく、安すぎてダメやろとも思えない微妙な価格……魅力的!
    しかし「Suerte」で調べても質に関しての情報が皆無……(笑)

    生活に余裕があったらほしいです(^^;

    • natsuki より:

      はじめまして。危険な世界にようこそ(笑)
      いやいや、スーパーボーン6万円は、正直、十分すぎるくらい地雷価格だと思います(笑)
      ただ、金管楽器の恐ろしいところは、ピストン・スライド・ロータリーにさえゆがみや息漏れがなければ、とりあえずは楽器として吹けちゃうところなんですよね。木管や弦楽器だと、ダメなのはどうしようもないですが、金管の場合は、多少音程や響きがおかしかろうが、いちおうの演奏ができてしまう…… そう、しょせんはその程度の楽器と割り切れば、6万円であなたの手にスーパーボーンが……(悪魔のささやき) いやー、変態楽器は底なし沼ですよ。ご注意を。

      • Tadachan より:

        ご返信ありがとうございます。(遅)
        やはり、そう(地雷)ですかね。(笑)
        せめて、どこかで試し吹きできたらいいんですけどねぇ……。

        こちらのメーカーの別トロンボーンで、Amazonでの購入者がコメントされているのを発見。(Bb/F/Eb/D Tb.)
        「アタリ」だったようです。(かといって買いませんよ(笑))

      • Tadachan より:

        こんにちは。以前投稿した者です。
        腹をくくって(?)買ってしまいました。(笑)
        率直な気持ちを書きますと「買ってよかった」です。
        Amazonにレビューを書きました。何かの参考・話のネタにしてください。

        良いお年を!

        • natsuki より:

          Amazonレビューも拝見いたしました。やはり、買い手での調整は必須のようで。ピストン引っかかるとかは、もし歪んでいたら致命傷なだけに肝が冷えますね。

          それでも、ちゃんと(?)楽器として通用するクォリティはあるようで何よりです。だって、この機構でYAMAHAの最安値トランペットと同じ価格と考えると……。それにしても、楽しそう。

          もはやYAMAHAもBachも、かなりの楽器が(自社工場とはいえ)中国製ですし、国内各楽器店のオリジナルブランドは、多くが国際的には無名の工房や問屋を見出しての発注品ですし、中国製楽器の質の向上スピードは、本当に目を見張ります。特に、こういうトンデモ楽器については、個人での直輸入はすでに有力な選択肢なのかもしれません。