Logicool ZONE VIBE 100の実機レビュー - 収納可能なマイクブームがついた、軽量なオーバーイヤー型Bluetoothヘッドホン

Logicool ZONE VIBE 100のレビュー
LogicoolのBluetoothヘッドホン「ZONE VIBE 100」の実機レビューです。先日レビューしたWebカメラ「BRIO 500」と同時に発表され、BRIO 500とカラーコーディネートできる製品なので、セットで使いたくなりますが「あくまで別製品」です。そのため、もちろん単品でも使えますし、Webミーティング専用機でもなく、音楽用のヘッドホンとしても使えます。

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ここがおすすめ
・軽快なデザインでオーバーイヤー型としては軽量
・収納可能なマイクブームを内蔵、操作性も良好
・音楽用としても高い音質
ここがイマイチ
・アプリ「Logi Tune」は日本語非対応
・価格がお高め
販売サイトはこちら
ZONE VIBE 100:ロジクール
Zone Vibe 100:Amazon
ZONE VIBE 100:楽天

1.ZONE VIBE 100 スペック

Logicool ZONE VIBE 100 前面

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スペック表です。ご覧の通り、Bluetooth接続専用(USB接続はできません)ヘッドホンで、「オーバーイヤータイプ(完全に耳を覆うタイプ)」、本体に収納できるマイクブームを内蔵しています。マイクを出した状態だと「Webミーティング用」に見えますが、ヘッドホンとしての性能も高く、40 mmのドライバーで20~20 KHzの周波数特性になっています。ただ、この数値だとハイレゾ対応ではありませんね。

Logicool ZONE VIBE 100
筐体色はBRIO 500と同じく「グラファイト」「オフホワイト」「ローズ」の3色が選べます。今回のレビュー機は「オフホワイト」です。また、ZONE BIVE 100は本体重量が185 gと軽量になっていますので、長時間のWebミーティングや音楽鑑賞でも疲れにくいと思います。

では、筐体から見ていきます。

2.ZONE VIBE 100 筐体

Logicool ZONE VIBE 100 同梱物
同梱物はソフトケース(というか袋)、充電用のUSBケーブル、そして「廃棄する際の内蔵バッテリーの取り外し方法」が書かれたペーパーが1枚だけ。外箱に簡単な仕様説明が図示されていて、このあたりはロジクールの他の製品と同じような感じなのですが、この製品の場合はヘッドホンとしてだけでなくマイクとしての機能もあり、「取説は必要」です。Webに「セットアップガイド」がありますので、目を通しておくほうがいいかと思います。

Logicool ZONE VIBE 100 ソフトケース
収納袋は「必要最低限」ですね。高級とか安っぽいとか、そういう次元のものではありません。また、筐体保護機能も期待できないので、「バッグなどに入れて運ぶ際の袋」と考えておきましょう。

Logicool ZONE VIBE 100 前面
前面(使用時に相手に見えるほう)です。ポートとかボタンはありませんが、向かって右側(装着時の左耳側)にあるスリット部分に…、

Logicool ZONE VIBE 100 左側面
「マイクブーム」が内蔵されています。引き出し、収納とも手動ですが、操作は簡単です。

Logicool ZONE VIBE 100 左側面
ひとつ上の画像が「マイクブームを引き出し、ヘッドバンドを最も短くしたところ」で、この画像が「マイクブームを収納し、ヘッドバンドを最も長くしたところ」です。イヤーカップの位置調整範囲は広く、幼児とかアンドレ・ザ・ジャイアント、また宴会用のヅラをかぶった状態を別とすれば、ほとんどの人は最適なポジションを取れると思います。

Logicool ZONE VIBE 100 マイクブーム
マイクブームにはミュートボタンがついています。また、マイクブームを収納すると自動的にミュート状態になり、引き出すとミュート解除になります。

Logicool ZONE VIBE 100 背面
背面(使用時に相手に見えないほう)と底面です。左側(使用時の左耳側)には上から通話(受話/終話/通話を拒否)ボタンと音量上下ボタン、その下に電源ボタン(兼ペアリングボタン)、USB Type-Cポート、LEDライトがあり、右側(使用時の右耳側)には音楽コントロール(再生/一時停止/曲送り)ボタンがあります。ZONE BIVE 100は割とシンプルな外観ながら、物理ボタンは結構充実していると感じます。

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Logicool ZONE VIBE 100 ヘッド
ヘッドバンドにはファブリックが張られ、デザイン性、クッション性とも良好です。クッションは高級ヘッドホンという感じではなく、質感も割とそっけないですが、少なくとも安っぽい印象はなく、むしろ軽快な雰囲気で、個人的には好感が持てました。

Logicool ZONE VIBE 100 イヤーパッド
イヤーカップの内側です。外観(外から見える部分)はごく普通の樹脂製で、メンテナンス用に開口が容易な構造でもないので、「そのまま使うのみ」です。一応ヘッドバンドの一番下に「L」「R」という刻印がありますが、ZONE VIBE 100はマイクブームがついている関係で一目で左右を視認できるため、左右逆に装着してしまうことはないと思います。

ちなみに「マイクブームを右耳側にしたいので、あえて左右逆に装着する」というのも無理です。この場合、マイクブームが首筋のあたりに行ってしまうので…。

3.アプリ「Logi Tune」

Logi Tune

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ZONE VIBE 100の設定アプリは「Logi Tune」です。このアプリは先日実機レビューをしたWebカメラ「BRIO 500」と共通で、BRIO 500とZONE VIBE 100の「セット利用」が意識されている、と言えなくもありませんが、設定機能は製品ごとに全くの別物です。

それで、BRIO 500のレビューの際には「確認すらしなかった」のですが、ZONE VIBE 100は「ヘッドホン」ということもありましたので、スマホアプリがないかも確認してみたところ、「ありました」。上の画像の左側がPC版アプリ、右側がスマホ版アプリで、機能はほぼ共通ですが、スマホ版アプリのほうがマイクの設定項目が少なくなっています。

また、ZONE VIBE 100は「ノイズキャンセリングマイク」を搭載していますが、アプリにはノイズキャンセリングの詳細設定項目はなく、マイク音量と「サイドトーン(ヘッドホンをつけてマイクに向かって話す際に聞こえる、自分の声のこと)」の調整機能くらいです。

Logi Tune

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一方、ヘッドホン用の音質調整機能としてイコライザーを搭載しています。「Volume」「Bass Boost」などのプリセットのほか、手動でイコライザーの「山」の形状を変更することもできます。

Logi Tuneは現状日本語対応しておらず、アプリとしてはまだ発展途上という感もありますが、調整項目を見ていくと、ZONE VIBE 100は「Webミーティング専用のヘッドセット」ではなく「音楽用のヘッドホン」としての利用も意識した製品であることがわかります。

4.ZONE VIBE 100 使用感

装着感

ZONE VIBE 100はオーバーイヤー型のヘッドホンです。同タイプのヘッドホンとしては軽量な部類で、イヤーパッドやヘッドバンドの素材感が柔らかいため、とても気持ちの良い装着感です。また、音漏れはあります。室内で音楽を聴くぶんにはあまり音漏れは気になりませんが、電車の中などではどうしても音量を上げがちになりますので、ちょっと注意が必要ですね。

実際にWebミーティングに2時間ほど、別な機会に音楽鑑賞を1時間ほどしてみましたが、「多少耳が蒸れます」。このあたり、オーバーイヤー型ヘッドホンとしてはどうしてもやむを得ないと思いますし、他のオーバーイヤー型ヘッドホンよりもマシなのだろうとも思います。

Webミーティング用のヘッドセットとして

「素性」は高いです。「聞くほう」は対象が人の声なので、そんなにハードルが高くないと言いますか、「普通にクリアに」聞こえます。この製品、ヘッドホンとしてはノイズキャンセリング機能を搭載しておらず、しかしオーバーイヤー型なので、外部の騒音を拾うこともありません。Webミーティング(やゲーム中のチャットなど)にはしっかり集中できると思います。

「話すほう」はPCの内蔵マイクとは顕著な差があり、もちろんZONE VIBE 100のほうが高音質ですし、(相手に聞こえる)音量も大きくなります。それと、マイクブームの挙動と機能(引き出すとミュート解除、収納するとミュート。またミュートボタンもあり)は使いやすいですね。

音楽用ヘッドホンとして

前提として、ZONE VIBE 100は「純粋に音楽を楽しむためだけに作られた製品」ではありません。そのため、同価格帯の音楽用ヘッドホンと比較するのはちょっとかわいそうだと思います。というか、純粋に音楽用としてしかるべき購入予算でヘッドホンを購入するのであれば、最初からそういった製品を購入すべきでしょう。

ただ、2,000円とか3,000円で購入できるような製品でもないので、Webミーティング専用として使うのももったいないですね。実際私、レビュー期間中はスマホとペアリングしてSpotifyを聴く時間が長かったです。

音楽鑑賞をしてみた感想ですが、とてもクリアな音質で、どちらかというと軽快な印象がありました。言い換えると「ちょっと低音が弱い」ということでもあるんですけど、そこは上でご説明したLogi Tuneのイコライザー機能でしっかり補正ができます。私はイコライザーのプリセット「Bass Boost」が好みで、ほとんどのジャンルでこのプリセットを使っていました。

あと、私はカナル型のイヤホンと骨伝導イヤホンを使うことが多いのですが、そもそも「耳の穴で音を受ける」イヤホンと「耳全体で音を受ける」オーバーイヤー型のヘッドホンでは爽快さが違う、とも感じました。ただ、ここで言う「爽快」というのは「自然な音質で気持ちよく聴ける」という意味であって、「耳が蒸れる(ヘッドホン)」「耳の穴が蒸れる(イヤホン)」というのはあります。私の場合は「どっちにせよ蒸れる」ので、どっちがいいかはなんとも言えません。

5.ZONE VIBE 100 レビューまとめ

Logicool ZONE VIBE 100はロジクール公式ストア、Amazon、楽天などで販売中で、ロジクール公式ストアでの11月19日現在の価格は税込み16,500円ですが、サイトに10%OFFクーポンがありましたので、14,850円で購入できます。また、Amazonでは税込み15,000円でした。

とても軽く、装着感のいいヘッドホンです。また、マイクブームの操作性及びマイク音質も高く、Webミーティングの際にはクリアな声を相手に届けることができます。音質もよく、個人的には音楽観賞用として使っていきたい製品だと感じました。

イヤホンやヘッドホンの価格は本当にピンキリで、オーディオマニアの人であれば3万円とか5万円とか、中には10万円オーバーの製品を使っていたりするのかもしれませんが、音質に強いこだわりのない人であれば、「イヤホン、ヘッドホンに1万円以上」というのはちょっと抵抗があるかもしれません。まあ、最近はAppleのAir Podsあたりを使われている人も多いと思いますが…。

その意味でZONE VIBE 100というのは「音楽用のヘッドホン」としても「Webミーティング用のヘッドセット」としても安いとは言えないですね。しかし、性能・機能のバランスは素晴らしいと思います。個人的には「トータルで見るとこのくらいの値段にはなるだろうなあ」と思います。また、(スマホでもPCでもそうですけど)全く聞いたことのないメーカーの製品を「大丈夫か?」と心配しながら購入するよりもロジクールの、しかるべきお値段の製品を買うほうが精神衛生的にもいいでしょうし、安心でもあります。…と、ZONE VIBE 100で音楽を聴きながらまとめています。

6.関連リンク

ZONE VIBE 100:ロジクール
Zone Vibe 100:Amazon
ZONE VIBE 100:楽天

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