記事にアフィリエイト広告を含みます

エレコム 直挿しタイプドッキングステーション DST-C25SV - ケーブルがないのでモバイルにも便利。ただしポートの規格は低め

エレコム ドッキングステーション DST-C25SV
エレコムがUSB Type-Cポートに直挿しできるドッキングステーション「DST-C25SV」を発売しました。先日サンワサプライのドッキングステーション「USB-3TCHLP10」をご紹介しましたが、どちらも「モバイル用」としてとても便利に使えそうな製品です。

スポンサーリンク
エレコム ドッキングステーション DST-C25SV

クリックで拡大します

まずはスペック表から。この製品はPCなどのデバイスのUSB Type-Cポートに「直挿し」します。また、出力(ダウンストリーム)ポートはUSB Type-A(2.0規格)、HDMI(最大4K/60Hz)、3.5 mmイヤホンジャック、USB Type-C(充電専用、PD60W・実質55W)の4つです。

PCにあまり詳しくない人のために念押しさせていただくと、「お手持ちのPCとかタブレットにUSB Type-Cポートがあれば何でもできるわけじゃない」です。例えばお手持ちのPCのUSB Type-Cポートが「データ伝送のみに対応している」場合は、HDMIは使えませんし、充電もできません。フル機能(4つのポート)すべてが使えるのは、お手持ちのデバイスのUSB Type-Cポートが「映像出力に対応(Display ALT Mode)し、USBポートからの充電にも対応(USB PD)している場合のみです。これはDST-C25SV側の問題ではなく、接続するデバイスによる制約です。

それと、くどいようですが、DST-C25SVについているUSB Type-Cポート(ダウンストリーム)は「充電にしか使えない」こと、およびUSB Type-Aポートは「2.0規格(伝送速度480Mbps)である」ことにも注意が必要です。お手持ちのPCのUSB Type-CポートがたとえThunderboltであったとしてもDST-C25SVを経由してしまうとUSB Type-Aのデータ伝送速度は低速になりますし、USB Type-Cに至ってはそもそもデータ伝送ができません。

スポンサーリンク

エレコム ドッキングステーション DST-C25SV
筐体の表裏です。PC側に直挿しするということで、かなりスッキリしたデザインになっています。なお、上の「表」の画像には「サポート用アタッチメント」が取り付けられています。

エレコム ドッキングステーション DST-C25SV
サポート用アタッチメントとは「本体への負担を軽減する」ためのもので、USB Type-C端子(アップストリーム)が折れたり曲がったりするのを防いでくれます。基本このアタッチメントをつけたまま使い、本体に厚みのあるタブレットPCや、ケースがついたままのデバイスに装着する場合にアタッチメントを外します。

エレコム ドッキングステーション DST-C25SV
利用イメージです。この構造だと特に説明は不要ですよね。

エレコム 直挿しタイプドッキングステーション DST-C25SVはELECOM Direct ShopやAmazonで販売中で、価格は税込み6,480円です。

先日ご紹介したサンワサプライの「USB-3TCHLP10」との機能比較だと、「明らかにUSB-3TCHLP10のほうが上」です。また、価格もUSB-3TCHLP10のほうが安価です。一方、この DST-C25SVはPCなどのUSB Type-Cポートに直挿しできるというメリットがありますので、そこを重視したい人にはいいと思います。

関連リンク

【PR】USB Type-C ドッキングステーション DST-C25SV:ELECOM Direct Shop
【PR】USB Type-C ドッキングステーション DST-C25SV:Amazon

スポンサーリンク