Varmilo 静電容量式メカニカルスイッチV2 - メカニカルと静電容量式のいいとこ取り!?新しいタイプのキーボードが登場!

VARMILO 静電容量式メカニカルスイッチV2
ウインタブでもよくご紹介している「メカニカルキーボード」と「静電容量式(静電容量無接点方式)キーボード」。前者はあちこちのメーカーで作られていて、後者は「東プレ REALFORCE」とか「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」など、限られたメーカーで作られています。いずれも固定ファンが多く、どちらがより優れているのか、という議論は不毛でしょう。ただ、どちらも「高級キーボードの代名詞」と言えますね。

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中国のメカニカルキーボードメーカー「Varmilo(アミロ)」が「メカニカル」と「静電容量」のいいとこ取りとも言える「静電容量式メカニカルスイッチV2」を開発しました。Varmiloは高品質でデザイン性に優れたキーボードを作っていて、日本では「ふもっふのおみせ」で販売されています。「ふもっふのおみせ」というのもかなり面白くて、店舗名は可愛いんですが、本格的なゲーミングデバイスを扱っています。あと、アニメコラボとかもやってまして、ウインタブでは「魔法少女まどか☆マギカコラボキーボード」の紹介記事を掲載したことがあります。あと、ライターのnatsukiさんが「Vermilo製でふもっふのおみせで販売」される「肉球キーキャップ」の紹介記事を投稿しています。

調べてみると「静電容量式メカニカルスイッチ」というのは2019年2月に初代モデルが発売されていますので、今回ご紹介するのは、初代モデルをリニューアルした「バージョン2」ということになります。初代モデルのプレスリリースはこちら。
[新作発売]高性能キーボードメーカー「Varmilo」から独自スイッチ搭載のキーボードを発売!メカニカル式と静電容量式のハイブリッド「メカニカル静電容量式スイッチ」通称アミロ軸

では、ここから「静電容量式メカニカルスイッチV2」および、このスイッチを採用する製品についてご説明いたします。なお、この記事は「ふもっふのおみせ」を運営する株式会社フェルマーが出したプレスリリースの内容を引用しながらご説明します。
【スイッチ革命】メカニカルキーボードブランド「VARMILO(アミロ)」から、従来の静電容量式スイッチとメカニカルスイッチの”いいとこ取り”「静電容量式メカニカルスイッチV2」4種が新たに登場!

キーボードの構造にあまり詳しくない人にはちょっと難しい内容になるかもしれませんが、しばらくお付き合いください。

1.メカニカルキーボードについて

メカニカルキーボードに使われているスイッチは本来、物理的な接触によってスイッチが「オン」になります。物理的な接触が必要となるため、長期間使用すると摩耗が発生し、故障や不具合の原因となる場合があります。

そう、メカニカルキーボードには、一つ一つのキーに全て独立したスイッチがついています。一般にかなり大きな打鍵音となりますが、打鍵感が非常によく、私を含め固定ファンも非常に多いです。また、耐久性も高いと言われています。ただし、今回のリリースでは、長時間使用による摩耗について言及がされています。

メカニカルキーボードについてはウインタブで非常に多くの製品をレビューしていて、ライターもほとんどの人が「経験済み」です。また私も「FILCO Majestouch BLACK(赤軸)」というのを使ってまして、購入レビューもしています。もう4年近く前のことですが、今でもこのキーボードを愛用しています。ウインタブの検索窓で「メカニカルキーボード レビュー」と検索していただければ非常に多くのレビュー記事を確認できますよ!

2.静電容量式キーボードについて

静電容量式スイッチは、静電容量の変化を計算してオンとオフを判定しています。物理的な接触がないため、信頼性に優れ、摩耗が少ないので寿命が長いことが特徴です。(理論的には寿命は無制限とも言われています。)

静電容量式キーボードは機械的な接点がありません。私は何度かこのタイプのキーボードをレビューしたことがありますが、「スコンスコン」という打鍵感になり、メカニカルのような「カチャカチャ」という機械音もしませんし、明示的な入力感も弱めです。しかし、文章書きを生業としている人の中には固定ファンが多く、長時間のテキスト入力でも疲れにくいと言われています。ウインタブでも私を含め復数のライターがこの形式のキーボードをレビューしていますが、特にnatsukiさんが詳しいですね。natsukiさんのレビューのひとつがこちらです。

プレスリリースの説明が非常にわかりやすく、「理論的には寿命は無制限」と書かれていますが、メカニカルキーボードよりもさらに耐久性が高いのは間違いないでしょう。

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で、ここはお好みの問題ではあるのですが、「打鍵の気持ちよさ」という点に関してはメカニカルキーボードに軍配が上がると思います。また、メカニカルキーボードは「軸色」を選べ、軸色によって打鍵感が変わりますし、軸のメーカー(CherryやGateronなど)によっても打鍵感は変わってきます。一方で静電容量式のほうはメーカーによって打鍵感が変わりますが、メカニカルのようにユーザーが能動的に打鍵感を選ぶ(軸のメーカーや軸色などを選ぶ、という意味です)ことが難しいです。なので、打鍵感にこだわりたい人はメカニカルなのかな、と思いますね(すいません、私の個人的見解です)。

3.静電容量式メカニカルスイッチV2について

VARMILOの静電容量式スイッチは、従来の静電容量式スイッチに必要不可欠だったシリコンボールや円錐形のばねを使用せずに、非接触の静電容量式スイッチの構造を特別に設計しました。これにより、VARMILOの静電容量式スイッチは従来のメカニカルキーボードに使われているスイッチと同様に、様々な打鍵感のスイッチを開発することに成功しています。

うーん、この説明だといまひとつよくわかりませんね。

VARMILO 静電容量式メカニカルスイッチV2
こちらの図だとよくわかります。静電容量式メカニカルスイッチというのは基本的にメカニカルキーボードに非常によく似た構造をとっていて、しかし物理的な接触がなく、その代わりに「静電容量トリガー」が採用されている、ということです。

この構造により、メカニカルキーボードに使われているスイッチと同様に、様々な打鍵感のスイッチを開発できる、とのこと。

4.バリエーション

VARMILO 静電容量式メカニカルスイッチV2
開発中のものも含め、用意されるスイッチの種類は4つ。「リニア」とあるのがCherry MXの「赤、茶、黒軸」に近いタイプで、「タクテイル」とあるのが「青軸」に近いタイプです。メカニカルキーボードはどれも打鍵音が大きくなりますが、特に「カチャカチャ」と大きな打鍵音になるのがタクテイルタイプです。まあ、一番メカニカルっぽい雰囲気ではありますけどね。

全般にCherry MXよりも押下圧は小さめで、特にDaisy軸の35gというのはかなりの軽さです。プレスリリースには長時間の入力作業をするビジネスマンやエンジニアの人向け、と書かれていました。青軸っぽく使うのならGreen軸ですね。メカニカルらしい打鍵感が楽しめそうです。

5.製品

VARMILO 静電容量式メカニカルスイッチV2
ふもっふのおみせでは、5種類のデザインで取り扱う予定です。

Sakura
Sea Melody
Beijing Opera
Koi
Panda

ただ、8月16日現在だとまだ静電容量式メカニカルスイッチV2搭載モデルは発売されていないようです。一方で、静電容量式スイッチV2を試せるTrail Kitが100円(送料別)で販売されているのですが、こちらも8月16日現在は「在庫切れ」となっています。Varmiloのキーボードは決して安価とは言えません(FILCOなど国内メーカー製品よりもむしろ高いかも)ので、できればTrial Kitで打鍵感を試してから購入したいところですね。

ぜひ一度使用感を試してみたいスイッチ(キーボード)です。

6.関連リンク(引用元)

【スイッチ革命】メカニカルキーボードブランド「VARMILO(アミロ)」から、従来の静電容量式スイッチとメカニカルスイッチの”いいとこ取り”「静電容量式メカニカルスイッチV2」4種が新たに登場!

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