上海問屋 スリム型 エルゴノミクスワイヤレスマウス － 予想以上に使いやすく、品質も良好！低価格なのでお試しを！（実機レビュー）

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。先日書いた記事「上海問屋 スリム型 エルゴノミクスワイヤレスマウス － 低価格な人間工学マウス、勢いで注文してしまいました！」ですが、自分でも製品を購入しまして、少し使ってみましたので、簡単にレビューしたいと思います。

1.スペック

このマウスはスペックとしては「ごく普通」のUSB無線マウスです。サイズが一般的なマウスよりも大ぶりで、特に高さが77 mmというのが異質な感じですよね。

2.筐体

同梱物です。本体のほか、英文の取扱説明書が入っているだけで、非常にシンプルなパッケージでした。また、このマウスは電池式（単4乾電池2本）ですが、電池は同梱されていないため、別途購入する必要があります。

前から見たところです。手で覆いかぶせる部分が斜めになっており、かなり「立った」形状です。また、親指の当たる部分（画像の右側）は大きくくぼんでいます。

こうしてみると異様な形状に見えますが、

要は一般的なマウスの上部を右斜め方向に「ニューっ」と伸ばしたような感じになります。なので、後述しますが、使いやすいかどうかは別にして、配置などで戸惑うことはありません。

右側面です。斜めになってはいますが、左右のクリックボタン、そしてホイールと、一般的なマウスとほぼ同じものがついているのがわかると思います。

背面です。このアングルから見ると、エルゴノミクスマウスらしい、といいますか、非常に変わった形状をしています。

左側面です。このマウスは「右手持ち」専用で、凹んだ部分に親指を添えます。この面には3つのボタン、そしてLEDインジケーターがあります。

まずボタンですが、上端部にある大きめのボタンは「DPIの切り替え」に使います。ボタンを少し長めに押すことによって「800/1200/1600DPI」が順に切り替わります。切り替えの際にLEDインジケーター（画像にあるグレーのストライプの下の部分にLEDが入っています）が点滅し、DPIが切り替わったことを教えてくれます。

その下にある2つのボタンは「進む（左側）」「戻る（右側）」です。主にブラウザー操作で使用しますが、私はこのボタンを使う習慣がなく、実際ほとんど使っていません。また、設定アプリなどもないため、このボタンに任意の操作を割り当てることもできません。

底面です。これを見ると一般的なUSB無線マウスと変わるところがありません。画像左側に電源ボタン、そして電池ケース、USB子機の収納ポケットになります。

また、この製品は「上海問屋」ブランドですが、底面には「ドスパラ」のロゴが入っています。上海問屋はドスパラが運営しているお店なので、当然といえば当然なんですけど、やっぱ「ドスパラ」って書いてあると安心感が全然違います（上海問屋が悪いわけじゃないです）。

取り外すとこんな感じ。USB無線マウスを使ったことのある人なら全く戸惑うことはありません。

3.使用感

上海問屋の製品ページによれば、「シリコンコーティング」しているということでしたが、手触りはしっとりとしていて非常に気持ちがいいです。もちろん元の素材はプラスティックだと思いますが、そういう感触ではなく、むしろ高級感があります。

また、クリックボタンは確実に押すことができ、クリック感も良好ですが、静音ではありません。逆にうるさいということもなく、音に関しては標準的なものと考えていいです。

また、DPIですが、800/1200/1600の3段階を簡単にテストできますので、一応一通りやってみましたが、私が一番気に入ったのは1,200でした。ただこれは人によって好みが違うはずですので、あまり参考にならないと思います。ただ、専門職の人など、やや特殊な使い方をするのでなければこの3種類のいずれかで満足ができるのではないか、と思います。

エルゴノミクスマウスとして「疲れが少ないか」というと、正直なところあまり実感はありません。私の場合、キーボードでテキスト入力をする時間が長めで、マウス操作の量が少しばかり少なめである可能性もありますけどね。

しかし、当初少し心配していた、「独特な形状による違和感」は皆無でした。普通のマウスと何ら変わらない使用感です。また、たしかに手首を捻っている感覚が薄れたと実感しました。「だから疲れない」ということを現時点で断定できない、というだけです。

4.まとめ

「上海問屋 スリム型 エルゴノミクスワイヤレスマウス」は上海問屋で販売中で、価格は税込み1,999円です。マウスという周辺機器は、個人による好みの差が大きく、安易に「いい」とか「悪い」とかの評価はしにくいものがあります。

私の感想としては、独特な形状ということを理由に避ける必要のない製品だと思いました。私自身、一番良く使っているのは「普通のマウス」でして、エルゴノミクスマウスの使用経験はありませんでしたが、この製品は全く違和感なく使用を開始できました。また、操作性も一般的なマウスと全く変わりません。

そして、この製品は「1,999円である」というのがポイントです。これが5,000円とかするのであれば私は購入していなかったし、読者のみなさんも敬遠する可能性が高かったと思います。ウインタブ読者の場合、「ちょっと変わっている」とか「機能が面白い」というマウスを発見したら「とりあえず買っちゃう」という人が少なくないと思います。その場合、手持ちのお金で衝動買いできる価格、というのも重要で、1,999円というお金が「はした金」だとは決して思いませんが、「つい買っちゃう」レベルではあると思います。

このマウス、結構気に入りましたので、当面は私のメインマウスにします。

5.関連リンク（上海問屋）

スリム型 エルゴノミクスワイヤレスマウス