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Teclast T10 - Teclastが誇る「マスター」な10.1インチAndroid タブレット、かなり高品質よ!

Teclast T10
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。中華メーカーのTeclastが「マスター」なAndroid タブレットを発売しました。日本向けのAndroid タブレットで最も高性能なのは「ASUS ZenPad 3S 10」あるいは「ASUS ZenPad 3 8.0」だと思います。以前はさらにハイスペックな製品もありましたが、Wi-Fiモデル、SIMフリーモデルであればこの2機種が思い浮かびます。

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今回紹介する「Teclast T10」はこの2機種に勝るとも劣らない高性能な製品で、単にCPU性能が高いというだけでなく、ディスプレイ品質などにもこだわりを見せており、それでいて価格は3万円弱と、かなりお手頃になっています。

1.スペック

OS: Android 7.0
CPU: MediaTek MT8176
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 10.1インチIPS(2,560 × 1,600)
ネットワーク: 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth
カメラ: イン8MP / アウト13MP
入出力: microUSB、microHDMI、microSD、オーディオジャック
バッテリー: 8,100 mAh
サイズ: 238 x 170 x 7.5 mm / 550 g

OSはもはや最新とは言えないまでも、納得できるくらいに新しいAndroid 7.0です。CPUのMT8176はZenPad 3S 10に搭載されているものと同じで、Webで調べてみるとAntutuスコアが7万点台前半から半ばくらいのようです。このスコアは最新鋭のハイスペックなAndroidスマホには及ばないものの、十分ハイスペック機と呼んでいいレベルです(ヘビーゲーマーの方はお好きに評価してください)。

RAMは4GBで、最近中華スマホで流行りの6GBじゃありませんが、個人的には4GBで困ることはまずないと思います。ストレージも64GBあり、microSDカードも使えますので、アプリ、画像データとも十分な量を保存できると思います。また、カメラですが、タブレット機としては珍しく、アウト側が13MPあります。画素数だけではなんとも言えませんが、このくらいであれば「カメラ」として使えそうですね。

入出力ですが、USB Type-Cではなく、従来のmicroUSBポートとなります。しかし、手持ちのモバイルバッテリーなんかを使う場合はType-CよりもむしろmicroUSBのほうがいいかもしれません。あと、この製品には指紋センサーがついています。これもまあ、中位クラス以上のAndroid機では珍しくなくなりましたね。

また、バッテリーも8,100mAhとかなり大型になっていて、「ビデオ再生で8時間」使えるとのこと。ただ中華はバッテリーの容量を盛ることがありますからねえ。特にTeclastは前科がありますし、実際8,100mAhもあれば10時間以上使えそうな気もしますけど。

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Teclast T10 特徴
中華製品にしばしば見られる、製品特長の一覧です。見れば大体わかりますが、「oleophobic(表のoleophopbicというのはスペルミスです)」というのは「撥油性」、つまり手脂を弾き、指紋がつきにくい、という意味です。

Teclast T10 スクリーン
また、ディスプレイですが、SHARP製の超高精細なものが搭載され、上の画像のように「光量の自動調整」「ナイトモード」「読書モード」の切り替えが可能です。また、ZenPadのようにアスペクト比4:3ではなく、16:10というのも地味にうれしいところで、Android用のアプリの多くはアスペクト比4:3に最適化された作りではないので、「4:3はiPadに任せたらいい」と思います。

2.筐体

Teclast T10 展開図
展開図です。これがあればだいたいのことはわかると思います。指紋センサーは筐体背面に、スマホみたいな感じでついてますし、スピーカーはステレオですね。スピーカーについてはZenPadほどの強いこだわりはないようなので、なんとも言えませんが、配置としては悪くない感じ。

筐体素材はCNC加工のアルミ合金製で、厚さもわずか7.5 mmとスリムです。ただ、ポート類の配置や各種数値は正しいと思いますが、私は個人的にTeclastが提供する画像は信用していません。「ベゼル幅を細く見せる」常習犯ですから。「こんなことをやってるからいつまでも信用されないのだ」と常々思っていますが、この製品は正しい画像が使われていることを期待しています。

3.価格など

Teclast T10は中国の通販サイト「geekbuying」でプレオーダー(予約販売)中で、価格は249.99ドル(28,358円)です。この価格は中華のAndroidタブレットとしては結構な高額品と言えます。一方で性能のほうはかなり期待ができますし、ディスプレイ品質もかなり高そうなので、実質的な価格としては決して割高ではない、むしろ中華らしい低価格だと思います。

スマホのほうも高性能化が進んでいますが、やはり10.1インチという大型サイズのAndroidタブレットというのは依然として魅力ある存在だと思います。

4.関連リンク

Teclast T10:geekbuying

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