上海問屋 折りたたみBluetoothキーボード DN-915443 － ペンケースサイズでキーピッチ17 mmを確保したモバイルキーボード

ドスパラが運営するIT雑貨屋さんの上海問屋がコンパクトなBluetoothキーボード「DN-915443」を発売しました。ウインタブで上海問屋製品を紹介すると、総じて読者からの反響があり、そもそも私が「面白い」と思って記事を書いているものの、それが読者の皆さんの関心を呼んでいる、というのは大変うれしいです。このキーボードもなかなかの面白さですよ！

これがスペック表です。折りたたみ時のサイズは56.5 × 228 × 16 mmですから、ペンケースと同じか、少し大きいくらいでしょうか。重量は242 gと軽量ながら「思ったよりも重い」ですね。これは筐体（外版）がアルミ製である、ということも影響しているでしょうし、Bluetooth接続なのでバッテリーを内蔵しているというのも理由の1つかと思います。

英語配列で58キー、そして注目したいのが「キーピッチ17 mm」という点です。一般的にノートPCのキーピッチは18 mm～19 mmほどです。また、現在私の手元にあるUMPC「One Netbook One Mix」のキーピッチは左右方向に約16 mm、上下方向に約15 mmほどです。One Mixのキーピッチは手採寸なので、若干誤差があると思いますが、おそらくこの製品のキーピッチのほうが広いと思われます。

私の個人的な感想ですが、キーピッチは18 mmを切ると少々使い勝手が悪くなります。One Mixのキーボードはお世辞にも余裕があるとは言えません。この製品の17 mmというキーピッチは決して十分なものとは思えませんが、そこはサイズとのトレードオフになりますので、仕方のないところでしょう。

これが実際の操作イメージです。やっぱり決して十分なサイズではありません。しかし、ペンケース程度の大きさでここまで「使えるキーピッチ」というのは大健闘と言えそうです。

これがキー配列です。英語配列である、という点や、EnterキーやShiftキーが小さいなど、不満を並べることは出来ますが、個人的には「一応ちゃんと使える」配列になっていると思います。

ここでもう一度トップ画像を。この製品、どうやらスマホ専用、頑張っても8インチタブレットまで、と考えたほうが良さそうです。というのも、スタンド（台座）の高さが最大でも56.5 mmしかないわけで、10.1インチタブレット（短辺が170 mmくらい）だと支えきれないでしょう。8インチタブレット（短辺が125 mm程度）でギリ行けるか、という気がします。実際に試してみないと正確なことは言えませんけどね。ただし、この製品のスタンドを使うのではなく、別にスタンドがあれば（Windows/Android/iOSに対応するので）問題はないです。

折りたたむとこんな感じです。これ、携帯するのにはとても便利でしょうね。

上海問屋 折りたたみBluetoothキーボード DN-915443はドスパラ公式サイト内の上海問屋コーナーで販売中で、10月25日現在の価格は3,999円（税込み4,318円、送料無料）です。

記事中にキーピッチが狭いことを懸念するような記載をしてしまいましたが、製品サイズから考えると十分納得できる、と評価してもいいと思います。このキーボードで数時間テキストライディングをするというのならちょっと躊躇しますが、スマホにつないで少し長めのメールを書くとかであれば威力を発揮してくれそうです。

私はスマホにキーボードを接続して使う習慣がないのですが、最近はスマホのディスプレイもどんどん大型化していて、その気になればある程度長文のテキスト入力はできると思いますし、7インチとか8インチのタブレットであればなんとか内蔵のスタンドで使えそうな感じなので、小型タブレットのお供にもいいかもしれないですね。

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折りたたみBluetoothキーボード（3つ折り・ブルートゥース） DN-915443