Vernee Apollo ー VRゴーグル付属!5.5インチで高品質・ハイスペック中華スマホを試す(実機レビュー)

Vernee Apollo
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は中国のハイスペックなスマホ「Vernee Apollo」の実機レビューです。ウインタブでは通信を伴う試用を控えることにしているため、外観、システム概要、そしてPC経由でインストール可能なアプリでのテスト、という構成でレビューしたいと思います。しかし、この製品、実機を開封して初めて気づいたんですが、「VRゴーグル」がついてたんですよね!ビックリしました!なお、この製品は中国の通販サイト「Gearbest」に提供していただきました。Gearbestにはこの場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。

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1.スペック

OS: Android 6.0
CPU: MediaTek Helio X25(10コア 2.5GHz)
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 5.5インチ(2,560 x 1,440)
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
LTE / 3G: LTE 800(B20)/1800(B3)/2100(B1)/2600(B7)
入出力: USB Type-C、オーディオジャック
カメラ: イン8MP / アウト21MP
バッテリー: 3,180 mAh
サイズ: 152 x 75 x 9.3 mm / 188 g

全体的にかなりスペックが高いですね。CPUはSnapdragonではなく、MediaTekのハイエンドCPU、10コアのHelio X25です。そしてRAMは4GB、ストレージも64GBと余裕の容量ですし、ディスプレイも5.5インチと大型の上、2,560 × 1,440(2k)解像度です。あと、カメラもアウト21MPと、非常に高性能です。

気になるのはHelio X25のCPUとしての性能がどの程度か、具体的にはSnapDragon 810とか820、821と比較してどのくらいなのか、ということでしょうか。これについてはAntutuを使って試してみたいと思います。

2.システムの状況

Vernee Apollo ランチャー
起動してみた感じ、ごく素直なAndroidだと思います。中華系のアプリは皆無、というか「GoVR Player」というVR用のアプリ以外にプリインストールアプリは見えません。また、日本語化は設定メニューから簡単に完了しました。シャットダウン時など、ごく一部英語表記が残りますが、ほとんど気にならないくらい高い水準で日本語化できます。日本語化がおかしいところを探すのは「あら探しというもの」くらいのレベルです。

Vernee Apollo システム情報
設定画面のシステム情報です。

Vernee Apollo RAMとストレージ
RAMとストレージの情報です。当たり前ですが公称値通りで、プリインストールアプリがストレージを圧迫しているようにも見えませんね(上の画像はこの製品としては珍しく日本語が乱れてますw)。

Vernee Apollo OTAアップデート
先日のかのあゆさんの記事「中華スマートフォンにおけるショップ独自のカスタムROMについて知っておきたいこと(かのあゆ)」もあり、この製品がショップカスタムROMなのか、ということを調べてみました。結論として「わからない」のですが、設定画面などは基本的に素のAndroidに非常に近くなっており、なによりも「OTAアップデート」の機能が無効化されていないことから、ショップカスタムROMである可能性は低いのではないか、と思います。また、この製品はOTAによるAndroid 7へのアップグレードも予定されており、おそらく問題なくアップグレードが完結することになるだろうと思います。ちなみに、ある男がこの製品をテストしようと思ってWi-Fiにつないだまましばらく放置していたんだそうです。そしたら知らない間にアップデート(Android 7への大型アップデートでなく、月例くらいにあるマイナーアップデート)が完了していたらしいので、この機能はちゃんと生きているんじゃないか、と思います。

また、Verneeは英語のWebサイトをもち、製品紹介で(中国国内向け製品には導入されていない)Google関連サービスについても言及していることから、もともとインターナショナル・エディションのROMを搭載していることが想定されます。なので、この製品についてはメーカーオリジナルのROMが使われている可能性が高いと思われます。
Verneeの公式サイト

Vernee Apollo Antutuのシステム情報
これはAntutuベンチマークによるシステム概要です。Helio X25はMT6797Tという型番になります。

3.筐体

Vernee Apollo 外箱
今回は外箱から。しっかりしたボール紙製の外箱なんですけど、スマホにしてはずいぶん大きいなあ、と思いました。高さがあります。

Vernee Apollo 同梱物
同梱物です。外箱が大きいのはVRゴーグルが同梱されていたからですね。VRゴーグルのほかには英語表記もある簡単な取り扱い説明書、VRゴーグルのガイダンス(一枚もの)、OTAアップデートガイド(一枚もの)、そしてSIMスロットを開けるためのピンが入っていました。また、ケーブルはUSB Type-C(オス)-USB(オス)の充電主目的のものがあり、EUプラグのACアダプターがありました。どうやらこの製品は標準でEUプラグが同梱されるようなので、日本で使う場合は変換プラグ(Amazonなどで1,000円以下で購入できます)が必要になるようです。

Vernee Apollo 筺体
前面は狭ベゼルですが、他のハイエンド機と比較して特段個性的な感じはしません。ディスプレイガラスもどちらかというとフラットな形状で、エッジ部分が丸みを帯びているというわけでもないです。

Vernee Apollo 上面
上面です。このアングルから見ると結構な厚みがあり(9.3 mm)、背面がラウンドした形状であることがわかります。側面素材は金属(たぶんアルミ合金)ですね。

Vernee Apollo 右側面
右側面です。この面には電源ボタンと音量ボタンがあります。ボタンも金属製で、立て付けはしっかりしています。というかこれ、安物じゃないんで当然か…。

Vernee Apollo 下面
下面です。ここにはスピーカーとUSB Type-Cポートがあります。

Vernee Apollo 左側面
左側面です。SIM(とmicroSD)スロットがありますが、この製品、スロットが2つあるんですよね。

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Vernee Apollo デュアルSIM
上段がNano SIMもしくはmicroSD、下段がmicroSIM用のスロットです。ちなみにこの製品はDSDS(Dual SIM Dual Standby)に対応します。

Vernee Apollo 背面
背面です。保護用のシートをつけたまま撮影しています。IMEIがこのシートに印字されてまして、IMEIは設定画面からも確認できるんですけど、最初に見たときに「なんか不用心だなあ」と思ってしまいました。カメラは背面上の中央に位置し、その下に指紋センサーがあります。この製品に限ったことではありませんが、この位置にある指紋センサーって、汎用のケースだと位置的に干渉しちゃうんですよね。なので、専用ケースを購入したほうがいいかもしれません。

日ごろ中華タブレットやノートPCの試用をしていますが、この製品は明らかに筐体の仕上がりがいいです。安っぽさはみじんもなく、工業製品らしい精緻な造形をしています。ヘンな隙間があいていたり、筐体が歪んでいたり、ということは全くありません。スマホに詳しくない人に見せてもこれが中華スマホだとはだれも思わないでしょう。

また、ウインタブで試用したことのあるZUK Z2と比較しても質感はかなり高いです。ハイスペック機にふさわしい出来栄えだと感じました。

Vernee Apollo VRゴーグル
次にゴーグルです。素材はプラスティック製ですね。見た感じどおり、簡易な構造になっています。ただし、ピント合わせがある程度可能です。

Vernee Apollo ゴーグル接続
スマホをセットするとこんな感じ。スマホはきっちりとゴーグルにはまるようにできていて、上からベロクロのゴムバンドで固定します。

Vernee Apollo VRゴーグルを装着
装着してみました。なんか笑える…。

後述しますが、VR用アプリが用意されており、YouTubeなどのweb動画を視聴することもできますし、あらかじめ何種類かのVR動画もインストールされていました。ただ、VR体験をしてみる、という点では非常に面白いと感じましたが、このゴーグルを「のめりこむくらい使いたいか?」というとそんなこともないですねw あくまでもおまけと考えるべきでしょう。

4.使用感

この製品はハイスペック機でもあり「ゲームがサクサク動いた」みたいなことを書いてもあまり意味がないと思います。なので、「サイズ感と操作感」「VRゴーグル」そして「バッテリー」について書きたいと思います。

Androidの場合、Windowsでいうスタート画面は自分で好みのランチャーを入れればいいだけなのですが、この製品はデフォルトの状態で「思った通りのAndroid」なので、非常に使いやすく好感が持てました。もちろんGoogle系のサービスは一通りインストール済みで、Google Playも使えますよ。また、サイズはさすがに大きい、と感じました。私が常用しているスマホは5インチと4.5インチ、ということもありますし、先日手に取ってみたZUK Z2も5インチでしたから、やはり5.5インチは大きく感じます。それと、少々重いですね。金属素材の大型スマホなんで、重いだけの理由はありますし、使うのに苦労する、というわけでもありませんから、これは許容範囲としたいです。

Vernee Apollo VRゴーグル装着2
次にVRゴーグルですが、はっきり言うと、この製品でなければ体験できない、というレベルのものではないですね。中国の通販サイトにせよ、日本のアマゾンにせよ、この手のVRゴーグルは2,000円とか3,000円で手に入りますし、基本的な構造は似たようなものなので、少なくともVRゴーグルのためにこの製品を購入する理由はないです。

Vernee Apollo GoVR Player
しかし、面白いことは面白い、というのはありますw これはVR用アプリ「GoVR Player」のスクリーンショットで、左側がメインメニュー、右側があらかじめ用意されている動画です。なにも考えなくとも、これらの動画を観るだけでVRを楽しめます。なので、オマケとして気軽に使ってみるのならお得感はありますし、手軽にVR体験ができる、という点では評価します。また、「かけ心地」は見た目の角ばった印象よりはいいです。肌に触れる部分はしっかりラバー製ですし、装着していてどこか痛くなる、ということもありませんでした。

最後にバッテリーです。一応メーカーとしては「Quick Charge」を謳っているので、日本の家庭用電源で充電時間を測定してみました。使いながらではなく、使っていない状態で電源に接続しています。

23:34 70 %
23:44 83 %
23:54 93 %
24:05 100 %

バッテリーは満充電に近づくほど充電速度が落ちるはずなので、ざっくりいうと「日本でも1時間もあれば満充電にちかいところまで可能」くらいのレベルだと思います。体感的にも充電は高速だと思いました。

あと、ごめんなさい、カメラについては今回のレビュー対象外としました。私はこのクラスのカメラと性能比較できるハードウェア環境を持っておらず、当然素晴らしい画質であるという評価はできるのですが、「何と比べてどんなところがいい」みたいなことを書ける蓄積がありません。もう少し多くのスマホを実機レビューしていけば多少気の利いたことを書けると思いますが、今回はご容赦願います。

5.性能テスト

PC経由でインストールが可能なAntutuベンチマークで測定してみました。

Vernee Apollo Antutuベンチマーク
参考:
Lenovo ZUK Z2(Snapdragon 820):132,410
BungBungame KALOS 2(Samsung Exynos 7420): 88,439
Chuwi Vi 10 Plus(Remix OS、Atom X5-Z8300): 64,259
Teclast TBook 16 Pro(Atom x5-Z8300): 58,578
Onda OBook 20 Plus(Atom x5-Z8300): 57,378
Cube iWork 8 Air(Atom x5-Z8300): 55,918
GOLE 1(Atom x5-Z8300): 55,436
マウス MADOSMA Q601(SnapDragon 617): 48,008
Teclast X89 Kindow(Atom Z3735F): 47,495
Wink Pax G1(MediaTek MT8783) : 38,553
YOKA KB2(Amlogic S912): 36,679
マウス MADOSMA Q501(SnapDragon 410): 35,663
Teclast X10(MediaTek MT8392): 31,561
Cube WP10(SnapDragon 210): 29,273
Cube T8 Super Version(MediaTek MTK8735P):23,925
ドスパラ Diginnos Mobile(Snapdragon 210): 23,785
FREETEL KATANA 01 (SnapDragon 210) : 22,724

数回測定してみましたが、いずれも9万点台の前半くらいで、かなり安定していました。このスコアをどう見るかは読者におまかせしますが、個人的には「これで十分だろ?」と思います。Snapdragon 820には水をあけられる結果となったものの、このスコアで実用上不満を感じる人は多くないと思います。立派ですよ、9万点台って。

6.まとめ

Vernee Apolloは中国の通販サイト「Gearbest」で販売中で、1月25日現在の価格は259.99ドル(29,692円)です。為替の関係で円貨だと少し高くなってしまうものの、この内容にしてこの価格というのは激安でしょ?間違いなく。

Antutuのスコアで製品の良さ、悪さが決まってしまうわけではないですよね?日本だと現状ZUK Z2が大人気だと思うのですが、Apolloも全然負けてないですね。どちらがいいのか、というのは好みの問題です。少し安っぽくても軽快なサイズ感(ZUK)がいいのか、それとも大型で質感が高く重厚な筐体(Apollo)がいいのか、とかディスプレイサイズが大きいほうがいいのか、小さめなのがいいのか、といった質問については正解がありませんから。

この製品のよさを箇条書きしてみます。

・5.5インチで2K解像度のディスプレイ
・金属製の仕上げの良い筐体
・OTAによるシステムアップデートに対応
・21メガピクセルと高性能なカメラ
・おまけと考えれば十分に楽しいVRゴーグル
・これだけ入って3万円切りの価格

などなど、あえてZUKにはないものを列挙してみましたw ほっといてもAndroid 7が降ってくると思いますし、なにより外観、システムとも「悪い意味で使われる中華っぽさ」を全く感じません。長く使えそうな製品になりそうです。

7.関連リンク

Vernee Apollo 4G Phablet:Gearbest

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Comment

  1. もひも より:

    もひもです。
    初コメント失礼します。

    前々から気になっていたこのVRゴーグル付きスマホ、ついにウインタブさんのレビューが来た!と喜んで見に行ったら案の定いいことずくめで購買欲が高まっていったのはそうですが、写真で雰囲気の良い女性の方が写り、この方がいつも記事書いていらっしゃったんだ!という驚きも大きかったです。

    今後の記事も楽しみにさせていただきます。
    ありがとうございました。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。この画像は私ではなく、私はただのおっさんなので、モデルとしてふさわしくないので写っていない、ということですw

      • もひも より:

        早とちりしてしまい失礼します。。。
        どちらにせよ、楽しく記事をご拝見させていただいておりますのでそれでお許しを…

  2. 匿名 より:

    大変失礼ですが女性なんですか?!

  3. natsuki より:

    実はセキセイインコ説に一票

    • 匿名 より:

      同意します。
      明らかにセキセイインコですよね。
      GOLF1のときに興奮しすぎてバッチリ写ってますもん。

      • 匿名 より:

        自レス
        GOLFではなくてGOLEであることに今気づく。
        まじか…ずっと間違ってたわ…

    • wintab より:

      natsukiさん、匿名さん。いやそうじゃなくて…。でも精神的に追い詰められるとインコになりたい、とかは思いますw

  4. あるえふ より:

    実はある陰謀に巻き込まれて今は幽霊(みたいな存在)だけど、一種の電磁波だから電子機器に干渉してサイトの更新は続けている、とか。

    • wintab より:

      あるえふさん、人の記事のコメント欄で遊ばないでもらえますかw もはや記事となんの関連もなくなってますやん…。

  5. トシ より:

    実はMicrosortの記事作成用人工知能
    高校生の娘がいるらしいから りんなのお父さんだな

    • wintab より:

      トシさんまで…。確かに高校生の娘はいますけどね。ちなみに記事に写っているのはお姉ちゃんのほうです。

  6. YukiO より:

    コメント失礼します。
    ウインタブさんは5と4.5インチのスマホをお使いとおっしゃいましたが、なんの機種ですか?

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