HeadwolfがAmazon プライムデーに合わせ、セールを開催中です。ウインタブではこれまでにHeadwold製品を一度しかレビューしていませんが、その際の印象がよく、今後積極的に取り上げていきたいと思っています。Headwolfは多数のタブレット製品を手掛けていますが、「平均的には他社よりもスペック高めかな」と思いますね。
セール品の一覧です。
製品名 | SOC | ディスプレイ | 過去価格 | セール価格 |
FPad3 | UNISOC T616 | 8.4インチ(1,920 × 1,200) | 21,999 | 15,400 |
FPad5 | Helio G99 | 8.4インチ(1,920 × 1,200) | 27,999 | 20,999 |
WPad5 | UNISOC T606 | 10.1インチ(1,920 × 1,200) | 17,999 | 12,999 |
HPad6 | Helio G99 | 12インチ(2,000 × 1,200) | 43,999 | 28,999 |
HPad5 | Helio G99 | 10.5インチ(1,920 × 1,200) | 31,999 | 23,500 |
今回のセール品5機種は中国タブとして「どエントリー」なものはなく、最低でもSoCがUNISOC T606(Antutuスコアは25万点前後)、基本Helio G99(Antutuスコア40万点前後)です。また、下記の特徴があります。
・OSがAndroid 14
・ディスプレイが1,920 × 1,200解像度以上
・Widevine L1に対応(WPad5のみNetflixは720p・HD画質まで)
発売時期がやや古くてOSのバージョンが低いとかはありませんし、ディスプレイ解像度も1,280 × 800のものはありません。WidevineもL1なので動画サブスクリプションサービスでHD以上の画質での視聴が可能です。
8インチタブではFPad3とFPad5がセール対象になっています。FPad5はスペック的にBlackview Tab 60やAvidPad S30、Teclast M50 Miniが比較対象になるかと思いますが、これらの製品は12,000円台~13,000円台のセール価格になっていますので、FPad3はそれよりもワンランク高価、ということになります。ただし、ディスプレイ解像度がWUXGAである(他機種は1,340 × 800解像度)という点を考慮すれば、FPad3のほうが魅力的とも言えますね。
FPad5はALLDOCUBE iPlay 50 mini Proと同サイズ・同スペックで、ガチ競合します。どちらがいいかはなんとも言えませんが、iPlay 50 mini ProのAmazonでのセール価格が18,000円(複数の販売ページがありますのでご注意ください)なので、価格で決めるならiPlay 50 mini Proのほうがいいかもしれません。LTEバンドについてはFPad5のほうが日本の主要バンドをフルカバーしていますので、LTE通信を重視する場合はFPad5のほうが向きますね。
10インチ以上のモデルだと、最も低価格で最もスペックの低いWPad5がお買い得かと思います。UNISOC T606搭載でWidevine L1、WUXGAディスプレイのとしてはTeclastやBlcckviewの製品よりも若干低価格です。
HPad5はウインタブで実機レビューをしています。筐体品質が良く、システムUIも「素のAndroid」に近いプレーンなもので、とても好感が持てる製品でした。個人的には「期待を裏切らない、いいタブレット」だと思っています。HPad6は12インチと大きめサイズでストレージも256GB搭載、価格も他のHelio G99搭載12インチタブよりも割安感があります。