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Teclast M50 Mini レビュー - サイズ・スペック・価格のバランスが素晴らしく、使い勝手の良い8.68インチAndroidタブレット


こんにちは、オジルです。たびたびウインタブにて実機レビューを行っているTeclastのタブレット、今回は片手で持てるサイズ感の8.68インチ「M50 Mini」をレビューいたします。こちら、プレスリリースによると6月3日から発売されている新製品なのですが、Teclastの場合はしょっちゅう新製品を投入しているので来月には新しいモデルが登場します(大嘘です、すみません)。

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冗談はさておき、同社のP85Tが人気を博したように、8インチクラスのタブレットに対して「スマホよりちょっと大きい画面で見たい」という層は一定数いるんじゃないか、と思っていて、個人的にかなり刺さるサイズです。そしてこの製品、価格を抑えつつ最低限使えるスペックなのがちょうどいいんですよ。

なお、本レビューはメーカーよりサンプル製品を提供いただき実施しています。


ここがおすすめ

・8.68インチと片手に収まる絶妙なサイズ感
・ゲーム以外の普段使いには困らない性能
・Android 14搭載でタスクバーなどの機能も使える
・1万円台半ばで購入できるリーズナブルな価格設定
ここはイマイチ
・ディスプレイ解像度は低め
・イヤホンジャックがない
・カメラ品質は色表現が微妙
販売サイトはこちら
TECLAST M50Mini タブレット:Amazon

1.製品概要

スペック表

  Teclast M50 Mini
OS Android 14
SoC UNISOC T606
RAM 6GB(拡張機能により最大16GB)
ストレージ 128GB
ディスプレイ 8.68インチIPS(1,340 × 800)
LTEバンド FDD:B1/3/5/7/8/20、TDD:B34/38/39/40/41
SIM nano SIM ×2(うち1つはmicroSDと排他)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0
入出力 USB Type-C 、microSDカードリーダー
カメラ イン5MP/アウト13MP
バッテリー 5,000 mAh
サイズ 212.8 × 125.8 × 8.3 mm
重量 322.5 g

コメント

Teclastといえば独自UIを採用せずにAndroid 14を搭載しているのがスタンダードになっていて、M50 Miniも同様です。Androidユーザーにとっては違和感なく操作できることでしょう。

SoCのUnisoc T606はここ最近の中華タブレットではお馴染みになってきた感があり、同じくお馴染みHelio G99のワンランク下といった位置付け。Antutuのスコアは25万点程度で、さすがにゲームや重い処理には向かないものの、ウェブサイトや電子書籍の閲覧、動画視聴などをする上ではほぼ困ることのない性能となっています。物理RAMが4GBでなく6GBというのも地味に嬉しいところですね。

スペック上で特に気になりそうなところは解像度でしょうか。1,340×800で物足りなさはあるものの、画素密度(ppi)を計算してみると実はそれほど悲観するものではありません。たとえば少し前にレビューしたP50ですと11インチに対して1,280×800は137.85ppiとかなり粗さが目立ったのですが、M50Miniに関しては179.8ppiになります。この値、概ね12インチのFHD解像度と同じくらいなんですね。実際に画面を見ても極端に粗さを感じることはありません(感じ方には個人差があると思います)。

スペック表に載っていない部分ですと、Widevineは「DRM Info」にてL1を確認済み、つまり動画配信サービスにてHD画質での視聴が可能です。また、非契約につき確認はできていませんが、販売ページにNetflixに対応している旨の文言もあります(一部製品ではL1となっていてもNetflix非対応のものが存在しています)。画面が小さめ、かつ解像度が低めではあるものの、SD画質とHD画質は見比べると全然違いますから素直に評価すべき点でしょう。

2.外観と使用感

まず最初に、本体以外の同梱品については10WのACアダプター(日本仕様)とType-Cケーブル、SIMピン、ペーパー類でした。それ以外に特筆すべき点はないため画像は省略します。

続いて製品本体ですが、以後、縦持ちの状態を前提として話を進めます。


正面から見たところです。ベゼルは持った際に画面に触れないくらいのほどよい細さになっています。そしてやはり縦持ち前提で設計されているのか、インカメラは上部に位置しています。

ディスプレイに関しては、視野角と発色については個人的には気になりませんでした。解像度に関しては小さい文字が少し潰れてしまいます。ここをどれだけ許容できるかで評価が分かれそう…と思いましたけど、結局のところ価格を取るかスペックを取るかですから、M50 Miniはこれでいいのかなと。


背面はカメラバンプとロゴ、シリアルナンバーの刻印となっています。バーコードや製品名、各種認証情報が記載されているところはシールになっていて剥がせます。技適番号もこちらに記載されていますね。ちなみに本体カラーは1色のみで、私は嫌いじゃありません。でも、グレーとかのほうが万人受けしていたかも。

右側面です。縦持ち状態だと右上の位置に上から電源ボタン、音量ボタン(+/-)となっています。下部にはSIM/microSDのトレイが配置されています。


カメラバンプの張り出しは1mmくらい。画像だと少し目立つような感じがしますけど、肉眼でみるとだいぶ主張が控えめで、私としては非常に嬉しいポイントです。極論、タブレットからカメラを排除してできる限りフラットにしてくれたらいいんだけど…と個人的には思ったり。


下側面の中央にType-Cの差し込み口、それを挟むようにスピーカーグリルがふたつあります。縦持ち時にはちょうどいいのですが、横持ちの場合は左右どちらかしか音が鳴らなくなります。ならば上下にひとつずつ配置したほうがよかったのか…とも考えましたが、8インチクラスなら縦持ちの機会が多そうなので、ある意味正解なのかなと思います。横持ちでじっくり動画視聴するならイヤホンしろってことなんですけど、M50 Miniはイヤホンジャックがないんですよね。もし有線イヤホンを使いたい場合はType-Cのところに別途変換アダプタを用意して接続する必要があります。ここは要注意。

スピーカーの音質に関しては、まあ予想はしていましたけど、低域が弱くこもりがちな音になってしまうのは宿命でしょう。M50 Miniが、というより音質をウリにしている製品以外はほとんどそうなので減点対象とはなりません。むしろ、そういったスピーカーの範疇においては耳馴染みの良さはあるほうだと感じました。

左側面と上側面に関してはボタン類などの配置は一切なく、フラットな状態になっているため画像は省略します。

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私は男性としては比較的手が小さいほうですが、無理せずに片手で持てるライン、かつ本体重量の約320gも許容範囲内です。やっぱりスマホでは表示領域が物足りず、10インチ以上のタブレットでは大きすぎる(両手で持つのはだるい)と感じることってあるんですよね。しかもそれは、外に持ち出す時だけでなく自宅でも同じ。その点M50 Miniのサイズ感は「ちょうどいい」と言えます。

3.システム


M50 MiniのOSは前述の通りAndroid 14で、使う人にとっては便利なタスクバー(下段に特定のアプリを常駐)や画面分割にも対応しています。


プリインストールされているアプリを見ても、限りなく素の状態に近いですね。


初期状態のストレージは9.2GBでした。この製品で容量がパンパンになることをあまり想像できませんけど、いざ逼迫してきた際にはmicroSDでの拡張も可能です。


仮想RAMの拡張機能は下限が4GBで2GB刻みで設定可能、デフォルトでは10GBになっていました。

4.カメラ

イン5MP/アウト13MPという、ある意味では低価格帯タブレットの標準的な構成となっています。これまでレビューのたびに書いてきた私見ですが、スマートフォンがここまで普及した現在ではわざわざタブレットで撮影する必要性を見出せず、カメラスペックに大して期待していない…もっと言えば私はほぼ興味がありません。今回のカメラも期待に胸を躍らせるようなものではなく、細かくチェックしていませんのでご了承ください。

Teclast M50 Mini カメラ

クリックで拡大します

まずUIに関してですが、パノラマやポートレートなどのよくあるモードに関しては一通り揃っています。設定画面は全て英語です。Teclastの他のタブレットを何度かレビューしましたけど、製品の価格帯が変わってもだいたいこんな感じですね。おそらく購入するユーザーもここに重きを置いているとは思えないですから、あまり気にしないことにしましょう。

以下、特に設定変更せずに何枚か撮影したものになります。

写真によって、色表現がだいぶおかしくなっているものがあります。…もしかして、暖色系の色があるとそれに引っ張られて色味が変化している??

参考:Xiaomi 11Tによる撮影

参考までにXiaomi 11Tにて撮影したものを掲載しておきます。比べると全然違いますよね。

色味は別として、極端にフォーカスが遅かったりディテールの描写が粗すぎたりといった印象は受けなかったため、メモ程度に撮影するならこれで十分、という捉え方はできなくもなさそうです。その域は出ない評価に留まりますが、中途半端にテコ入れしてイマイチな仕上がりになっているよりはマシなのかな、と感じました

5.性能テスト

Antutuでのベンチマークテスト結果は25万点弱、Unisoc T606としては妥当なスコアとなりました。前述の通り、このスコアであればウェブ閲覧、SNS、動画視聴…といった普段使いでストレスを感じることはほぼないと思います。実機の挙動でいくと、アプリの起動やブラウジング時の読み込みなどで若干の引っかかりを感じることはありましたが、ハイスペック機でないことを割り切って使うぶんには気になるレベルではありません。

反対に、3D描写や豊富なアニメーションを主体とするゲーム、動画編集などの重い処理に関しては当然向きません。パズドラやモンストといった比較的ライトなゲームであれば問題なく動きますし、重量級のゲームも解像度を下げれば「動かなくはない」と思います。楽しめるかは別ですが…。

6.レビューまとめ

Teclast M50 MiniはAmazonにて販売中です。6月18日現在の販売価格は19,900円ですが、販売ページにある4,000円OFFクーポンを使うことにより実質15,900円で購入できます。

これまで書いてきた通り、低価格タブレットらしくスペック上で目を見張るものは特にありません。しかしながら、M50 Miniは「安かろう悪かろう」でもありません。着目すべきはやはり価格で、1万円台半ばで購入できる製品として考えた場合、なかなかお買い得感があると感じました。

P85TよりもSoC性能がアップして物理RAM6GBでモッサリ感の解消、これだけで数千円の価格差を埋める以上のメリットはあると思いますし、少し前の安いタブレットと違って筐体の質感にも満足できます。あくまでも一個人の意見として、私ならP85Tよりも少し奮発して、間違いなくM50 Miniを選択しますね。

iPad miniのようなサイズで手頃な価格のタブレットが欲しい方、ウェブサイト閲覧や電子書籍用、動画視聴用などライトに使う前提で考えている方にとって、M50 Miniはおすすめできる製品です。

関連リンク

TECLAST M50Mini タブレット:Amazon

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