Xiaomi 12 Proのカメラが起動不能に！猛暑日はスマホの発熱にも注意しましょう！

こんにちは、かのあゆです。関東・甲信地方では梅雨が明け、東京では連日35度を超える猛暑日となっています。先週土曜日（6月25日）はちょうど秋葉原に出かけていたのですが、野外で過ごしていたところメイン端末として運用しているXiaomi 12 Proのカメラが起動できない状態になってしまったため、その模様を簡単ではありますが、ご説明したいと思います。

1.東京都心の最高気温35度

そもそも今年は雨が降った日数がそこまで多い印象がなかったのですが、この記事を執筆している6月27日に、例年よりも早く関東・甲信地方の梅雨明けが発表されました。梅雨入りが発表されたのが6月6日だったので2週間で梅雨が明けてしまったと言うことになります。

前述の通り、かのあゆは6月25日（土曜日）に秋葉原に出かけていたのですが、このときの東京都心の気温は最大35度という猛暑日になりました。

2.Xiaomi 12 Proのカメラが起動不可に

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かのあゆ自身は定期的に水分補給していたので（かなり暑かったものの）体調を崩してしまう…、ということはなかったのですが、メイン端末として使用しているXiaomi 12 Proには相当厳しかったようで、野外で通常利用中（特に変わった使い方はしていませんでした）にカメラを立ち上げようとしたところ｢デバイスの温度が高くなっています。モバイルデータ、Wi-Fiホットスポット、GPS、およびカメラが制限されます。｣という警告メッセージが表示され、カメラアプリが起動不可能になりました。

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先日実機レビューを行ったBlackview BV6600Proも持ち合わせていたので、サーマルカメラで確認してみたところ、端末表面の平均温度が53度に達していました。もともと（Xiaomi 12 Proが搭載している）Snapdragon 8 Gen 1は発熱が大きく、ゲームを長時間プレイしていると背面が熱くなってくることが多いのですが、カメラが起動できなくなるのは3月の運用開始から今の今まで発生したことがありませんでした。スマホには端末を保護するため、異常な発熱を検知すると一部機能に制限がかかることはあります。実際、この暑さだと野外でゲームをプレイするのは厳しそうですね。ちなみに今回はゲームなんてしていなかったんですけど…。

一緒に持ち歩いていたGalaxy S20、Blackview BV6600 Pro、iPhone 12 miniに関してはカメラが起動できなくなるということはありませんでしたが、いずれにしてもこれだけ熱いと長時間持ち出して使い続けるのは厳しいかもしれません。なお、Xiaomi 12 Proに関しては端末の温度が下がった時点でカメラ機能が復帰しました。

3.対策について

スマートフォンの発熱対策としては背面に装着するタイプの冷却パッドや、一部のゲーミングスマートフォンでも純正オプションとして用意されているスマートフォン用の冷却ファンが販売されています。Amazonなどで「スマホ　冷却」などと検索すると2～3,000円台くらいで対策グッズがたくさんヒットします。

個人的には、パッドに関しては冷却効果は微妙だと思っていますが、外付けのファンはパソコンでも採用されているペルチェ素子を採用したものも販売されており、効果的に端末を冷やしてくれると思います。ただしスマートフォン、またはモバイルバッテリーから電源を取る必要があるのと、冷却ファン自体がかなり大きいのでかさばってしまい、｢スマートフォンとしての携帯性｣を損ねてしまうのが弱点です。

4.まとめ

近年、夏の気温が上昇していく傾向があるように思っています。でもカメラが起動できるなくなるほど端末の温度が熱くなるのは久々に見ました。昨年のSnapdragon 888以降、ハイエンド端末に搭載されているCPUは発熱が大きくなりがちであることは指摘されているのですが、この夏は今回経験したような「スマホの機能制限」がたびたび発生するかもしれませんね。

今回のような機能制限はあくまで端末を保護するためのものなので、しばらくすれば復帰はするのですが、これから本格的に夏を迎えるにあたって、特にハイエンド機をお使いの方は発熱対策を行った方がいいのかも、と思いました…。