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【2024年元旦】あけましておめでとうございます

2024年 あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。年頭に際し、2023年の振り返りと2024年の抱負を書いていこうと思います。

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1.2023年10月よりアクセス数が大幅減となりました

2024年 あけましておめでとうございます
2023年10月にGoogleの検索アルゴリズムが大幅に変更され(コアアップデート)、アクセス数が大幅減となりました。記事の検索順位が全体的に下がったのに加え、Google Discoverに掲載されなくなったのが要因です。他の中小情報サイトやレビューサイトでも同様の事態となっているようで、X(Twitter)などのSNSで怨嗟の声が絶えません。

ウインタブを開設以来、ここまで急激にアクセス数が減少したことはなく、当初は私も放心状態でした。ただ、サラリーマンを20数年やってきた経験上「大きな取引先に切られた」「社内で(いろんな意味で)梯子を外された」みたいな危機には何度も直面していますし、この記事を読んでいるサラリーマンの方々、自営業者(あるいは経営者)の方々にしても、「やべえ、終わったかも」みたいな苦境は経験されていると思います。大きな取引先に切られた際に「オレのせいじゃない、あの会社が悪い」と開き直っても何も事態は改善しないわけで、「どうすれば取引を復活してもらえるか」とか「穴埋めをする方法はないか」といったことを考えるのが当然だし、みなさんそうやって苦境を乗り切ってこられたことと思います。

2023年は「AI」というキーワードが非常に身近になった1年でした。先日、HitPaw Photo AIというソフトウェアのレビュー記事を掲載したのですが、これまで苦労していた画像の補正やイメージ画像の制作が劇的に楽になりましたし、楽になっただけでなくクオリティも大幅に向上しました。そこで改めて「AIってすげえ!」と実感しました。世の中的にはAIがどんどん進化していく過程で職を失う人が増える、といった論調もあります。そして、Googleもその例に漏れません。なので、10月の検索アルゴリズムの大変更もGoogleとしては生き残り策の1つなんだろうと思います。

振り返ってみるとウインタブのアクセス数はコロナ禍以来漸減傾向が続いていましたので、放っておいても2年後くらいには同じような状況になっていたことでしょう。たぶん、そっちのほうが危機感が持てず「茹でガエル」になっていたと思います。

私はもう数年はウインタブの運営を楽しんでいきたいと思っています。なので、環境変化に対応すべく「変わっていきたい」と思います。

2.Webサイト・動画・SNSに労力を配分

これまで労力の99%をWebサイトの記事執筆に費やしてきました。それ以外は記事を公開した際にSNS(XとFacebook)にその旨を告知する投稿をしていた程度で、動画は「ほんの気まぐれ程度」の投稿頻度でしたね。しかし、もう数年前からWebサイトの退潮が始まっていたように思いますし、それに対する危機感も持っていながら何も変えられなかった、というのが現状です。

Googleの検索アルゴリズムというのはサイト運営者にとって依然として最も重要なものではあるのですが、仮にもう少しYouTubeチャンネルが成長していたら、とかSNSのフォロワー数がもう少し多かったら、ということを思い、反省しています。

10月以降、Xでプレゼント企画を数回実施したことにより、フォロワー数は1万人を越えました。ただ、この後の姿勢が大切と言うか、記事と同様、役に立つ(あるいは面白い)投稿をSNS上に積極的に展開し、せっかくフォローしてくれた方々を裏切ることなく、さらにフォロワー数を増やしていく必要があると思っています。

また、YouTube動画についても直近でレビュー動画を複数本投稿していますが、動画制作についてはまだ知識と技術が不十分なため、投稿頻度も低いですし、チャンネル登録者数も500人弱と低調です。ただ、Webサイトと同様、動画についても「継続は力なり」だと思うので、今後も制作スキルを高め、投稿頻度も上げていきたいと思っています。…でも、ご存知の通りYouTubeというのは「結局はGoogle」なわけで、TikTokなどでショート動画を展開していくことも進めていきます。

先日、AliExpressの方とWebミーティングをした際、参加者の方々(中国人)に「商品を購入する際に、Webサイトのレビューなどを参考にされますか?」と聞いてみたところ、年長の方は「はい、購入するかどうかを決める際にはWebサイトのレビュー記事を確認するようにしています」とのことでしたが、若い女性の方は「Webサイトはほとんど見ません。動画を見ることが多いですし、最近中国ではライブ配信が人気で、インフルエンサーのライブ配信を見て購入することも多いです」とのことでした。

これは一例ですが、Webサイトが魅力を失ったとまでは言えないものの、動画コンテンツへのシフトは確実に進んでいると思います。もはやWebサイト一本槍、というのは時代にそぐわなくなっていると言えるでしょう。Webサイト、動画、SNS、そして有望な媒体の目利きと、トータルで露出を高めていく必要がありますね。

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なので、2024年はざっくり「Webサイト5割、動画3割、SNS2割」くらいの労力配分にしていこうと思っています。

3.サイトコンテンツの方向性

2024年 あけましておめでとうございます
そうなると、Webサイトのほうは手を抜きまくりなのか?というご指摘もあろうかと思いますが、そうではありません。ここ数年のウインタブの記事は「製品紹介記事」「実機レビュー記事」「セール情報記事」の3種類に集約され、以前やっていた「おすすめ機種」「機種比較」といったコンテンツがほとんどなくなってしまいましたし、「小ネタ」と称する「そんなに難しくはないけれど、知らないとドツボる、あるいは知っていると得する」ような「使い方提案系」コンテンツもめっきり減りました。

製品紹介記事やセール情報記事は「それが発売された、それが開催される」ということの「告知」の性格が強く、ぶっちゃけ「読者がその製品に興味があればメーカーサイトとか販売サイトを見ればいい」わけですから、もっと簡単な記事にしてしまっていいんじゃないか、と思います。また、レビュー記事についても、ゲーム用でもないPCで延々とベンチマークテスト結果を掲載する必要はないはずで(基本同じCPUなら同じようなスコアになりますからね)、そんなことよりもっと気の利いた記事作りってあるよね?と思っていますので、「この製品の購入を検討している人が本当に知りたいことって何だろう?」ということを考え、そこにフォーカスした記事を作っていきたいと思います(めっちゃ難しいですけどね)。

このように、記事執筆の時間配分・労力配分を見直し、時短で仕上げる記事とじっくり読んでいただく記事のメリハリをしっかりつけていこうと思います。また、動画制作についても「Webサイトの上乗せでやる」ものではなく、Webサイトの記事と動画でリソース(作業内容・労力)とコンテンツ(制作のための素材)を共通化することによって記事と動画双方のレベルアップと時短ができると思います。

4.皆様のご投稿を歓迎します

2024年 あけましておめでとうございます
ウインタブには複数のライターがおられます。また、2023年に読者投稿をしていただいたことがご縁となり、読者の「吟遊詩人さん」とも連絡を取らせていただく機会が増え、実機レビューなどをお願いしたりしています。ライターには「本業の時間の許す範囲で記事執筆をお願いします」と言っていますので、引き続きその方向性でご尽力いただければ、と思います。

吟遊詩人さんについては2023年に相当に活躍していただきました。ただ、以前のように杓子定規にライターになってください、ということは言いません。このへんは「頃合い」というものがあると思いますので、当面は「読者の投稿」として、気軽に記事をご執筆いただければ、と思っています。

ライターの方々にはそれぞれお得意の分野があり、「例えば」の話、Androidタブレットのレビュー案件が立て込んでいて人手が足りない、となったときに渋谷Hさんにレビューを依頼するというのはミスマッチ(渋谷HさんはPCのCPU関連で深い洞察のある記事を執筆されています)です。もちろんレビューする実力は十分お持ちのはずですが、それは彼が考えているウインタブのライターとしての方向性にそぐわないでしょう。

また、現在のライター陣で十分カバーできないジャンルとして「高級な有線イヤホン」「ペンタブレット(液タブ・板タブ)」などがあります。いずれも関心を持たれている読者がおられるジャンルですが、直近だと「泣く泣くレビューを辞退している」状況です。

そんなわけで、2024年も読者の方々にぜひご投稿をお願いしたいと思っております。特にジャンルは問いませんが、勝手を言わせていただくとこんな方を希望しています。

・スマホおたく
・オーディオおたく
・絵描きさん
・その他のおたく

初回のご投稿は「フリーテーマ」で結構です。ご投稿内容を拝見して「次はこんな記事をお願いできませんか?」とか「こんな製品があるのですが、レビューをお願いできませんか?」といった具体的なお話をさせていただきたいと思います。非常に些少ではありますが謝礼もお支払いいたします。皆様、ご検討のほど、お願いいたします。ご検討いただける方は「win-tab[at]outlook.com」([at]のところを@に変えてください)までお気軽にお問い合わせください。

5.本年もよろしくお願いいたします

今年もライターさんたちとキャンプに行きたいですねえ。2023年からキャンプなどのアウトドア・レジャーを楽しんでいますが、そこでもウインタブの運営のヒントみたいなものをつかめればいいと思っています。

冒頭にちょっと暗い話から入ってしまいましたが、私自身は「なんだかんだ言って、新しいことに取り組まざるを得ないことを楽しんでいる」んですよね。アクセス数の増減はもちろん意識していきますが、もう数年はウインタブをたたむつもりはなく、AIもそうですし動画(ショート動画も)もそうですし、時流を真っ先に掴むのは難しいと思いますけど、時流に乗り遅れないように、運営も変えていきたいと思います。

読者の皆様、2024年もどうぞよろしくお願いいたします!

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コメント

  1. PYU より:

    今年もよろしくお願いします。
    動画の需要が伸びているのは私も体感していますが、一本動画を作るのに結構手間と時間がかかるんですよね。
    そこを苦痛に思わず慣れるか、合理化するかしないと中々苦しいのが個人的な動画作りの感想です。
    配信という形でも良いかもしれませんね。

    あと機会があれば記事を寄稿したいと思います。

  2. YK より:

    結構大変な状況だったのですね。
    そんなこととはつゆ知らず。
    それにしても、「タイパ」を重視する若年層が、文章よりも動画を好むことについては、いまだによく理解できません。
    動画をシーケンシャルに見ていくよりも、容易に自分の知りたい情報にランダムアクセスできる文章+写真の方が「タイパ」がいいような気がするのですが。

  3. 匿名 より:

    今良く言われる「タイパ」の意味が本当の意味である時間に対する効率の意味ではないからですね
    「タイパ」と言われたときの大半は、本当の意味で言えば「いかにして脳を働かせずに情報を得た(他者より優位に立った)気になれるか」というものです
    いわば射幸心を煽りエンドルフィンの放出効率を求めるという点で極めて効率化されたパチスロのような、射幸心を満たす事をパフォーマンスとした時の時間あたりの効率の高さとでも言うべきものが本質なのです(このパチスロ・パフォーマンスとでも言うべきものは、長いので以下パチパとでも約します)
    文章を読んで要約し、理解するためには高い読解力と文章を読み解くだけの思考力を消費しますので、パチパの観点で言えば思考コストが重過ぎるために極めて劣悪な手段となります
    対して動画は何度も流れるスローガン、もしくは派手な音と発光でなんとなく印象に残るなにかが正しいと思い込めます
    それをいわゆるレス・バトルのようなマウント合戦で相手に攻撃する(射幸心を満たす)ための手札に出来るので、動画は パチパが高い=タイパが良い と言われるのです
    仮にそれが間違っていても誰それが言ったことだからお前の方が間違っているという詭弁で逃げられる(賢い人は一度調べ直しますし、そうでない人はその有名人の発言という時点で鵜呑みにしてしまいます)ので、パチパの高さは思考を放棄した人々の射幸心を掴んで離さない訳ですね

    個人的には本当の意味でタイパが良いのは、伝達速度の遅い言葉主体の動画よりも、画像と文章の方だと思っています

    • YK より:

      「パチパ」って、脳の中で神経インパルスが起きてる感じがあっていいです(笑)。

      なるほど、本質は思考コストにあり、と。
      忙しくなると思考コストを掛けるのが億劫になる(例えば、難しい本が読めなくなる)という現象がありますので、その辺は「タイパ」とも関連しそうですね。

  4. wintab より:

    あけましておめでとうございます。私も個人としては「じっくり解説文を読む」のが好みですし、ライターさんの中にもそういうお考えの方がいます。YouTubeもかなりよく観ますが、基本的にはエンターテイメント番組ばかりです。「まずレビュー記事ありき」と依然思っていますが、ウインタブはいま「導線を増やさなければならない」状況にあるので、とにかく露出を増やす方法を探っていきたいです。