なにかとと話題になっているOpenAIの人工知能bot、「ChatGPT」のiOSネイティブアプリ版が日本国内でも利用できるようになったのでインストールしてみました。アプリ自体は英語版のみの提供となりますが、日本語でのチャットもサポートされています。Android版もまもなく日本での提供を開始する予定です。
1.インストール方法
ChatGPTはAppleの公式アプリストア「App Store」で公開されています。2023年5月29日時点では「ChatGPT」で検索すると検索結果の2番目に表示されますが、以前から非公式のアプリも多数リリースされており、中にはセキュリティ的に怪しいものも存在するので注意が必要です。不安であれば、下記リンクから直接アクセスした方が安全です。
ChatGPT:App Store
なお公式のChatGPTアプリは基本無料で利用できます。
2.実際に使ってみる
ホーム画面に追加された「ChatGPT」を起動するとアカウントの作成画面に移行します。既にWEB版ChatGPTでアカウントを作成しているのであればIDがそのまま利用できます。
もし持っていないのであれば「Apple IDでサインイン」「Googleアカウントでサインイン」「メールアドレスでサインイン」のいずれかの手段でIDを新規作成できます。
サインインするとChatGPTに関する英文の説明が表示されるので一通り読んだら「Continue」をタップします。
あとはチャットウィンドウが表示されるので、ソフトウェアキーボード、あるいは音声入力で質問したいことを入力するだけです。試しに「iOS版ChatGPTは無料ですか」と質問してみます。
入力するとすぐに質問が返ってきます。
3.高度な機能が使える有料サブスクリプション「ChatGPT Plus」も
ちなみに上の質問では「iOS版ChatGPTは無料ではなく、サブスクリプションプランへの加入が必要」と回答されましたが、実際にはアカウント作成時に自動加入することになる「Free Plan」でも一通りの機能は無料で利用できます。
設定画面から有料サブスクリプション「ChatGPT Plus」(1ヶ月税込3,000円)に加入することも可能で、次世代の大規模言語モデルである「GPT-4」が使用でき、アクセスが集中する時間でも優先的に利用できるというメリットがあります。ただ個人的には「Free Plan」でも十分かな…と感じました。より最新のAI技術を体験したいのであれば「ChatGPT Plus」に加入してみても良いかもしれません。
4.まとめ
ChatGPTは以前からWEBブラウザ経由でスマホでも利用することが出来ましたが、やはりネイティブアプリが用意されると使い勝手もいいので、日本でも利用できるようになったのはうれしい限りです。
最近話題のAI技術ですが、個人的にはまだ過信するのは危険かな…と感じています。基本的に無料で利用できるので、まだ使ったことがない方はお試しでアカウントを作成してみるといいかもしれません。
5.関連リンク
ChatGPT:OpenAI