Windowsタブレット機種比較(2015年8月版)第2回 8インチ、2万円切り激安編

8インチ2万円切り比較
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。8インチのWindowsタブレットに関してはここ数カ月の間、スペックが劇的に向上したとか、特殊な機能がついたとか、そういう製品は登場しておらず、相変わらずお手軽で安価な製品が主流になっています。しかし、8インチタブレットに関しては多くのメーカーから製品が発売されていますから、選択肢はかなり増えています。そこで今回は8インチタブレットの中から、「税込みで2万円を切るもの」を紹介していきたいと思います。

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1.比較対象機種

acer Iconia Tab 8 W

acer Iconia Tab 8 W
OS: Windows 8.1 with Bing
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735G/1G/32GB
ディスプレイ: 8インチ(1,280 × 800)
カメラ: イン200万画素/アウト不明
サイズ/重量: 214 × 128 × 9.75 mm / 370g
価格: 18,449円(税込み)※2015年8月23日現在の価格ドットコム最安値

コメント: 台湾の大手メーカーであるacerの激安8インチ。ウインタブでは実機レビューをしていないが、他のサイトでは液晶の視野角がやや狭く、白っぽいとの指摘が複数見られる。RAM1GBは普段使いでは大きな問題はないと思われる。

ウインタブ紹介記事: acer Iconia Tab 8 W - 低価格タブレットがまたまた登場!最安タブとなるか?
メーカーサイト: Iconia Tab 8 W:acer公式サイト
販売サイト: Acer タブレット Iconia Tab 8 W [Windows10無料アップデート対応]:Amazon

geanee WDP-082-2G32G-BT

gaenee WDP082
OS: Windows 8.1 with Bing
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735F/2G/32GB
ディスプレイ: 8インチIPS(1,280 × 800)
カメラ: イン30万画素/アウト200万画素
サイズ/重量: 206 × 122.1 × 9.0 mm / 340g
価格: 14,980円(税込み)※2015年8月23日現在のNTT-X価格(価格ドットコムよりも低価格)

コメント: Windowsタブレット製品としての知名度は高くなく、販路も少ないが、OEMメーカーとして他社にも製品を供給している。スペックはZ3735F/2GB/32GBと8インチタブレットの標準スペックであり、液晶もIPSであるため、スペック表上は非常にお買い得であるといえる。価格も8月23日現在14,980円と国内向け8インチタブレットとしては文句なしの最安値。

ウインタブ紹介記事: geaneeのWindowsタブレットがひっそりとスペックアップしてました
メーカーサイト: Windows 8.1 8インチタブレット
販売サイト: geanee 8インチ タブレットPC WDP-082-2G32G-BT: NTT-X Store

KEIAN KJT-80W

KEIAN KJT-80W
OS: Windows 8.1 with Bing
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735F/2G/32GB
ディスプレイ: 8インチIPS(1,280 × 800)
カメラ: イン200万画素/アウト200万画素
サイズ/重量: 212 × 125 × 9.0 mm / 380g
価格: 19,794円(税込み)※2015年8月23日現在の価格ドットコム最安値

コメント: geanee同様、激安価格ながらCPU/RAM/ストレージはZ3735F/2GB/32GBと8インチタブレットとしての標準スペックとなる。さらにmicroHDMIポートがついており、ビジネス利用にも向く。カメラ性能も決して十分とは言えないものの、最低水準はクリア。カラーはホワイト。

ウインタブ紹介記事: KEIAN(恵安) KJT-80W - プレーンな8インチタブレットが登場。中華タブじゃないよ
メーカーサイト: KJT-80W
販売サイト: KEIAN 8インチ Windowsタブレット KJT-80W:Amazon

ドスパラ Diginnos DG-D08IWB(16GB)

Diginnos DG-D08IWB 32GB
OS: Windows 10 / Windows 8.1 選択可能
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735F/2G/16GB
ディスプレイ: 8インチ(1,280 × 800)
カメラ: イン200万画素/アウト200万画素
サイズ/重量: 213.8 × 127.96 × 8.6 mm / 345g
価格: 19,980円(税込み)※2015年8月23日現在のドスパラ直販サイト価格

コメント: BTOメーカーとしてゲーミングPCを中心に評価の高いドスパラのタブレット。ウインタブでも32GB版を実機使用した経験があり、おすすめできる品質。ただし、激安モデルはストレージが16GBとなるため、PC初心者には取り扱いが難しいことを理解しておく必要あり。また、対象製品中唯一、OSにWindows 10を選択することが可能。

ウインタブ紹介記事: ドスパラ Diginnos DG-D08IWB 32GB - 超絶コスパの8インチタブレット、最強キーボードもついてるよ(実機レビュー)
※上記はストレージ32GB版のレビュー記事です。
メーカー直販サイト: Diginnos DG-D08IWB:ドスパラ公式サイト

TJC StarQ Pad W01J

StarQ Pad W01J
OS: Windows 8.1 with Bing
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735G/1G/32GB
ディスプレイ: 8インチIPS(1,280 × 800)
カメラ: イン30万画素/アウト200万画素
サイズ/重量: 213 × 129 × 10 mm / 340g
価格: 19,980円(税込み)※2015年8月23日現在のTJC直販サイト価格

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コメント: ウインタブで実機の試用を行い、実機レビューも実施している。Windowsタブレットではなじみのないメーカー製品ながら、普段使いには十分な性能を持っている。また、メーカーの対応が非常によく、アフターサポートにも期待できそう。なお、Windows 10へのアップグレードはウインタブとして実施しており、問題がないことを確認済み。

ウインタブ紹介記事: TJC StarQ Pad W01J - 総額2万円を切る8インチWindowsタブレット(実機レビュー)
メーカー直販サイト: StarQ Pad W01J 「Windows 8.1搭載 8インチタブレット」:StarQ Online(TJC直販サイト)

2.スペック比較

8インチ激安タブのパワー
8インチタブレットといえば「CPU:Intel Atom Z3735F、RAM:2GB、ストレージ32GB」というのが事実上の標準になっています。今回の比較対象機種中、この「標準」スペックになっているのはgeaneeとKEIANの2機種です。acerとTJCは「CPU:Intel Atom Z3735G、RAM1GB、ストレージ32GB」となっており、CPU性能は標準スペックと互角ですが、RAMが1GBとなります。RAM1GBの場合、複数のアプリを同時に立ち上げるとか、バックグラウンド処理をたくさんこなす、といった使い方であまり無理はできませんが、個人的にはタブレットとして使う場合はそれほど意識する必要はないと思っています。あまり機会は多くないと思いますが、キーボードを接続して、やや負荷のかかるソフトウェアを動かす場合はRAM2GBのものに比べて少し見劣りするかもしれません。次にドスパラです。ドスパラはCPUとRAMは標準スペックと同じですが、ストレージが16GBしかありません。これ、明らかに上級者向けのスペックです。ストレージ16GBの場合、確実に容量不足に見舞われます。「microSDの仮想HDD化」というのが必要になると思います。ドスパラの公式サイトに下記の通り方法が説明してありますので、これを読んで「大丈夫」と思える人でないと厳しいでしょう。
タブレットの容量を増やす”裏ワザ”あります!:ドスパラ公式サイト

次にカメラ性能を見てみます。このクラスだと200万画素、というのが精一杯ですね。その意味では少なくともアウトカメラに関してはすべて200万画素あります(acerは画素数非公表ですが、おそらく200万画素だと思われます)ので、良くも悪くも差はない、ということになります。

あと、入出力関係では、HDMIポートがついているかどうか、ということは気にしておいた方がいいでしょう。特にビジネス利用を考えている人は外部ディスプレイに簡単に画像出力ができるHDMIポートは絶対にあったほうがいいです。HDMIポートがついているのはドスパラとKEIANだけで、あとはHDMIポートはついていないので注意してください。

最後にディスプレイです。acerとドスパラのみ「IPS」という表記がありません。このうちドスパラに関しては私は実機を試用したことがありますし、ドスパラの方に「IPSというのは商標なので使っていないが、品質はIPSと同等以上」ということを聞いていますので、問題はないと思います。acerに関しては実機を試用したことがないのですが、他サイトのレビュー記事をいくつかチェックしてみたところ、「少し白っぽく、視野角もせまい」という評価でした。acerの液晶に関しては参考程度に理解してください。

3.サイズ感の比較

8インチ激安タブ サイズ比較
まずは対象機種のサイズをもう一度記載します。

acer: 214 × 128 × 9.75 mm / 370g
geanee: 206 × 122.1 × 9.0 mm / 340g
KEIAN: 212 × 125 × 9.0 mm / 380g
ドスパラ: 213.8 × 127.96 × 8.6 mm / 345g
TJC: 213 × 129 × 10 mm / 340g

どの製品も非常に立派というか、十分にコンパクトなので、サイズを理由に1機種選ぶ、というのは難しいところです。しかし、重量に関しては少しばらつきがあります。geanee、ドスパラ、TJCの3機種は8インチタブレットとしてトップクラスに軽いです。一方KEIANは380gとなっていて、「堅いこと言うなよ」と怒られそうですが、タブレットを片手で持って使うとき、この数十グラムの差というのは結構大きいんです。それと、「幅」です。ここでは縦持ちした時の横幅、と理解してください。8インチタブレットは縦持ちすることが多いのですが、その場合幅が小さいほうが使いやすくなります。もっとも幅が小さいのがgeaneeで122.1 mm、もっとも幅が大きいのがTJCで129 mmとなっていますが、ここでの「7 mmの差」というのも快適性に結構な差になります。

ということで、サイズ感という点ではgeaneeが一歩抜けてるかな、という気がします。

4.実売価格比較

8インチ激安タブ 価格比較
では、最後に価格を比較してみます。この記事で使っている実売価格は「2015年8月23日現在の価格ドットコムの最安値、もしくは価格ドットコムより安値で、私が発見しえた最安値」としています。また、価格はすべて税込みで表示しています。この記事をご覧いただくタイミングで価格は変わっている可能性が高いと思いますのでご注意ください。

acer: 18,449円
geanee: 14,980円
KEIAN: 19,794円
ドスパラ: 19,980円
TJC: 19,980円

価格に関しては「勝負あり」感が強いですね。geaneeが群を抜いて安いです。ただし、今回の対象機種はすべてMicrosoft Officeが付属しておらず、Officeが欲しい場合はあらかじめOfficeがついているものを購入したほうが割安になります。Office付モデルに関しては次回の記事で取り上げますが、2万円台で購入できます。一方今回の比較対象機種にOfficeをつける場合は「製品版Office(2ライセンス)」を購入せねばならず、おそらく2万円以上の追い金になりますので注意しましょう。

5.結論

8インチ激安タブナンバー1はこれ
スペックと価格からみたベストコスパマシンはgeaneeです。読者の方々もこの記事を読んでいる最中から気づいていただろうと思いますけどね。このクラスは「激安タブレットを探す」ということなので、第1位はgeaneeでいいでしょう。

もちろんブランドイメージ、という点では最近タブレットなどAtom機では非常に好調なドスパラ、そしてAspire Switchのacerが続きますし、スペック的にはKEIANもいいですね。ただ、ウインタブ的には長期レビューをさせてもらっているTJCを推したい気持ちもあります。現在TJCにWindows 10をインストールして試用を継続していますが、長く使っているだけに(といっても1カ月足らずなんですけど)ちょっと愛着もあります。また、メーカーの対応も非常に良いので、買って後悔はしないでしょう。

ということで、2万円を切る8インチタブレットの機種比較は以上です。次回はOfficeつきなど、標準価格ともいえる2万円台の8インチタブレットの比較をしてみますので、よろしくお願いいたします。

6.関連リンク

Windowsタブレット機種比較(2015年8月版)第1回 7インチ編

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