MSI Pulse GL76 12U － 第12世代のCore i7とGeForce RTX3060を搭載する17.3インチ・ゲーミングノート

MSIの17.3インチゲーミングノート「Pulse GL76 12U」をご紹介します。この製品は6月に発売され、つい先日「Steam版『モンスターハンターライズ：サンブレイク』動作確認済み推奨モデル」としてMSIからプレスリリースが出ていました。ちなみに「モンスターハンターライズ：サンブレイク」は現在大人気のゲームらしいですね（私はやってないですけど）。

1.Pulse GL76 12U スペック

スペック表

バリエーションモデル

7月20日現在、上記スペック表の単一バリエーションです。

コメント

先代のPulse GL76 11Uからの変更点は少なく、CPUの型番が第11世代のCore i7-11800Hから第12世代（Alder Lake）のCore i7-12700Hに変更されたくらいです。…まあ、ある程度の価格帯以上のゲーミングノートを買うならCPUとかGPUの型番は新しいものにしたいですよね。

GPUはGeForce RTX3060で、RAMは16GB、SSDは1TBです。RAM、SSDとも増設が可能で、RAMは最大64GBまで、SSDはM.2スロットの空きが1つあります。なお、MSI製品のRAM/SSDの増設作業はMSI公認サポート店に依頼することになります（ユーザーが筐体内部にアクセスすると保証が切れてしまいます）。

ディスプレイは17.3インチのFHD解像度でリフレッシュレートは144 Hzです。ここまでのところ、GeForce RTX3060搭載のゲーミングノートとしては尖ったところがなく、バランスが取れた標準的なスペックと言えるでしょう。

入出力ポートは「あまり新しくなっていません」。USBポートが合計で4つ、HDMIに有線LANポートと、数としては悪くありませんが、Thunderbolt 4の搭載はなく、USB Gen2規格でもありません。製品の「格」から考えて、ここはちょっと物足りないですね。

2.Pulse GL76 12U 筐体

すみません、正面からの画像が入手できませんでした。筐体は従来モデルから変わっていないものの、17.3インチで40センチを切る横幅なので、ベゼル幅は十分に細くなっています。ただし上部ベゼルはゲーミングPCらしくデザイン性があり、中央部が盛り上がった形状です。

天板です。天板は金属製で、「パルスっぽい」線状のアクセントがあります。MSIのゲーミングノートは天板が無地になっているものが多いので、ちょっと珍しいデザインかもしれません。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「マルチカラーバックライト内蔵日本語キーボード」です。一見すると「赤いバックライトのみ」に感じられますが、バックライト色の変更は可能です。ただし、ゾーンごとに色を変えるとか、個々のキーのバックライト色を任意に変更するといった機能はありません。

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側面と入出力ポートの配置です。ゲーミングノートの場合、背面にも入出力ポートを配置する製品が少なくありませんが、この製品はオーソドックスに側面のみにポートが配置されています。

3.Pulse GL76 12U 価格など

MSI Pulse GL76 12UはMSI公認サポート店や家電量販店などで販売中で、7月20日現在のパソコンSHOPアーク（MSI公認サポート店）での価格は税込み215,800円です。また、アークで購入する場合、注文の際にRAMやSSDのカスタマイズが可能です。

Pulse GL76 12UはMSIのゲーミングノートとしては中位クラスの製品で、ゲーミングノート市場全体で見てもミッドレンジクラスの製品と言えます。第12世代CPUを搭載するゲーミングノートは現状やや高めの価格で推移していますし、この製品が（必ずしも格安なメーカーとは言えない）MSI製である、ということを考慮すれば、215,800円というのはリーズナブルな価格だと思います。

4.関連リンク

Pulse GL76 12U：MSI公式サイト 製品紹介
Pulse-GL76-12UEK-452JP：パソコンSHOPアーク（MSI公認サポート店）