
こんにちは、natsukiです。ORICOが発売している「ORICO 65W ポータブル電源タップ」のレビューをお届けします。この製品は、まず「USB充電器付き電源タップ」です。そのうえでの個性として、最大65Wの大出力、USB Type-A×2とUSB Type-C×2という多ポート構成、そして何より、コードを本体に巻き付けて収納できるという、携帯性に優れた特徴を持ちます。普段使いから、旅行時など幅広く活躍できる製品です。特に、旅行や出張その他、出先で電源が必要な場合が多い人にとっては、非常に魅力的な製品になっています。
なお、今回のレビュー品は、メーカーからのサンプル提供によるものです。ところで、ORICOブランドは、これまでの記事でもたびたび取り上げているように、一般的な製品からニッチなものまで非常に広い守備範囲が特徴で、個数でいえば、個人的にダントツで最も多く購入しているブランドです。今回レビューする製品も、いちおう、他社でも同様の製品があるものの、やはりコード巻き付け機構は独特で、いかにもORICOらしい特定の需要で大活躍できる製品と言えます。
1.基本スペック
ポート構成は次の通りです。
・電源タップ×3
・USB Type-A×2
・USB Type-C×2
出力は次の通りです。
USB Type-A:最大18W
USB Type-C:最大65W
なお、複数使用時の最大電力配分は、以下のようになります。

2.実機

では、実機を見てみましょう。パッケージでも旅行のおともにという用途が強調されています。

本体と同梱品です。といっても、マニュアルのみ。

マニュアルは多言語で、もちろん日本語もあります。ただ、ちょっと翻訳が怪しい。すでに日本でも広く展開していながら、このあたりの垢ぬけなさはなんか懐かしい感じがします(笑)。

サイズ感は御覧の通り。

出力が65Wということもあり、重量は300g強と、そこそこあります。

本体にはコードが巻き付けてあり、簡単にばらけないようにゴムバンドで留めてあります。このようにゴムバンドを外し、コードをほどきます。

ゴムバンドはちゃんと本体に固定されているので、なくしてしまう心配はありません。よくできたギミックです。

電源タップの配置は、表面に1つ、側面に2つ。USBポートは表面に集中しています。側面の電源タップは、コードを巻き付けガイドがある都合上、形状によっては干渉します。例えば、大半の電源タップ直結型のモバイルバッテリーなどは、側面に挿すのは困難でしょう。これは、機能上やむをえません。

裏面です。各種仕様が表記されているほか、滑り止めのゴム足も付いています。PSEマークは登録検査機関による検査を経た菱形のものです。余談ですが、よく見るとメーカー名が「深七ン市元創時代科学技術株式会社」となっています。正しくは「深圳市元創時代科学技術株式会社」がORICOブランドの企業としての名称なので、誤字ですね。
3.使用感と、特に活躍する場面
パソコンとスマホなどを同時充電してみる

まずこの製品で特筆すべきは、65Wという大電力です。これは、一般的なノートパソコンの給電とスマホの充電を同時に可能であることを示しています。具体的には、多くのノートパソコンは、おおむね40W台の給電能力があれば十分ですが、逆に、40Wは欲しいところでもあります。
先ほどのスペック表で確認したように、USB Type-Cでの2台接続時は、45W+18Wとなります。実際に、ノートパソコンとスマホを接続し、ノートパソコン側に約40W台、スマホ側に15W~17W程度の給電を確認しました。さらに3台接続で、ここにワイヤレスイヤホンも加えると、スペックシート上は45W+12W+12Wで、実際のところ、ノートパソコンへの40W台の給電は維持され、スマホに7~8W、ワイヤレスイヤホンに2~4Wの給電を確認しました。つまり、ノートパソコンを十分に使いながら、その他の機器を最大3台充電することができます。これだけあれば、出張や旅行時にも十分でしょう。
なお、2つあるUSB Type-Cポートには、「1」「2」の番号が振ってあり、なぜか、「2」の方が電力的に優先される傾向がみられました。ノートパソコンには、優先的にUSB Type-C「2」につないだ方が良さそうです。
旅先では、延長コードとなることも4ポートも便利
上記のように、4ポートというUSBの数は、個人旅行であれば十分な数です。まして家族旅行など複数人の旅行であれば、この数はうれしい限りです。
また、旅先で、延長コードが欲しくなるケースはかなりあります。個人的経験で言えば、最近も、仕事で行った宿泊先のロビーでわりと長時間パソコンで作業をすることがあったのですが、作業をしているテーブルの足元にコンセントはあったものの、充電ケーブルが届くほどの位置ではなかったため、コンセントに直接挿せるモバイルバッテリーを、コンセントとパソコンの間で行ったり来たりさせるという忙しないことをやっていました。こういうことをしていると、モバイルバッテリーを置き忘れないかも心配です。また、和室の宿泊施設の場合で、布団を敷いた時に枕の位置に電源が欲しいのに、壁のコンセントの配置とうまくかみ合わないというのもあるあるですよね。こんなとき、この製品があれば一発解決です!
4.価格とバリエーション
ORICO 65W ポータブル電源タップは、Amazonでおおむね4,000円台で販売しています。また、20Wのミニバージョンもあり、こちらは2,500円~3,000円くらいといったところです。個人旅行で、充電するのもスマホとワイヤレスイヤホンくらい、というならこちらでもいいかもしれません。
65Wというのは、上記のように通常のノートパソコンに加えて、最大3つの周辺機器を同時充電可能な出力です。この電力であれば、個人で使うなら、普段から使うメインの充電器としても十分な出力でしょう。そしてもちろん、コンパクトにコードを巻き付けるギミックは、旅行時に真価を発揮します。旅行時の電源まわりの不満を、すべて解消できる素晴らしいアイテムと言えるでしょう。
5.関連リンク

ウインタブをきっかけに、海外通販で奇天烈なガジェットを漁ることにハマる。趣味は旅行(自然も史跡も)、アマチュアオーケストラなど。自分の知識欲も満たせるので、楽しんで記事を書いています。興味を持ったもの、面白いと思ったものを、読者の皆さんと共有できれば幸いです。
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