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MSI Stealth GS77 12U - Alder LakeのCore i9搭載、落ち着いたデザインの薄型フラッグシップ・ゲーミングノートが日本発売!

MSI Stealth GS77 12U
MSIが薄型フラッグシップ・ゲーミングノート「Stealth GS77 12U」を国内発売します。ハイエンドなスペックを備えながらも薄型で落ち着いた、ビジネスシーンで使っても違和感のないデザインの「大人向けゲーミングPC」という感じの製品で、MSIの他のゲーミングノートとは一味違う雰囲気になっています。

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なお、この製品については1月のCES 2022(@ラスベガス)の際に海外発表されており、その際に紹介記事を掲載済みです。1月の紹介記事の時点では詳細なシステム構成が開示されておらず、また今回日本仕様のスペックも明らかになりましたので、ここでは主にシステムスペックと国内販売価格についてご案内します。

海外発表の際に掲載した紹介記事はこちらです
MSI Stealth GS77 12U - 第12世代Core i9とGeForce RTX3080Ti搭載!薄型で高級感のあるゲーミングノート

1.Stealth GS77 12U 概要

スペック表

  Stealth GS77 12U
OS Windows 11 Pro
CPU Intel Core i9-12900H
外部GPU NVIDIA RTX3070Ti Laptop
RAM 32GB(最大64GB)
ストレージ 1TB M.2 PCIe Gen4 SSD
(M.2 PCI-e Gen4専用空きスロット1)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 17.3インチ (2,560 x 1,440)240Hz
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB3.2 Gen2 Type-C、USB3.2 Gen2 × 2、HDMI、LAN(RJ45)、SDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(207万画素)顔認証対応
バッテリー 99.9Whr/6,250mAh
サイズ 397.6 x 283.5 x 20.1-20.8 mm
重量 2.8 kg

バリエーションモデル

国内仕様は上記スペック表の単一バリエーションです(3月5日現在)

コメント

海外発表の時点では複数のCPUの搭載が示唆され、GPUも複数の型番が開示されていましたが、国内仕様はCPUに第12世代(Tiger Lake-H)のCore i9-12900Hを、GPUにはGeForce RTX3070Tiを搭載します。他の型番は設定されていません。

つい先日、ウインタブでこのCPUとGPUの組み合わせのゲーミングノート「ASUS ROG Zephyrus M16」の実機レビューをしていますので、ベンチマークスコアがどのくらいなのか知りたい、という人はこちらのレビュー記事をご覧ください(PCメーカーが異なりますので、あくまで参考程度、ということになります)。

ASUS ROG Zephyrus M16(2022)の実機レビュー - Alder LakeのCore i9を搭載、高いディスプレイ品質はクリエイターにも向きます。

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OSはPro版のみ、RAMは32GB、ストレージは1TB SSDです。RAM、ストレージとも増設・換装が可能で、RAMは最大64GBまで、ストレージはM.2 スロットの空きが1つあります。ただし、MSI製品はユーザーが自分で筐体内部にアクセスすると保証が切れてしまいますので、RAMやストレージの増設をする場合はMSI指定販売店に相談するほうがいいですね(MSI指定販売店が作業する場合、保証は切れません)。

ディスプレイは海外発表時には複数の設定がありましたが、日本仕様は「17.3インチ(2,560 x 1,440)リフレッシュレート240Hz」のみです。また、このディスプレイは「DCI-P3相当」の発色品質になっていますので、ゲーマーもクリエイターも満足できるものだと思います。

MSI Stealth GS77 12U

海外モデルの画像です(クリックで拡大します)

入出力ポートはUSBが合計で4つでうち1つがThunderbolt 4、残る3つもすべてGen2規格なので、高速なデータ通信が可能です。また、USB Type-Cポートはいずれも映像出力に対応し、他にHDMIポートもありますので、本体内蔵のディスプレイを含め、最大で4画面に映像出力が可能です。

また、上の画像はMSIの海外サイトにあったものですが、背面に映像系・通信系・電源ジャックが配置されていますので、すっきりと配線ができそうです。

MSI Stealth GS77 12U
Stealth GS77は高いスペックもさることながら、筐体デザインが素晴らしいと思っています。従来モデルのGS76 Stealthから筐体が変更され、このように「一本ヒンジ」となり、上品ながら「凄味」も感じられるデザインになりました。

MSI Stealth GS77 12U
天板もゲーミングノートとしてはおとなしめで、装飾はありません。MSIのドラゴン・ロゴがあるのみ。ただし、背面の通気口は大型で、そこらのスタンダードノートとは明らかに雰囲気が異なります。こういう「地味スゴ(地味に凄味がある、の略。ウインタブ造語)」がカッコいいんですよねー。

MSI Stealth GS77 12U
これもMSIの海外サイトにあった画像です。Stealth GS77の冷却システムは「Cooler Boost 5」で2つのファンと6本のヒートパイプを備えてします。また、CPUには液体金属グリスを採用し、高い冷却性能を確保しています。まあね、MSIのゲーミングノートなので、冷却性能については心配いらないでしょう。

なお、キーボードの画像はありませんが、メーカーの開示によると「SteelSeries製Per-Key RGB 日本語キーボード」とのことです。テンキーも装備されています。

2.Stealth GS77 12U 価格など

MSI Stealth GS77 12Uは3月11日の発売予定で、MSI公式ストア限定販売モデルです。MSI公式ストアではすでに予約販売がスタートしており、3月5日現在の価格は税込み399,800円です。ウインタブではこれまでCore i9-12900H搭載のゲーミングノート2機種をレビューしていますが、いずれも「軽く30万円オーバー」です(ASUS ROG Strix SCAR 17が399,800円とASUS ROG Zephyrus M16のRTX3070Ti搭載モデルが349,800円)。というか、Core i9搭載だとRAMを32GBとか、GPUをRTX3070Ti/RTX3080などにしたくなると思うので、必然的に価格も上がってしまいます。

Stealth GS77 12U、もう少しスペックを落として購入しやすいバリエーションモデルあればいいのに、とは思いますけど、落ち着いたデザインの薄型筐体でハイエンドなパフォーマンスと、予算が許せばぜひ欲しい高性能マシンですね。

3.関連リンク

GS77-12UGS-077JP:MSI公式ストア

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