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MSI Stealth GS77 12U - 第12世代Core i9とGeForce RTX3080Ti搭載!薄型で高級感のあるゲーミングノート

MSI Stealth GS77 12U
MSIがゲーミングノート「Stealth GSシリーズ」を発表しました。15.6インチの「Steralth GS66」と17.3インチの「Stealth GS77」の2機種で、いずれもIntel第12世代のCoreプロセッサーとGeForce RTX3070Ti/3080Tiといった最新のCPUとGPUを搭載しています。特に大きな変更となったのがGS77のほうで、GS66は内部構成が刷新されているものの、筐体そのものは従来モデルのGS66 Stealth(実機レビュー記事はこちら)から大きくは変わっていませんので、この記事ではGS77のほうをご紹介します。

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MSIのGSシリーズは同社のゲーミングノートの中でも最上位クラスの位置づけですが、GEシリーズのような「ガチ感」のある外観ではなく、どちらかと言うと…

MSI Stealth GS77 12U
普段はビジネスノートとして、

MSI Stealth GS77 12U
仕事が終わったらゲーミングノートとして、という感じの製品です。もちろんビジネスノートとしてもゲーミングノートとしても「ハイエンド」です。

1.Stealth GS77 12U スペック

スペック表

  Stealth GS77 12U
OS Windows 11 Home/Pro
CPU 最高で第12世代Core i9
外部GPU NVIDIA GeForce RTX3060 / RTX3070
 RTX3070Ti / RTX3080 / RTX3080Ti
(すべて”Laptop”)
RAM 最大64GB
ストレージ M.2 PCIe Gen4 SSD
(容量不明、スロット数は2)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 17.3インチ (1,920 x 1,080) 360Hz
17.3インチ (2,560 x 1,440)240Hz
17.3インチ(3,840 × 2,160)120Hz
ネットワーク Killer AX Wi-Fi 6E + Bluetooth 5.2
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB3.2 Gen2 × 2、HDMI、LAN(RJ45)、SDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(1,080p)
バッテリー 99.9Whr
サイズ 397.6 x 283.5 x 20.1-20.8 mm
重量 2.8 kg

コメント

CPUにはこの製品とほぼ時を同じくして発表されたIntel第12世代のCoreプロセッサーを搭載しています。おそらくCore i7とCore i9の末尾H(高TDP版、なんと14コア20スレッド!)が使われているんでしょう。

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GPUは幅広い型番が選べ、こちらも発表直後のGeForce RTX3070Ti、RTX3080Tiが選べます。また、RAMは2スロットで最大64GB、ストレージも2スロット(いずれもPCIe Gen4)となっていますが、現時点でバリエーションモデルの詳細が明らかになっていません。

ディスプレイも3種類あり、いずれも「IPSレベル」の液晶で、FHD(1,920 × 1,080)でリフレッシュレート360 Hz、QHD(2,560 x 1,440)でリフレッシュレート240Hz、UHD(3,840 x 2,160、いわゆる4K)でリフレッシュレート120Hzと、ビジネスマンからゲーマーやクリエイターまで、納得の仕様と言えます。

通信系では有線・無線ともKillerが採用され、Wi-Fi6 6Eにも対応しています。入出力ポートもThunderbolt 4が2つにUSB3.2 Gen2 Type-Aが2つと高速な規格になっています。ただし、オーディオの入出力端子が兼用である、というのはゲーマーには少し不満かもしれません。

サイズですが、「めちゃめちゃ小さくて軽い」というわけではないものの、ゲーミングPCとしてはかなりの薄型です。このあと筐体をご説明しますが、冒頭に書かせていただいた「普段はビジネスノート、仕事終わりにはゲーミングノート」という製品特性にふさわしいものになっています。

2.Stealth GS77 12U 筐体

MSI Stealth GS77 12U
筐体は従来モデルから大きく変わりました。スリムなデザインはそのままに、ヒンジが中央に寄せられ、「ちょっとHPのゲーミングノートっぽい」感じになっています。

キーボードの拡大画像がなかったので、ここで一緒にご説明します。Per-Key RGB(個々のキーの色を任意に変更することができる)で、テンキーも装備されています。従来モデルはSteelSeries製キーボードでしたから、おそらくこの製品でもSteelSeries製になっていると思います。

MSI Stealth GS77 12U
パームレスト横にスピーカーが搭載されていますが、なんと「6スピーカー」です。数が多ければいいというわけでもないでしょうが、音質にはかなり期待できそうですね。

MSI Stealth GS77 12U
MSI Stealth GS77 12U
天板です。ゲーミングノートとは思えない、上品なデザインになっています。ただ、よく見るとヒンジが少し前方に取り付けられていて、後部にオーバーハングがあります。このあたりはゲーミングノートっぽいかと。筐体色は「Core Black」といい、画像だけだとあまり質感が伝わってきませんが、従来モデル同様「つや消しブラック」で非常に高級感のあるものになっていると思います。

MSI Stealth GS77 12U

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ちょっとわかりにくいですが画像左が右側面、中央が背面、右が左側面です。この製品は背面に通信系・映像系のポートを配置しています。あと、SDカードリーダーもしっかりついていますね。

MSI Stealth GS77 12U
冷却システムには2つのファンと6本のヒートパイプを備えた「Cooler Boost 5」を搭載します。

MSI Stealth GS77 12U
MSIがオンライン発表会で強くアピールしていたのが「CPUグリス」で、液体金属パッド(Liquid Metal Pad)が使われています。「58℃以上になると液化し、CPUのパフォーマンスを最大10%向上させる」とのことでした。もともとMSIのゲーミングノートは高い冷却性能を備えていますが、この製品も発熱には強そうですね。

3.Stealth GS77 12U 価格など

MSI Stealth GS77 12U
MSI Stealth GS77はこの記事執筆時点では発売時期、価格とも不明です。海外のニュースサイトでは「RTX3060モデルが1,799ドル(約209,000円)から、RTX3070モデルが2,399ドル(約278,000円)から、RTX3070Tiモデルが2,699ドル(約313,000円)から、RTX3080モデルが3,099ドル(約360,000円)RTX3080Tiモデルが3,699ドル(約429,000円)から」との記載がありましたが、公式情報は見つけられませんでした。

日本発売はほぼ確実、そして筐体の外観やシステムスペックは私を含むウインタブ読者にとって、とても魅力的であるのも間違いないと思います。そして、特に上位モデルでは購入に「かなりの覚悟」を要する、というのも、もちろん確実かと。

4.関連リンク

Stealth GS77 – 12U:MSI公式サイト(米国・英語)

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