マウスコンピューターがノートPC「mouse B5-A7A01SR-A」を発売しました。mouse B5の既存モデルは15.6型でCPUに第12世代のIntel Coreを搭載する、割とプレーンなスタンダードノートでしたが、ニューモデルはCPUがRyzenに、ディスプレイサイズも15.3型にと、ガラッと変わりました。
1.製品概要
スペック表
mouse B5-A7A01SR-A | |
OS | Windows 11 Home/Pro |
CPU | AMD Ryzen 7 8845HS |
外部GPU | なし |
RAM | 16GB/32GB/64GB(DDR5) |
ストレージ | 500GB/512GB/1TB/2TB/4TB SSD (M.2 PCIe Gen4 x4接続) ※M.2 PCIe Gen4 x4 SSD増設可 |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 15.3型(2,560 × 1,600)120Hz |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5 |
入出力 | USB4 Type-C(40Gbps、映像出力/PD対応)、USB 3.1 Type-C(10Gbps、映像出力/PD対応)、USB3.0 Type-A(5Gbps)× 2、USB2.0 Type-A、HDMI、SDカードリーダー、オーディオジャック、LAN(RJ45) |
カメラ | Webカメラ(200万画素)顔認証対応 |
バッテリー | 動画再生 約10時間 |
サイズ | 342 × 239.7 × 19.8 mm (突起部含まず) |
重量 | 1.68 kg |
コメント
マウスコンピューターはBTOパソコンメーカーなので、注文時にシステム構成のカスタマイズができます。OSはWindows 11 HomeとProを選べ、CPUはRyzen 7 8845HSです。AI処理チップNPUも搭載していますが、NPU性能がCopilot+ PCの要件を満たしていないため、この製品はCopilot+ PCではありません。とはいえ、つい先日もこのCPUを搭載するGMKtek NucBox K8 Plusのレビューをしていて、その性能の高さは確認済みです。「現状、どうせオンデバイスAIなんて使う機会がないんで、Copilot+ PCにこだわる必要なし」と思います。
RAMは16GBから64GBまで、SSDは500GBから4TBまでの範囲で選択が可能、SSDに関してはM.2 スロットの空きがありますので、もう一つ追加することもできます。
ディスプレイは15.3型で解像度は2,560 × 1,600と高く、リフレッシュレートも120Hz、100%sRGBの発色品質なので、PCゲームもクリエイティブワークにも使えますね。私は個人利用のPCではディスプレイの品質はとても重要だと思っていますが、このディスプレイなら文句なしでしょう。
天板です。中央にマウスのロゴマークがあるだけのシンプルなデザインで、筐体素材についての説明はありませんでしたが、ほぼ間違いなく金属製でしょう。
キーボードです。ここはずいぶん変わったなあ、と思います。方向キーが大型化し、他のキーと同じ大きさになったのと、Copilotキーも大きくなっています。「日本語キーボード (105キー / キーピッチ約18.75mm / キーストローク約1.4mm / ホワイトLED / 点字用6点入力対応(パーキンス式) / JIS配列)」と開示されています。
側面とポート構成です。背面にもポートがあったり、通気口が存在感あるデザインになっていたりと、ちょっとゲーミングPCっぽいですよね。マウスコンピューター製品なのでフルサイズのSDカードリーダーや有線LANポートなど、充実したポート構成だと思います。
2.価格など
mouse B5-A7A01SR-Aはマウスコンピューター公式サイトで販売中で、12月4日現在の価格は149,800円からです。記事中でも触れましたがRyzen 7 8845HSの性能は非常に高く、画質を落とす前提であれば多くのPCゲームが楽しめますし、クリエイティブワークもこなせます。また、ディスプレイ品質も素晴らしいので、購入しても後悔することはないんじゃないかと思います。価格もリーズナブルですよね。
3.関連リンク
mouse B5-A7A01SR-A:マウスコンピューター
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。