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Microsoft Surface Go - 期待の10インチSurface、海外で予約受け付け開始!詳細スペックも判明しました

Microsoft Surface Go
みんなが期待するMicrosoft Surfaceシリーズの新顔、10インチサイズの「Surface Go」ですが、現地時間の10日、米国Microsoftストアにて予約注文の受け付けが開始されました!Surface Goについてはすでにウインタブでも速報的な記事を掲載しておりますが、そこから新たにわかった点も多いので、改めて紹介します。なお、この記事は米国仕様の製品についての説明となりますので、数週間後に迫る日本での予約受け付け開始時には、仕様の一部が変更となる可能性もあります。その点あらかじめご了承ください。

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1.スペック

Microsoft Surface Go
OSはWindows 10のSモードです。Sモードというのは、従来の「Windows 10 S」と同様に、ソフトウェアの導入に際し、Microsoftストア経由でのインストールしかできないという仕様になっているものです。Windows 10 Sの場合、アップグレードできるOSはWindows 10 Proのみでしたが、Sモードの場合はHome版、Pro版があります。Sモードの解除(普通のHome版もしくはPro版にすること)は無料でできますが、その際、Home版になるかPro版になるかはプリインストールされているOSの「おおもと」がどちらであるかによって決まります。

Surface Goの場合、「個人向けはHome、法人向けはPro」といった情報を海外のニュースサイトで見かけましたが、とりあえず「基本的にはHome版」と思っておくと安心でしょう。ただし、事情があってどうしてもPro版が必要、という人は場合によっては有償でのOSアップグレードとなる可能性があります。

CPUは既報の通りPetium Gold 4415Y、RAMは4GBもしくは8GB、ストレージは64GBもしくは128GBですが、注意したいのはストレージ64GBだとeMMC、128GBだとSSDになる、という点です。eMMCが悪いわけではありませんが、一般にSSDのほうが読み書きの速度がかなり高速になりますので、同じCPUであっても体感的な速度はSSDモデルのほうが上になると思います。

また、RAMとストレージの構成は自由に選べるわけではなく、「4GB/64GB eMMC」「8GB/128GB SSD」という2パターンからの選択となります。

ディスプレイは10インチで上位モデルのSurface Proなどと同じようにPixelSenseとなり、解像度は1,800 × 1,200、もちろん「Surfaceなので」アスペクト比は一般的なノートPCやタブレットよりも正方形に近い「3:2」です。もちろんSurface Pen(別売り)による手書き入力も可能です。Surface Penは4,096段階の筆圧と傾き検知にも対応しますが、Surface Goで使用する場合の筆圧レベルや傾き検知機能の有無については不明です。

ポート類に関しては、Surfaceシリーズ用の専用アクセサリーを使う前提のように見えます。まず、フルサイズ(Type-A)のUSBポートがなく、Type-Cが1つあるのみで、HDMIなどもありません。これだとマウスも「Bluetoothを使え」と言われているようなものですね。またUSBメモリースティックを本体に直接挿すというのも論外ですw

ただし、全部別売りになってしまいますが、Surfaceの純正アクセサリーというのはかなり豊富にありまして、例えばドッキングステーション(多機能ハブ)のSurface Dockなんかを使えば拡張性の問題は一気に解消しますし、絵描きさん注目のSurface Dialにも対応しますので、ちょっとお金はかかりますが、それを覚悟すれば便利に使えると思います。

カメラはタブレットらしくイン側、アウト側それぞれに装備され、インカメラの方はWindows Helloの顔認証にも対応します。さすがOSメーカーが作った製品だけのことはありますね。

それと、Officeのバンドルですが、米国版の場合「Microsoft Office 365 Home 30-day trial」という記載がありました。つまり30日の体験版が付属するということですね。もうすぐ日本でもSurface Goの予約販売がスタートしますが、その際に米国版から大きく価格が変動しているとしたら、まずはOfficeのバンドル有無を確認してみるのがいいと思います。399ドルというのは日本円で約44,500円ですが、日本仕様でOfficeがバンドルされている場合、44,500円では済まないと思いますから。

サイズですが、ドスパラの10.1インチタブレット「Diginnos DG-D10IW3SL」と比較してみましょう。

Surface Go: 245 x 175 x 8.3 mm / 522 g
Diginnos: 260 × 168 × 9.6 mm / 590 g

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両者はアスペクト比が異なる(Diginnosは16:10)ので、横幅(長辺)はDiginnosが大きく、縦幅(短辺)はSurfaceが大きくなりますが、これはまあ、仕方ないです。ただ、Surfaceは8.3 mmと薄型ですし、重量も軽いです。10インチクラスのタブレットだと、500 g台前半であれば軽いほうだと言えますが、Surfaceはキックスタンドを備えた上で522 gに抑えていますのが、これは立派だと思います。

2.筐体

Microsoft Surface Go
先日の速報記事でも書きましたが、サイズ以外は本当にSurface Proにそっくりです。遠目で見たらSurface Proのオーナーさんでも見分けがつかないんじゃないか、というくらいですね。

Microsoft Surface Go
筐体素材もマグネシウムとなっていますので、Surface Proと同じです。つまり、この製品は外観デザインで「安物のSurface」では決してなく「小さなSurface」ですね。

Microsoft Surface Go
外観で気づくのはベゼル幅がやや太いことです。ただし、こうやって本体のサイズをある程度確保することによってタイプカバー(キーボード)の操作性を上げているのではないか、と思っています。

Microsoft Surface Go
入出力ポートは右側面に集中配置され、左側面には何もありません。また、microSDスロットはキックスタンドの内側に装備されていると思われます。しかし、フルサイズ(Type-A)のUSBポートが1つでもいいから欲しかったところですね…。

Microsoft Surface Go
タイプカバーは全4色が用意され、ブラック以外はアルカンターラ素材を採用した「Signature」タイプとなります。ちなみにアルカンターラではないブラックが99.99ドル、それ以外の色は129.99ドルです。

3.価格など

今回紹介した米国仕様のMicrosoft Surface Goは米国Microsoftストアで予約販売が開始されており、価格は下記のとおりです。

4GB/64GB: 399ドル(約44,500円)
8GB/128GB: 549ドル(約61,000円)
タイプカバー(キーボード): 99.99ドル~129.99ドル(約11,100円~14,500円)
Surfaceペン: 99.99ドル(約11,100円)

概ね速報記事での価格と同じです。Surface Goを買うなら最低でもタイプカバーは必須だと思いますが、米国仕様の場合、日本円でおよそ56,000円くらいから購入できるということですね。あと、できればSurface Penもつけたいので、その場合は67,000円くらいから、となります。

記事中にも触れましたが、日本仕様では製品版Officeがバンドルされる可能性もありそうです。その場合は米国仕様よりも高くなってしまうかもしれないですね。ただ、もう少し待てばわかる話ですから…。

Surface Goが大ヒットして、他メーカーからも10インチクラスのデタッチャブル2 in 1が続々登場、みたいなシナリオになることを祈っております。

4.関連リンク

Surface Go:米国Microsoft 製品紹介

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コメント

  1. 匿名 より:

    充電が肝というか全て

  2. 匿名 より:

    surface3と比べると明らかな押しポイントがSSD化くらいで、あとは微妙に良くなったり悪くなったりでかなり微妙なライン……

  3. 匿名 より:

    あれ?256GBどこ行った?
    LTEモデル出るまで様子見かな

  4. 11L より:

    性能で選ぶなら8GB+SSD128GBですが、このモデル最大の訴求点と思われる「安さ」を失ってしまうのが悩ましい。
    私が買うとしたら、4GB+eMMC64GBで満足できるなら買い、不足だと思うなら他機種も検討、ですね。

    eMMCの速度がどれくらい高速化しているのかも興味あります。
    ベンチマーク情報に期待。

  5. 日本語入力 より:

    日本版価格が出ました。個人向けは64800円〜(税抜)……6万は超えないと思ったんだけどなぁ。
    10.1インチ以下なのでフルのofficeじゃなくoffice mobile、というわけにはいかなかったんですかねぇ…

  6. 匿名 より:

    国内での発売日は8月28日。
    予約は7月12日から。
    価格は一般向けが6万4800円〜
    思った以上に高かった。

  7. 11L より:

    日本市場ではオフィス搭載は必須かもしれませんが、
    ・既にオフィスを所持している人
    ・オフィスを必要としない人
    ・代用オフィスを使用している人
    からすると、オフィス無しを選択出来ないのは痛いですね。
    日本では、iPad 9.7ではなくiPad pro 10.5の競合機として売り込むのですかね。

  8. 匿名 より:

    がっかりな値段ですね。400ドルなら間違いなく買ってたけど…Officeいらないなぁ

  9. 匿名 より:

    しかも税抜きなんで本体だけでほぼ7万、
    キーボードカバー付けると8万超えますね^^;