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Teclast X16(2021)- 11.6インチと手頃なサイズのSurfaceタイプ2 in 1。スペックは低めです

Teclast X16(2021)
Teclastが11.6インチのWindows 2 in 1 PC「X16(2021)」を発売しました。記事タイトルにある「(2021)」というのはウインタブが勝手につけたものです。実はTeclast X16という製品は以前にも販売されていて、今回ご紹介するものとは全くの別物なんですよね。「以前」と言っても2015年の話なので、おそらく混同してしまう可能性はないものと思いますが、念のため…。

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1.Teclast X16 スペック

スペック表

  Teclast X16
OS Windows 11(Home版と推定)
CPU Intel Celeron N4020
外部GPU なし
RAM 6GB
ストレージ 128GB
光学ドライブ なし
ディスプレイ 11.6インチ(1,920 × 1,080)タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n、Bluetooth 4.2
入出力 USB 3.0 × 2、microHDMI、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ イン2MP/アウト5MP
バッテリー 28.5 Wh
サイズ 290 × 180 × 10 mm
重量 715 g

コメント

OSはWindows 10で、Home版かPro版かは開示されていませんでした。また、Windows 11へのアップグレードに対応するかどうかについても不明です。一応CPUはWindows 11アップグレード対象ですし、発売直後のニューモデルということもありますので、おそらくアップグレード対応するだろうと予想しています。

CPUのCeleron N4020は2コア2スレッドで、Windows PC用としては完全なエントリークラスです。はっきり言ってごくライトな用途でないと厳しいと思います。これがN4120(4コア4スレッド)だったら全然評価が違ったんですけどね。

RAMは6GBで、CPU性能が低く、マルチタスクでの作業に向かないことを考えれば十分でしょう。ストレージは128GBで、SSDなのかeMMCなのか、はっきりしません。一応AliExpressの販売ページには「SSD」という記載がありましたが、中国通販ではしばしばeMMCもSSDと表記されることがありますし、タブレットが本体の2 in 1ということで、eMMCである可能性も高いと思います。

ディスプレイは11.6インチのIPS液晶、FHD解像度で、2 in 1筐体なので当然タッチ対応します。また、

Teclast X16(2021)
筆圧対応のペン入力も可能とのことです。残念ながらデジタイザー形式はわかりません。でも、絵描きさんが本格的なイラスト制作をするには力不足だと思われます。

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この製品はデタッチャブル2 in 1なので、もともと入出力ポート構成については不利な構造ですが、USB Type-Aポートが2つにmicroHDMIと、最低限の数量は確保されているかな、と思います。

2.Teclast X16 筐体

Teclast X16(2021)
前面です。この画像だと右ベゼルにWindowsロゴがありますが、これはおそらくWindowsキー(センサーボタン)だと思います。なお、ベゼル幅については「Teclastの製品画像」なので、あまり信用できません。

Teclast X16(2021)
背面です。ちょっとわかりにくいですが、この製品はタブレット側にキックスタンドを装備しています。

Teclast X16(2021)
こんな感じですね。筐体素材は不明ですが、少なくともキックスタンド部分は金属製でしょう。

Teclast X16(2021)
別売りのキーボードを装着したところです。11.6インチサイズなのでキーピッチはやや狭いと思われます。

Teclast X16(2021)

クリックで拡大します

側面と入出力ポートの構成です。なお、筐体の厚さについても画像加工されていると思います。USB Type-Aポートが異様に細いですしw

USB Type-Aポートが左右側面に振り分けられています。また、説明がありませんが上側面(画像の一番下)の左端にmicroSDカードリーダーが見えます。

3.Teclast X16 価格など

Teclast X16(2021)はBanggoodとAliExpress内のTeclast Official Storeで販売中で、10月19日現在の価格はBanggoodで本体が299.99ドル(34,722円)、キーボードが53.99ドル(6,249円)、Teclast Official Storeでは本体が295.99ドル(34,417円)、本体+キーボードが325.13ドル(37,805円)、本体+キーボード+スタイラスペンが350.99ドル(40,812円)です(Teclast Official Storeの価格は製品ページにあるクーポンを使用したもの)。

この製品をどう評価するかは人それぞれですが、ウインタブとしては筐体のパッケージングには大きな魅力を感じるものの、「Celeron N4020搭載」という時点で少し消極的な評価になります。これがN4120だったら正反対の評価になるんですが…(いやね、実際そのくらい使用感が違うんです)。購入する場合「本体+キーボード」もしくは「本体+キーボード+ペン」という組み合わせになるだろうと思いますが、N4020搭載機であればもう一段安くないと…とは思いますね。

4.関連リンク

Teclast X16:Banggood
Original Magentic Keyboard for Teclast X16:Banggood
Teclast X16:Teclast Official Store(AliExpress)

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