Teclast F7 Plus 3の実機レビュー - エントリークラスで低価格なモバイルノートながら、高級感のある美しいデザインが魅力!Windows 11のインストール可能です

Teclast F7 Plus 3 実機レビュー
こんにちは、かのあゆです。Teclastの最新ノートパソコン「F7 Plus 3」の実機レビューをお届けします。前モデルとなるF7 Plus 2は2021年の4月に発売されたばかりなので、「早くも後継モデルが登場」したことになります。

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CPUにGemini Lake Refresh世代のCeleron N4120を搭載するエントリークラスのノートパソコンとなりますが、高級感のあるアルミ素材を採用した筐体にナローベゼルデザインのディスプレイを採用しており、Microsoft Officeなどのビジネスアプリケーションであれば快適に使っていけそうな性能を備えています。また今秋リリース予定のWindows 11へのアップグレード要件も満たしており(2021年7月4日現在のシステム要件で判定しています)、長く使っていける一台となっています。

なお、この製品はメーカーのTeclastよりサンプル提供していただきました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。

おすすめポイント
・セカンドマシンとしても気軽に購入できる価格
・Celeron N4120はライトユースなら十分快適に動作
・薄型で美しい筐体
・Windows 11のシステム要件をクリア(7月4日現在の基準で判定)
ここはイマイチ
・キーボードの打鍵感が少しプラスティッキー
・ゲームや動画編集など、PC負荷の大きな操作は困難

販売サイトはこちら:
TECLAST F7 Plus 3:Amazon
※7月9日までの期間、クーポンコード「F7PLUS315」で15%OFFで購入できます

1.Teclast F7 Plus 3 スペック

スペック表

  TECLAST F7 Plus 3
OS Windows 10 Home
CPU Intel Celeron N4120
外部GPU なし
RAM 8GB
ストレージ 256GB SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14.1インチIPS(1,920 × 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
入出力 USB 2.0、USB 3.0、MiniHDMI、
MicroSDカードリーダー、3.5 mmイヤホンジャック
カメラ Webカメラ(100万画素)
バッテリー 45.6 Whr
サイズ 322 x 219 x 21 mm
重量 1.3 kg(実測値1,366 g)

コメント

プリインストールされているOSはWindows 10 Homeです。後述しますが、7月4日現在公表されているWindows 11の最小システム要件を満たしているため、現在リリースされているInsider Preview版の導入はもちろんのこと、今秋リリース予定の正式版へも問題なくアップグレードできるものと思われます。

CPUは開発コードネーム“Gemini Lake Reflash”のCeleron N4120です。4コア4スレッドで動作するCPUで、基本動作クロックは1.1Ghzですがインテル・ターボブースト・テクノロジーにより負荷がかかった際は最大2.4Ghzで動作します。ウインタブでも何回か搭載機はレビューしていますが、下位モデルのCelern N4000/N4020(2コア2スレッド)とは格段の性能差があり、ゲームや動画編集など負荷のかかる作業には向いていないものの、WEBブラウジングやメールのチェック、Microsoft Officeなどのビジネスアプリの利用がメインであればストレスなく使える性能を備えています。

RAMは8GB、内蔵ストレージは256GB SSDです。RAMに関してはオンボードのため増設はできませんが、SSDに関しては底面にM.2 スロットが用意されているので、容易に大容量のものに換装可能です。ただし、これも後述しますが、底面のM.2 スロットには標準搭載の256GB SSDが装着されていて、「空き」ではありません。

ディスプレイは14インチサイズ(正確には14.1インチ)で、解像度はFHD(1,920 x 1,080)です。パネルは視野角が広いIPS液晶が使われており、光の反射や映り込みを抑えたノングレア(非光沢)タイプです。

通信まわりではBluetooth 4.2と802.11a/b/g/n/acに対応しますが、Wi-Fi6(ax規格)には対応していません。入出力ポート類はUSB 3.0、USB 2.0、Mini HDMI、MicroSDカードスロット、3.5 mmイヤホンジャックという構成です。薄型モバイルノートとしては十分な拡張性を備えていますが、USB-Cポートを備えていない点は少し残念に感じられました。バッテリー容量は45.6 Whrです。

2.Teclast F7 Plus 3 筐体と使用感

同梱物

Teclast F7 Plus 3 実機レビュー
同梱物はマニュアルなどのペーパー類、日本語キーボードに対応するためのステッカー、ACアダプターです。ACアダプターは各国の独自プラグに対応できるようアタッチメント式になっているので海外旅行時も別途変換コネクターを購入する必要はありません。

日本語キーボードに対応するためのシールが付属
今回は装着しませんでしたが、英数字キーに貼り付けることで日本語キーボードとして使用できるシールが付属しています。「半角・全角」キーなどはないためこのシールを装着しても完全な日本語配列キーボードにはなりませんが、かな入力をメインに使っている方は重宝するかもしれません。

天板と側面

天板
天板です。写真ではわかりにくいですが、筐体素材はアルミで、シンプルながら安っぽさは感じられないものになっています。左上部には「Teclast」ロゴが配置されています。

底面
底面にはゴム足とM.2 SATA SSDスロットにアクセスするためのハッチが用意されています。また社名ロゴのほか機種名と各種認証情報も表記されており、日本向けの技適マークも番号とともに表記されています。Teclastは割と早い段階から日本国内向けに製品を展開していましたが、最新モデルとなるF7 Pro 3に関してもこの辺はきちんと徹底されている印象です。

SSDはDIYにより交換可能
M.2 スロットにはすでにTeclastブランドの256GBのものが刺さっています。残念ながら高速なPCIe-NVMe規格には対応していませんが、より大容量のM.2 SATA SSDに換装することも可能です。

左側面
左側面にはUSB 3.0、DC-IN、MiniHDMIポートがあります。

右側面
右側面はMicroSDカードスロット、3.5 mmイヤホンジャック、USB 2.0ポートが配置されています。

本体重量
本体重量は実測値で1,366 gでした。モバイルノートとして見ると特に軽いというわけではありませんが、それでも十分バッグやリュックに入れて持ち運べる範囲に収まっています。

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ディスプレイ

ディスプレイ開口
ディスプレイを最大角度まで開口してみます。開口できる範囲はそこまで広くはありませんが、クラムシェルノートPCとしての実用性は確保されています。

Teclast F7 Plus 3 実機レビュー
ディスプレイを開口した状態で正面から見てみます。左右のベゼルは細く、見た目的にもかなりスタイリッシュに感じられます。パネルは前述のとおり視野角が広いIPS液晶で、表示品質に関しても各色きれいに出ている印象で、エントリークラスのノートPCとしては高く評価できます。

キーボード

Teclast F7 Plus 3 実機レビュー

クリックで拡大します

キーボードは英語配列のアイソレーションタイプです。昨年レビューしたCHUWI HeroBook Proと同じく、「HOME」キーや「PgUp」「PgDn」キーが右端に配置されたタイプです。日本国内向けの製品だとHP製のものによく見られるものですね。

これらEnterキーの右側にあるキーは、個人的にそこまで使うキーではないので気になりませんが、多用している方は慣れるまで少し違和感を覚えるかもしれません。

キーボード

キーピッチは実寸で約19 mmで、キーストロークはノートPCとしては深めです。打鍵感は悪くなく、実際にこの記事の下書きもF7 Plus 3実機で作成していますが、快適に文字入力を行えます。打鍵音はそれほど大きくはないものの全体的にプラスチッキーな感触で、この点は少し残念に感じられました。

筐体その他

スピーカーはステレオ出力のものがキーボード上部に配置されています。音質は若干軽い印象ではあるものの、予想していたより遙かにクリアに感じられました。作業をしながら好きな音楽を流したり、あるいは動画コンテンツを楽しむ分には十分な品質です。

バッテリー稼働時間

いつも通りかのあゆがノートパソコンの実機レビューを行っている際に使用しているバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使用し、「ディスプレイ輝度50%、10秒ごとにキーストローク送信、30秒ごとにWEBサイト巡回」という設定でフル充電の状態から自動的にシャットダウンされるまでの時間を計測してみました。

あくまでベンチマークソフトを使用しての結果なので実利用では状況によって稼働時間が変わってくるかと思われますが、約3.5時間後には自動的にシャットダウンされていました。ただしなぜかバッテリーが35%まで残っている状態でシャットダウンが行われていたため、フルに使い切るのであれば4時間以上は稼働してくれそうです。

3.Teclast F7 Plus 3 性能テスト

ドラクエベンチ
Celeron搭載機ということで、まずはWindows向けオンラインゲームとしては動作が軽めな「ドラゴンクエストX オンライン ベンチマーク」でテストを実施してみました、スコアとしては前モデルとなるF7 Plusから大きく変わってはおらず、軽量なゲームでも快適に動作させるのは厳しい印象です。ただし、ブラウザベースのゲームであれば、ものによってはストレスなく楽しむことができるでしょう。

(クリックで拡大します。)

スコアの目安(2021年水準)※あくまで「目安」です
GeForceなど外部GPU搭載機 5,000以上
高性能なビジネスノートパソコン 4,000以上
中位のノートパソコン 3,000以上
エントリーノートパソコン 2,000以下

WEBブラウジングやビデオチャット、オフィスソフトの利用などを想定したベンチマークソフト「PCMark 10」での計測スコアです。こちらはCeleron N4100/N4120搭載機として平均的なスコアが出ています。ワープロソフト、表計算ソフト利用時の性能を計測する「Productivity」の項目はCore系CPUを搭載するノートPCよりも低めですが、実際にかのあゆがこの記事の下書きをF7 Plus 3で執筆してみた限りでは特にストレスなく作業することが出来ました。ただしマクロなどを多用した複雑なドキュメントの編集ではやや処理に時間がかかるかもしれません。画像編集や動画編集の性能を計測する「Digital Content Creation」の項目はさすがに低めで、簡単な画像編集ならなんとかなりそうですが、動画配信などで活用するには厳しいでしょう。

SSD
前述の通りF7 Plus 3ではTerclast製256GB M.2 SATA SSDが搭載されています。ただしデバイスマネージャ上では「NETAC SSD」と表示されるため、実際にはNETAC社製品のOEM品のようです。PCIe-NVMe SSDと比較すると読み書き速度は劣るものの、SATA接続のSSDとしては平均的なスコアを計測しています。

…正直に言えば、よほど大容量のデータを取り扱わない限りSATA SSDとPCIe-NVMe SSDとの性能差は感じられません。実際OSやアプリの起動も高速でストレスなく使うことが出来ました。

4.Windows 11への対応について

「セキュアブート有効化、TPM 2.0搭載必須」と比較的厳しい条件が話題になったWindows 11ですが、発売したばかりのF7 Plus 3でも対応していてほしいですよね?今回は実際にInsider Previewを導入…というわけにはいきませんでしたが、Microsoftが現時点で発表しているシステム要件を満たしているか確認してみたいと思います。

セキュアブートはデフォルトではOFFになっているが、BIOSから有効化可能
まず搭載CPUのCeleron N4120ですが、Microsoftが発表しているWindows 11公式サポート対象リストにしっかり入っているので、この点に関してはパスします。次にセキュアブートですが、工場出荷時の状態では「無効」になっていたものの、UEFIファームウェア設定から有効化できるため、ここも問題はありません。

続いてTPM 2.0チップ搭載の有無です。これに関してはWindows 10標準セキュリティソフト「Windows Defender」を開き、「デバイスセキュリティ」→「セキュリティ プロセッサ」から確認可能です。

TPM 2.0チップを内蔵
F7 Plus 3ではTPM 2.0チップがしっかり搭載されており、この要件も満たしていることになります。したがって現在リリースされている開発者向けのInsider Previewはもちろんのこと、今秋リリースされる正式版にも問題なく無償アップグレードできるはずです。

チェックツールでも「問題なくイントール可能」という判定
この記事を書いている時点だと、Microsoftが用意している「PC互換性チェック」ツールはシステム要件の見直しに伴い一度公開停止となってしまっていますが、6月24日にリリースされた初期バージョンを保存していたのでインストールして実際に確認してみたところ、「このPCでWindows 11を実行できます。」という結果になりました。

5.Teclast F7 Plus 3 レビューまとめ

TECLAST F7 Plus 3はAmazonで販売中(Teclast-Storeという、メーカー指定の出品者です)で、7月4日現在の価格は 42,900円(税込)となっていますが、ウインタブでは今回さらに15%オフとなるクーポンコードを頂いており、購入時「F7PLUS315」を入力することにより36,465円で購入可能です(7月9日まで)。

Celeron N4120搭載機ということで、ゲームを楽しむという用途には向いていませんが、Microsoft Officeなどのビジネスアプリはストレスなく動作し、ビジネスシーンでしっかり活躍できそうな性能になっていると思います。また、高級感のあるアルミ筐体やクリアな音質のステレオスピーカーも魅力的です。今後リリースされる予定のWindows 11の最小システム要件も満たしているので、そういった意味でも長く使っていける一台と言えるでしょう。比較的安価なテレワーク用PCを探している方におすすめできる一台です。

6.関連リンク

TECLAST F7 Plus 3:Amazon
※7月9日までの期間、クーポンコード「F7PLUS315」で15%OFFで購入できます

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