MOFT Zの実機レビュー - 使って納得、持ち運びできるノートPC用スタンディングデスク(ノートPCスタンド)

MOFT Z
こんにちは、.TAOです。今回は、折りたたみ式ノートパソコンスタンドでおなじみのMOFTの最新作、机の上に置いてスタンディングデスクとして使えるノートパソコン用スタンド「MOFT Z」のレビューです。MOFT Zについては、3月にウインタブで「MOFT Z - おお、これはすごい!持ち運びできるノートPC用スタンディングデスク(ノートPCスタンド)がクラウドファンディング中です!」という紹介記事を掲載しましたが、今回、MOFTよりMOFT Zを提供いただきました。この場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。

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MOFT ZはINDIEGOGOではクラウドファンディング中で、すでに1億4500万円を集める人気となっていますが、3月に紹介したMakuakeでのクラウドファンディングは終了しておりまして、第一便の出荷が完了している状況のようです。では、クラウドファンディングですでに超人気のMOFTのスタンディングデスクを実際に見ていきましょう。

1.スペック

畳んだサイズ: W240 × L279 × H12.6 mm
Sitting Mode ∠25°サイズ: W240 × L279 × H12 mm
Sitting Mode ∠35°サイズ: W240 × L279 × H16 mm
Sitting Mode ∠45°サイズ: W240 × L279 × H19 mm
Sitting Mode ∠60°サイズ: W240 × L279 × H25 mm
Stand up Mode サイズ: W240 × 底部L279・上部L200 × H25 mm
重さ:890g
材質:PUレザー、ガラス繊維、鉄、磁石

MOFT Zは、収納用に折りたたんだ状態から、角度を選べるSitting Modeと、大きくZの形に変形するStand Up Modeと変幻自在に形を変えて利用できます。

MOFT Z_StandUP25mmUP
スタンディングデスクとして机の上に置いた場合、机から約25cm高くなります。

MOFT Zのスタンドモード
ノートPCスタンドとして使う場合、25度、35度(当初の説明にはありませんでしたが、この角度にもセットが可能となっています)、45度、60度にアレンジが可能です。調整幅が広いので、様々な利用シーンに活用できます。

MOFT Zの使い方は色々
MOFT Zは、折り紙のように折り曲げて形を変えることで多彩な使い方ができるところがウリですが、折り曲げる部分の強度が問題になります。そのため、多くのユーザーの要望に答える形で、耐久性が必要な部分にガラス繊維をふんだんに使っており、長く愛用できる一品となっています。

また、折り曲げてセッティングした時にズレたり、つぶれたりしないよう要所要所にマグネットが内蔵されていて、上手く固定できるようになっています。

2.筐体

MOFT Zのパッケージ
MOFTより送っていただいたMOFT Zは、キレイな化粧箱にノートパソコン並みの緩衝材に挟まれた状態で入っていました。本体に重量があるので、箱の中で動かないようにする配慮でしょうね。三つ折りに畳んだ姿は、とてもスリムで質感も高めです。

MOFT Zの厚さは12.6mm
畳んだ状態だと厚さが約12.6mmでした。

MOFT Zの重さは897g
重さは実測で約897gといったところ。見た目以上の重さがあって、剛性の高さがうかがえます。

この薄さと重量とサイズ感、モバイルノートPCのようですよね。そうなんです、モバイルなんですよ。モバイルスタンディングデスクなんですよね、これ。スタンディングデスクを持ち歩けるっていうのは、凄い画期的というか斬新なコンセプトです。

会社でのパソコンワークをスタンディングに変えたいと思ったら、大掛かりな事は必要なく、カバンからさっとMOFT Zを取り出して広げるだけでOKです。ノートパソコンを置けるスペースがあればいいんですから、机の上を片づける必要もありません。

ううん、正に画期的。

MOFT Zの25度
上の画像は、ノートPCでのタイピングを想定した25°の傾斜に合わせた状態を裏から見た画像です。このノートスタンドの角度はとても安定していて、手前に付いているフラップ(後で詳しく説明します)により少し上にせり上がる形になるので、とてもタイピングがしやすくなっています。

MOFT Zのカラーバリエーション
また、こちらの背面側の色で4種類のバリエーションがあり、今回レビューにあたり提供いただいたものがこのグレーで、このほかにブラック、オレンジ、ブルーがあります。

多様に変化するトランスフォームぶりを説明するには動画を見てもらった方が分かりやすいですね。YouTubeにMOFT Zの説明動画がアップされていたので参考にご覧ください。

MOFT Z 5 in 1 Sit stand Laptop Desk Set Up

3.使用感

MOFT Zのアレンジは多様
スタンディングデスクモードでは机に置いた状態から約25cm高くなり、丁度立った状態でパソコンを使える高さになります。立って使う事で気分転換になるし、眠くなりがちな午後の業務に集中する事ができますね。

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このモードでの最大負荷重量は22ポンド(約10kg)で、実際に使ってみても不安定さや剛性への不安を感じることはありませんでした。また、パソコンが載る部分の広さは約240 × 200 mmあって、14インチのLenovo Chromebook S330 (W325 × L230 × H20 mm)で試してみましたが、これくらいのサイズまでなら何も問題ないです。

ただ、MOFT Zをスタンディングデスクとして利用する場合、これ以上奥行きがあると少し不安を感じます。なので、奥行き230mm位を目安に考えておく方が無難でしょう。

MOFT Zのフラップ
ノートパソコンなどを載せる表面は滑りにくいラバーが貼ってあり、ファブリック的凹凸の加工がされていて、肌ざわりが心地よいです。画像のこの部分は、傾斜を付けたときに滑り落ちないようストッパーの役割があり、大き目のフラップと小さめのフラップを使い分けられる仕様になっています。実はこの部分がこのノートPCスタンドとしての要になります。

MOFT Zのフラップ小
MOFT Zを45度の角度に設定してノートPCを載せてみました。小さいほうのフラップなら、パームレスト部分が10mm以下の厚さのノートPCに丁度いいようです。この画像の13インチのノートPCは、パームレストの厚さが8mm程度で、フラップが飛び出る事がなく丁度良い感じに収まっています。MOFT Zを25度の傾斜で利用しても、タイピングの邪魔にはならないでしょう。

MOFT Zのフラップ大大きいほうのフラップで保持されているのは、パームレストの厚さが13mmある14インチのノートPCです。まだ余裕があるので、この感じでなら16mm程度までならうまく固定できそうです。

また、素材には耐久性の高いガラス繊維が使用されているそうなので、何カ月もこの状態のままで使ってもヘタってしまう事はないでしょう。このシンプルで最大限の効果をみせるフラップを考えたMOFTの開発スタッフに拍手です。

MOFT ZとノートPC
スタンドの傾斜が45度だと、外付けのキーボードを使ってデスクトップのように使いたい場合に丁度良い感じ。大きいほうのフラップを使えば、余裕があるので一緒にタブレットも載せられてしまいます。Androidタブレットとの2画面仕様はある意味最強。

MOFT Zとタブレット
スタンドの傾斜を60度にした場合は、タブレットスタンドとして使うのに丁度よい角度です。この画像は10.1インチのAndroidタブレットにLogicoolのワイヤレスキーボードとマウス(MK275)をワイヤレスレシーバーで接続して使ってみているところ。縦置きにしてドキュメントの編集に使うといい感じです。

画面が360度回転する2in1タイプのノートパソコンなら、タブレットモードにして縦置きにするといった使い方もありですね。余談ですが、Logicoolのキーボードとマウスはある意味最強ですね。WindowsでもAndroidでもChromebookでもサクッと繋げて使えてしまうのはすごいですわ。

MOFT ZとSurfaceタイプの相性は
座った状態で使用していて、時々立って使うというのがこの製品のコンセプトだと思います。25度でのタイピングは、画面が上に上がることで視線も上に上がり、背筋が伸びて猫背になりがちな姿勢を正してくれますし、手前にあるフラップでノートパソコンが少し上に上がるので更にタイピングがしやすい感じがしました。

この状態なら普通のノートPCスタンドのサイズですし違和感もありません。スタンド自体の剛性がしっかりしているので、タイピング時の安定性も抜群です。

そして、そこからのスタンディングデスクへのトランスフォームですよ。あんなにコンパクトだったものが、25cmも伸びる変貌ぶりは、こう見ると驚異的ですらあります。製品のネーミングの由来にもなっているZフォルムは、よく考えられて安定性抜群ですし、一般的なデスクの高さから25cm高くなった時のポジションが絶妙です。

一つ気になるところが、キックスタンドのあるSurfaceタイプのタブレットPCには使えるか、という点です。丁度手元にSurface GoサイズのASUS Transbook T102HAがあったので検証してみました。

MOFT ZとSurfaceタイプの相性は
スタンディングデスクモードでは、上部天板のサイズ的に、キックスタンドが後ろに伸びる分厳しくなりますが、なんとか使える位置に収まっています。タブレットに重さの重心があるので、多少キーボードが手前にはみ出てもバランスが悪くなる感じはありませんでした。Surface Proサイズになるとどうなるかは微妙なところですね。

一方25度傾斜での使用には、タブレット本体をフラップに固定する事で利用できそうです。キーボードカバーにいい感じの傾斜ができて使いやすかったです。この使い方なら、Surface Proでも行けそうな気がします。MOFT Zは、Surfaceのタイプカバーにもう少し角度が欲しいと考えるユーザーには朗報かもしれませんね。

4.まとめ

これまであったスタンディングデスクは、価格が高めだったり持ち運びには向かないといた事がありましたが、MOFT Zは、「隙間に収納、そして持ち運べる。」という、これまでの常識を覆す画期的なコンセプトを持った製品です。

そのコンパクトさの利点から、スタンディングデスクを手軽に試せるといったところもよいですね。更には、ノートPCスタンドとしての完成度の高さも見逃せません。タイピング時の安定感は抜群ですし、デザインもスッキリしていてGOOD。

また、ノートPCに外付けキーボードの組み合わせで使っている人にもおススメできます。なんだか結局、どの形で使っても良いという事になりますね。そうなんです、シンプルに「良い製品」ということです。

さて、MOFT Zの価格と購入についてですが、現在クラウドファンディングが終了または進行中であり、オンラインショッピングサイトに登場するのはもう少し先になると思います。6月26日現在INDIEGOGOではまだ支援を受付中で、MOFT Z単体で20%OFFの55USD(米国ドル)、MOFT ZとMOFT X(スマホスタンド)のセットが22%OFFの69USD、MOFT ZとMOFTの代名詞となっているノートスタンドのセットが21%OFFの74USDなどと、支援額によって価格が変わってきます。

6月26日現在のレートでは1USDが約107円なので、55USDなら約5900円くらいですね。

通常クラウドファンディングは早い時期から始まっているので、申し込みが早い人は何カ月も待つ事になるのですが、INDIEGOGOでのMOFT Zの発送は6月より順次始まっていますので、出荷の準備が整い次第発送されると思われます。

MOFT Zは、パソコンの利用スタイルを変えてくれる画期的なスタンディングデスクです。

5.関連リンク

MOFT Z:INDIEGOGO

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