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CHUWI CoreBox Pro - 第10世代のCore i3搭載ミニPCがついに発売されました!

CHUWI CoreBox Pro
中国メーカーのCHUWIが第10世代(Ice Lake)のCore i3を搭載するミニPC「CoreBox Pro」を発売しました。当初クラウドファンディングが予定されていましたが、そちらは取りやめとなり、CHUWIの直販サイトでの販売となります。なお、CoreBox Proについてはウインタブでプロトタイプを実機レビュー済みです。市販モデルとは多少スペックに相違がありますが、購入検討されている人の参考になるかと思いますので、こちらもあわせてご覧ください。
CHUWI CoreBox Proの実機レビュー - 第10世代 Ice LakeのCore i3搭載。Thunderbolt 3にも対応し、4Kで最大3画面出力も可能なミニPC

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1.概要

  CHUWI CoreBox Pro
OS Windows 10 Home
CPU Intel Core i3-1005G1
外部GPU なし
RAM 12GB
ストレージ 256GB NVMe M.2 SSD (2.5インチHDD増設ベイ搭載)
光学ドライブ なし
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1
入出力 RJ45(ギガビットイーサネット) ×2、マイクジャック、イヤホンジャック、USB3.0 ×4、HDMI 、DisplayPort、USB Type-C(Thunderbolt3)
サイズ 173 × 158 × 73 mm
重量 901 g

ここでは上にリンクした実機レビュー記事で試用した個体から変更されている箇所を中心にご紹介します。

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OSは「Windows 10 Home」です。レビュー機はPro版OSでしたが、市販モデルはHome版となりますのでご注意ください。CPUは第10世代(Ice Lake)の「ノートPC用」CPUであるCore i3-1005G1が搭載されます。CPUの型番についてはレビュー機から変更がなく、レビュアーの評価を確認すると「第8世代のCore i5やCore i7に匹敵する性能。ただし、FORTNITEをプレイしてみたところカクついた挙動となったので、オンラインゲーム用としては厳しい」とのことです。ビジネス用や家庭用であれば十分快適に動作してくれると思います。

RAMは12GB(レビュー機は16GB)、ストレージは256GB M.2 SSDです。ストレージに関してはNVMeと説明があり、これはウインタブで実機レビューをした際にもその説明のままだったのですが、レビュー機はSATA接続でした。現時点でCHUWIの製品ページを確認してもやはりNMVeという説明から変わっていませんので、本当にNVMeなのか、SATAのままなのかは不明です。ただし、ビジネス用のソフトウェアを使って作業するのであればSATA接続でも特に遅いと感じることはないでしょう。また、SSDは換装が可能で、さらに2.5インチ(SATA)のHDDもしくはSSDを増設することもできます。

ミニPCはジャンルとしてはデスクトップPCとなりますが、この製品はWi-Fi6(ax規格)に対応しています。入出力ポートもUSBポートが5つ、映像出力専用ポートも2つ装備し、さらにUSB Type-CポートはThunderbolt 3と、十分な構成になっています。それと、普通にPCとして使うぶんにはあまり恩恵がないかもしれませんが、有線LANポートを2つ装備している、というのも大きな特徴です。

サイズや筐体の外観はレビュー機から変わっていません。CHUWIの説明によれば筐体素材は「アルミニウム・マグネシウム合金&ポリカーボネイト(Al-Mg Alloy & Polycarbonate)」とのことで、重量も1 kg近くになりますので、ミニPCというには少々大きく、重いと言えます。

2.価格など

アイキャッチ画像
CHUWI CoreBox ProはCHUWI直販サイトで11月5日に発売され、価格は399ドル(約41,700円)です。なお、製品ページには439ドルと表示されていますが、試しに買い物かごに入れてみたところ、399ドルに価格が変更されました。

最近は従来の「中華ミニPC」のイメージとは異なり、かなりスペックが高く、拡張性にも優れたものが増えています。Minisforumの製品などもそうですよね?CHUWI CoreBoxは「自宅用のサブ機」とか「予備用」と位置づけるのがもったいないくらいの実力があると思います。ウインタブ読者のメインPCとしても十分な仕事をしてくれるんじゃないでしょうか。

この製品はノートPCではないので、本体価格399ドルのほか、ディスプレイ、キーボード、マウスが別途必要になります。これらの周辺機器をお手持ちでない場合、追加の出費となりますが、それを踏まえても十分にコストパフォーマンスが高いと思います。

3.関連リンク

CoreBox Pro:CHUWI直販サイト

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