CENAVA W2 - ロースペックながらバランスよい構成で非常に安価な8インチWindowsタブレット、うまく使えばまだまだ活躍できそう

cenava w2
こんにちは、natsukiです。先日、10インチクラスのWindowsタブレット比較記事を書かせていただきました。しかし、それ以下のサイズになると、めっぽう選択肢が少なくなってしまいましたね。今回は、かつて一世を風靡した8インチサイズのWindowsタブレットから、「CENAVA W2」を紹介します。8インチには、8インチのよさってもんがあるんですよ。この、CENAVA W2は、8インチの特性である、ともかく、軽く、安くを追求して、かつ、ギリ使えるスペックになっています。モバイル専用端末としては、まだまだ活躍の余地はあると思いますよ。

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1.スペック

CENAVA W2
OS
Windows 10 Home
CPU
Atom Z8300
RAM
4GB
ストレージ
64GB eMMC
光学ドライブ
なし
ディスプレイ
8インチIPS(1,280 × 800)
ネットワーク
802.11 n/b/g、Bluetooth 4.0
入出力
Micro USB、HDMI(mini or micro)、
3.5mmオーディオジャック、microSDカードスロット
カメラ
フロント 0.3MP / バック 2MP
バッテリー
4,000mAh
充電 microUSBポートから 5V/2A
サイズ
207 × 124 × 9 mm
重量
325g

基本的な部分を見ておくと、CPUは懐かしのAtom Z8300。言わずもがな、メインPCとしてはまったく力不足ながら、用途を限定するならばそれなりに使えます。RAMは4GB、ストレージは64GBと、ミニマムながら十分。Windows大型アップデートにも耐えられます。一般的なデータは、必要に応じてmicroSDカードで補いましょう。ディスプレイ解像度はHDクラスですが、なまじ解像度が高いと処理能力を取られるので、ディスプレイサイズを考えれば、このくらいがバランスが取れていると言えます。

なお、競合する8インチWindowsタブレットとしては、「PIPO W2Pro」と、「Jumper Ezpad Mini 8」というのがあります。このうち、PIPO W2Proは、ストレージが32GBのため、Windowsの大型アップデートに耐えられず、論外です。Jumper Ezpad Mini 8は、ディスプレイ解像度がFHDクラスと優秀なんですが、RAMが2GBしかなく、かえって処理能力が不安でもあります。CENAVA W2か、Jumper Ezpad Mini 8かというのは悩ましいところですが、CENAVA W2の方が、無理をしていないバランスの取れた構成とは言えると思います。

なにげに重要なのが、充電が、microUSBポートから5V/2Aということ。つまり、一般的なモバイルバッテリーや、充電アダプターで給電可能。この、実質的なバッテリーの心配要らずのスタミナ性は、古き良きAtomプロセッサ機の強みです。

2.筐体

design
デザインは、特筆すべきところはありません。材質は、「Metal matte texture」とのこと。

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port
ポート類は必要十分。USB Type-Aはないので、USBメモリなどをつなぎたいときは、ハブが必要になります。キーボードやマウスの接続には、製品特性を考えれば、Bluetoothを使うべきでしょう。でも、HDMIポートや3.5mmオーディオジャックは、ちゃんと独立してあります。HDMIポートの規格は明記されていませんが、miniかmicroでしょう。ちなみに、スピーカーは、スペックシートにはステレオと書いてあるのですが、筐体画像からはモノラルにしか見えません。おそらく、記載ミスかと。まあ、ステレオだったらラッキーくらいのつもりで。

weight
重量325gは、非常に優秀ですね。ここは、競合機種Jumper Ezpad Mini 8(公称360g)に勝る部分です。多少の盛りはあるかもしれませんが、300g台前半に収めてくれば、十分御の字です。

3.このスペックで使えるのか?

vivotabnote8
実際、このスペックで使えるか、ということですが、モバイル用途であれば、なかなか捨てたもんではありません。往年の名機「ASUS Vivotab Note 8」を例に見てみましょう。スペックは以下の通りの、7年前のエントリースペック。ところがなんの! これでまだまだ、現役で使えるもんです。

CPU:Atom Z3740
RAM:2GB
ストレージ:64GB eMMC
ディスプレイ解像度:1,280×800
重量:380g

vivotabnote8_soft
さすがに、動作はもっさりながら、タブ開きまくったりしなければ、ちょっとした調べ物程度ならネットサーフィンもOK。

オフィスワーク用には、ご覧の通り、意図的に型落ちのOfficeソフトを突っ込んであります。Office 2013くらいなら、けっこう起動も速いし、基本動作もサクサク動きます。一太郎2008なんか、テキストエディタ並みに軽く動作しますよ。ただし、ファイルそのもののデータ量が多いと厳しくなりますが。画像編集も、12MP程度で1枚くらいならOK。線画メインなら、CLIP STUDIO PAINTの最軽量エディションDEBUTも、そこそこ動く。

一方で、ネックを感じるのは、CPUの処理能力よりも、RAMの2GB。なんか一緒にやろうとすると厳しい。2GBと4GBの差は、体感としてかなり大きいです。

vivotabnote8_weight
8インチタブレットの利点は、言うまでもなく、その軽量さと小ささ。そして、低性能な代わりに一般的な充電器やモバイルバッテリーでの給電が可能という、圧倒的スタミナ。モバイルキーボードも、軽いのを選べば(その分操作の快適性は落ちますが)、うまくすれば合わせて500g切ります。

と、いうことで、あらかじめ割り切った使い方ならば、RAMを4GB確保して、軽量なCENAVA W2は、モバイル端末として十分活躍の余地があります。「Windowsを持ち歩ける」ってのは、やっぱり、それだけで意味のあることですから。

4.価格と販路

このCENAVA W2は、記事執筆現在、Banggoodで134.99ドル(15,080円)の、送料無料となっています(7/19まで)。もとより、10インチクラスのような「オールマイティに使える」機種ではありません。しかし、まず、安い。そして、ちゃんと特性を分かって、工夫して使う分には、それなりに使えるバランスよい構成となっています。万人にお勧めできる機種ではありませんが、この8インチのサイズ感やスタミナ性を求めている人にとっては、十分な魅力を持っているかと思います。

5.関連リンク

CENAVA W2:Banggood

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