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iiyama STYLE-15FH043 - エントリースペックながら注文時にカスタマイズができ、上位モデルと同じ筐体を採用する低価格スタンダードノート


iiyamaから、エントリースペックながら構成のカスタマイズができ、デザインもいい15.6インチスタンダードノート「STYLE-15FH043」をご紹介します。この製品はCPUがCeleron N4100なのですが、上位モデルの「STYLE-15FH050」と同一の筐体が使われていると思われ、ナローベゼルで豊富な入出力ポートを備えています。

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1.スペック


上位モデルのSTYLE-15FH050は第10世代Core iプロセッサーを搭載する高性能機です(つい最近、Core i3モデルも追加されました)が、こちらはCeleron機となります。Celeron N4100はGemini Lake世代で4コア、Celeronとしては比較的高性能な部類のCPUで、ウインタブでも過去に何度も搭載PCの実機レビューをしています。比較的軽めの表計算やワードプロセッサー、Webブラウジングや動画視聴などはストレスなくこなすことができます。こみいった画像加工や動画編集、ゲームなどではCore iプロセッサーのようにはいきませんが、ビジネス用、家庭用として使う上でそれほどストレスが溜まることはないでしょう。

RAMは4GBと8GBを選べます。Celeronとの組み合わせになるので、割り切って4GBでもいいとは思いますが、ブラウザーのタブをたくさん開いたり、複数のアプリを並行して使うのであれば8GBにしておくのが無難でしょうね。ストレージはすべてSSDが標準で、カスタマイズにより容量を増やしたり、SSDやHDDを追加することもできます。

ディスプレイは15.6インチのFHD解像度ですが、IPS液晶なのかTN液晶なのかは開示されていません。できればIPS液晶であってほしいですが、低価格な製品なので、TN液晶だと思っておくほうが安全です。

入出力ポートは非常に充実しています。ここはマウスコンピューター系のPCの大きなメリットで、この製品も合計で4つのUSBポート、HDMI、さらにはD-subまで装備されます。ポート構成に関しては高級スタンダードノートにも引けを取らない、いや高級ノートをしのぐ内容だと思います。

サイズは上位モデルのSTYLE-15FH050と同じです。重量がグラム単位で異なりますが、同一筐体であると考えていいと思います。実際見た目も全然変わりません。

2.筐体

iiyama STYLE-15FH050 / SOLUTION-15FH050
製品画像が十分に公開されていませんでした。なので、ここからはSTYLE-15FH050の製品画像を使って説明します。このようにディスプレイのベゼルが細くなっていて、低価格PCにありがちな安っぽさとか古臭さは感じられません。横幅361 mmというのは最近の15.6インチノートとして特に小さいほうではありませんが、上位機と遜色ないコンパクトさではあります。

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iiyama STYLE-15FH050 / SOLUTION-15FH050
キーボードです。15.6インチサイズなのでテンキーが装備されています。マウス系らしく素直な配列だと思いますが、右側のShiftキーが小さいなど、若干慣れを必要とするところもありそうですね。また、タッチパッド部分にはしっかり物理クリックボタンが2つあります。

iiyama STYLE-15FH050 / SOLUTION-15FH050
天板です。模様や突起などがないシンプルなデザインで、中央にロゴマークがあるだけです。また、このロゴマークも「なし」にすることができます(カスタマイズ料金は無料)。筐体素材は不明ですが、おそらくプラスティック製でしょう。

iiyama STYLE-15FH050 / SOLUTION-15FH050
側面と入出力ポートの配置です。この製品には光学ドライブの設定がありませんので、この画像(STYLE-15FH050のものです)とは一部異なっていると思いますが、ポート配置などは変わらないでしょう。

3.価格など

iiyama STYLE-15FH043はiiyama製品の直販サイトであるパソコン工房で販売中で、RAMとストレージの構成が異なるベースモデルが3種類あります。

RAM4GB/240GB SSD:39,980円(税込み43,978円)
RAM8GB/480GB SSD:44,980円(税込み49,478円)
RAM8GB/240GB SSD + 1TB HDD:48,980円(税込み53,878円)

仮に私がこの製品を購入するとしたら、44,980円のモデルかな、と思います。個人的にはRAMは8GBにしておきたいのですが、39,980円のモデルをRAM8GBにカスタマイズするための追加料金が税抜きで5,980円なので、それなら最初から44,980円のモデルにしますよね。

エントリークラスの15.6インチノートとしてはスペックもよく、カスタマイズに対応しているというのが素晴らしいと思います。また、筐体もCore iプロセッサー搭載の上位モデルと共通なのがうれしいですよね。リビングルーム用の家族共用PCとしても有能だと思います。

4.関連リンク(パソコン工房)

STYLE-15FH043-C-UCES(4GB/240GB)icon
STYLE-15FH043-C-UCEL(8GB/480GB)icon
STYLE-15FH043-C-UCER(8GB/240GB+1TB)icon

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