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iiyama LEVEL-15QX095-i7 - 15.6インチ、4KディスプレイとGeForce RTX2060を搭載するノートPC

iiyama LEVEL-15QX095-i7
iiyamaが15.6インチでGeForce RTX2060と4Kディスプレイを搭載するノートPCを発売しました。記事タイトルには「LEVEL」と記載していますが、iiyana PCには用途別に「LEVEL(ゲーミングPC)」「STYLE(特定の用途を定めないPC)」「SENSE(クリエイターPC)」「SOLUTION(ビジネスPC)」の4ブランドが展開されていて、今回紹介する、枝番が「15QX095-i7」という製品は、4ブランド全てに設定があります。

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つまり、ゲーミングPCとしては「LEVEL-15QX095-i7」、ビジネスPCとしては「SOLUTION-15QX095-i7」という感じになります。ただ、ロゴマークなど外観にわずかな違いがあるのみなので、この記事では「LEVEL」について説明します。

1.スペック

iiyama LEVEL-15QX095-i7
iiyama製品は同じ企業グループの「パソコン工房」で販売されていますが、注文時にシステム構成をカスタマイズすることができます。この製品はOSのバージョン、RAM、ストレージ構成をカスタマイズ可能です。

CPUはCoffee Lake世代のCore i7-8750Hで、ドスパラなどで採用されている第9世代のCore i7-9750Hではありません。外部GPUはGeForce RTX2060(VRAM6GB)で、CPUとGPUはカスタマイズ対象ではありません。ゲーミングノートとしては中上位くらいのスペックと言えます。

RAMは標準で8GB、カスタマイズにより最大32GBまで搭載可能です。ストレージは注文時に2基を搭載できますが、パソコン工房のカスタマイズ画面を見ていると「M.2 NVMe」「2.5インチSATA」「2.5インチSATA」の3つのスロットが装備されているようです。なので、メーカー保証の問題はありますが、DIYで3つのストレージを搭載できると思われます。なお、ベースグレードがいくつか用意されているものの、最低構成は240GB SSD(SATA)となっています。

ディスプレイは4K(3,840 × 2,160)です。ゲーミングノートの場合、解像度よりもリフレッシュレートを重視する傾向がありますが、この製品はその傾向の逆ですね。なお、リフレッシュレートについては開示されていませんが、4Kなので120 Hzとか144 Hzといった高速なものではないのでは?と思います。

記事の冒頭に書いたとおり、この製品はゲーミングだけでなく、クリエイター向け、ビジネス向け、といったモデルも用意されていますので、特にクリエイター向けには素晴らしいディスプレイ構成と言えるかもしれません。

入出力ポートはゲーミング用途にせよ、他の用途にせよ十分な数と量になっています。この内容であれば当面はドッキングステーションとかハブは必要なさそうです。

サイズは2019年の15.6インチとしてはやや大きめです。最近はゲーミングノートでも横幅を小さくしてナローベゼルにすることにより画面への没入感を高めるような配慮がなされていますが、この製品はそうでもありません。個人的にはあまり使用感に大きな影響はないだろうと思いますが、他社製品との比較では少し不利かもしれません。

2.筐体

iiyama LEVEL-15QX095-i7
正面から見たところです。基本的にLEVEL以外の製品も見た目は変わりません。上に書いたように筐体サイズが絞り込まれていないので、割とどっしりした印象です。

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iiyama LEVEL-15QX095-i7
天板です。ゲーミングノートらしくやや立体的な造形になっていますが、装飾が派手ではないので、幅広い用途に使えると思います。なお、中央のロゴは製品ブランドによって変わります。「STYLE(汎用)」と「SOLUTION(ビジネス)」ではロゴなしの天板を選ぶこともできますが、形状はすべて同じです。

iiyama LEVEL-15QX095-i7
iiyama LEVEL-15QX095-i7
キーボードです。4ブランドの製品すべてがRGBバックライト(カラフルな配色を選べ、発光パターンやバックライト色をカスタマイズできる)を装備します。

日本語配列で、マウスコンピューター製ということもあり、タッチパッドには物理クリックボタンが2つ配置されます。マウス系の15.6インチはENTERキーの下のキー(Shiftキーや方向キー)の配列に少しクセがあり、少し慣れが必要と思われますが、ウインタブとしては品質そのものは非常に高いと評価しています。

iiyama LEVEL-15QX095-i7
画像上から前面、背面、左側面、右側面です。背面の通気口はいかにもゲーミングマシンで、サイズも大きいですしデザインアクセントにもなっています。もちろん他の製品ブランドでも同じデザインです。

入出力ポートは左右の側面のみに配置され、前面や背面にはありません。ポート構成については不満のないものになっていると思います。

3.価格など

iiyama LEVEL-15QX095-i7、およびSENSE、STYLE、SOLUTIONの「15QX095-i7」はパソコン工房で販売中で、4月30日現在の価格は189,980円(税込み205,178円)から、となっています。

この製品の購入検討をする場合、ゲーマーであれば「4Kディスプレイ」をどう評価するかによるでしょうね。プレイするゲームの種類によって評価が割れると思います。また、ビジネス向けとしては「ハイエンド」な製品だと思いますが、「ここまで必要か?」という気もします。

一番ピッタリくるのが「クリエイターPCとして」かな、と思われます。高いCPU&GPU性能に加え、超高精細なディスプレイを装備していますので、制作がはかどりそうです(すいません、私クリエイターじゃないです)。

コスパという点でも優秀だと思います。GeForce RTXを搭載する製品はまだまだ高価ですし、4Kディスプレイまで装備して税込み20万円そこそこ(実際は多少カスタマイズすると思うので、もう少し高くなるでしょうけどね)というのは割安感がありますよね。

4.関連リンク(パソコン工房)

GeForce RTX 2060搭載ノートパソコン
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