こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はドスパラ(会社名はサードウェーブ)のゲーミングノート「GALLERIA GCF2060GF-E」の実機レビューです。GALLERIAの「GF-Eシリーズ」は筐体デザインが非常にカッコよく、キーボードの品質も高いので、個人的にも一台購入したいと考えております。この製品の旧モデル「GCF1060GF-E」と、現在でもシリーズのボトムラインを支えている「GCF1050TGF-E」に関してはウインタブでも実機レビューをしておりますので、これらのレビューも合わせてご覧ください。
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E レビュー - Coffee Lake搭載の薄型・軽量ゲーミングノート、これは絶対欲しい!(実機レビュー)
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E レビュー - 15.6インチでコンパクトサイズのゲーミングノート、もちろんCoffee Lake搭載(実機レビュー)
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E レビュー - デザインも性能も満足度の高いゲーミングノートが144Hz対応に!(実機レビュー:takumi)
個人的には最下位グレードの「GCF1050TGF-E」は価格もこなれ、エントリーゲーマーとか高性能なスタンダードノートの購入を考えている人には非常にお買い得だと思います。
では本題に。今回レビューするGCF2060GF-Eは薄型でスタイリッシュな筐体デザインはそのままに、外部GPUにGeForce RTX2060を搭載していて、上級ゲーマーも納得のハイスペックマシンです。
1.スペック
まずスペックの確認から。ドスパラはBTOメーカーなので、注文時にシステムの主要構成をカスタマイズすることができます。OSはHome版とPro版を選べ、RAMは標準で8GB、最大で32GBまで搭載可能です。また、ストレージは2基搭載でき、標準構成で256GB SSD + 1TB HDDとなりますが、1TB SSD + 1TB SSDなどという構成にすることもできます。
カスタマイズで変更できないのがCPUとGPUで、GCF2060GF-Eの場合、CPUはCoffee LakeのCore i7-8750H、GPUはGeForce RTX2060です。GPUに関してはGeForce RTX2070 Max-Qを搭載する「GCF2070GF-E」というモデルがあり、より高い性能を求めるのであればそちらを選ぶことになります。
ディスプレイは15.6インチのFHD解像度でリフレッシュレートは144 Hzです。144 Hzというリフレッシュレートは私が知る限り国内で販売されているゲーミングノートとしては最高性能で、ゲーム中の画面遷移もなめらかなものになります。
入出力ポートも充実しています。USBポートは合計で4つ、映像出力専用ポートも3つありますので、マルチディスプレイでのゲームも楽しめるでしょう。もちろん有線LANポートも備えますが、こちらはKILLERのものではありません。
サイズについては、スペック表で見る限り特段薄型であるとか軽量であるとかは感じられませんが、体感的にはかなりの薄型です。というかデザインが素晴らしいと思います。このへんは後述しますね。
レビュー機のシステム構成です。OSがPro版になっているのを除けば標準構成で、画像はありませんがGPUもGeForce RTX2060が搭載されていました。
2.筐体
ドスパラに限らず、国内メーカーにはレビュー用の機体、というのがありまして、私達レビュアーはそれをお借りしてレビューするのですが、このレビュー機にはペーパー類が付属しておらず、ACアダプターのみが同梱されていました。ゲーミングPCなので若干サイズは大きめですが、重量の実測値は電源ケーブル込みで587 gと、一般的なノートPCよりは重いものの、ゲーミングノートとしては比較的軽いほうでした。
天板です。従来のGF-Eシリーズから変わっていないと思われ、金属製(おそらくアルミ合金です)で、ロゴマークすらない「無地」です。ただし、表面にはヘアライン加工が施されていて、少し高級感がありますね。ゲーミングノートとしてはかなり、というか非常にシンプルなデザインです。これならオフィスで使ってもなんの問題もないでしょう。
底面です。この面はプラスティック製でした。一般的なノートPCとは異なり、大きな通気口がありますが、他のGALLERIAの一部についているサブウーファーはなく、ユーザーが自由に開口できるようなハッチもありません。バッテリーも着脱式ではないです。画像下側(使用時は下側が手前になります)の左右にステレオスピーカーがあります。
右側面です。こうして見るとゲーミングノートとしては薄く仕上げられているのがわかると思います。この面には画像左からUSB × 2、そしてSDカードリーダーが装備されています。
背面です。この製品は背面にもポートがあります。画像左からminiDP × 2、HDMI、USB Type-C、そしてDC-INです。主に映像出力系のポートが配置されています。
なお、背面の上部(ヒンジの上)にLEDのステータスインジケーターがあります。この位置にあるのはちょっと珍しいかも。
左側面です。一番左にあるのがセキュリティロックスロット、通気口を挟んでLANポート、USB 2.0、マイクジャック、イヤホンジャックです。
前面にはポート類はありませんが、イルミネーション用の大型LEDが配置されています。このLEDは実用品というよりはデザイン上の役割が大きいと思われます。
キーボードです。GF-Eシリーズの大きなセールスポイントとなります。光学式スイッチを採用していて、青軸メカニカルキーボードにかなり近い打鍵感が得られます。個人的には「このキーボードだから買う」くらいに打鍵が気持ちいいんですよね!また、ゲーミングノートらしく、RGB(カラフル)なバックライトが装備されています。このバックライトは後述するGAMING CENTERという付属アプリで発光パターンを変更することができます。
キートップはやや立体的な形状になっていて、打鍵感を高めてくれると思います。また、少なくとも表面上は、現在主流の「アイソレーションタイプ(それぞれのキーが独立し、少し離れて配置されているもの)」ではなく、隣のキーとの境目がキーボード面にはありません。テストはしていませんが、水とかお茶をこぼすとまずいかもしれないですね。
ヒンジを開口し、正面から見てみます。ベゼル幅がわかりやすいように、背景が白い「設定アプリ」を開いています。この製品の横幅は360 mmですから、ゲーミングノートだけでなく、一般的な15.6インチスタンダードノートとしてもかなりコンパクトになっていて、ベゼル幅もご覧のとおり、かなり細くなっています。このことは、ゲームプレイ中の画面への没入感を高めてくれる効果があると思いますし、ビジネスノートとしてもスタイリシュで「カッコいい!」と思えます。このことはGCF2060GF-Eの魅力を一段と高めてくれると思います。
ヒンジの開口角度は十分ではありますが、一部のスタンダードノートやモバイルノートに見られるような「水平位置までの開口」はできません。ただ、ゲーミングにせよ、ビジネス利用にせよ、特に問題はないですね。
一通り筐体を確認してみました。外観は従来からあるGF-Eシリーズと共通で、私が以前から好感をもっていた美しく、質感の高いものになっています。以前も書いたのですが、「いかにも」なゲーミングPCの外観ではなく、非ゲーム用途で購入する人、例えばクリエイターとかビジネスマンにも抵抗なく使えるのではないか、と思います。なので、「超高性能なスタンダードノート」と考えても魅力的だと言えるでしょう。
3.使用感
ディスプレイ
ドスパラは自社製品のディスプレイ形式を開示していません(IPSというのは特定企業の商標なので)が、実機を確認したところ視野角が十分に広く、間違いなくIPS(IPS相当)だと思います。発色についても良好というか、十分にキレイです。ただ、この製品のセールスポイントである「リフレッシュレート144 Hz」というのは通常の利用だと特に恩恵はないですねw 高速で画面遷移するような使用環境が必要なので、FPSとかレースゲームなどのオンラインゲームをすると差が出てくるものと思います。
キーボード
この製品には「GAMING CENTER」というアプリがプリインストールされていて、バックライトの発光のしかたをコントロールすることができます。なので、ゲームプレイ中は使用頻度の高いキーだけを光らせたりすることができますし、非ゲーミング時にはおとなしめのバックライト色にすることができます。このへんは他のゲーミングノートにもある機能なのですが、メーカーサイトではたいていバックライト色を「レインボーカラー」にして掲載しているので、「ちょっと派手すぎるなあ」と感じる人がいると思いますので念のため…。
キーボード説明から外れますが「GAMING CENTER」はバックライト色だけでなく、ファンの風量を設定したり、常に外部GPUを優先して動作させるように設定したりもできます。
この製品のキーボードは筐体説明のところで書いたとおり「光学式スイッチ」です。「青軸メカニカル」に非常に近い打鍵感になります。もちろんストロークは一般的なメカニカルキーボードよりもかなり浅いのですが、打鍵していて非常に気持がいいです。一方で打鍵音は大きいですね。静かな場所だと使いにくいレベルで、図書館とかで使うのは厳しいです。
キー配列は素直…ではあるのですが、一部トリッキーに感じられる部分があります。左右ともShiftキーが少し不自然に感じられますね。まず、サイズが小さめで、特に左側はすぐ上にあるCapsLockキーよりも小さくなっていますし、右側は方向キーがある関係で少し左にオフセットされています。慣れで解決すると思いますが、当初は戸惑うかもしれません。また、私はあまり使いませんが、右側にCtrlキーとAltキーがないというのも困る人がいるかも知れないですね。なお、GALLERIA名物「Windowsキーが右下」というのはこの製品では大丈夫、というか、普通に左下にあります。
スピーカー
この筐体、従来から高評価だったんですが、音質はかなりいいです。ゲームやミュージックなど、利用シーンに合わせた音質、またミュージックであればクラシック、ポップス、ロックなどのジャンルに合わせたレディメードのセッティングも可能ですし、マニュアルでの調整も可能です。
もちろんPCのスピーカーとして高評価、ということなので、より音質にこだわるのなら外付けスピーカーがあったほうがいいと思いますが、普通に使うのであればこれで十分かと思います。
その他
ドスパラのGALLERIAは例外なく「頑丈」な筐体を備えています。薄型でコンパクトなこの製品も例外ではありません。キーボードは強打しても平気ですし、筐体を少しねじったくらいではびくともしません。この辺はGALLERIAが信頼される大きな理由の1つだと思います。
また、ベンチマークテストをしていて感じたのですが、筐体は結構発熱します。しかし、GALLERIAお得意の「クーラーブーストボタン(キーボード面の電源ボタンの横にあります)」というのがありまして、これを押すと瞬時にファンが最大風量になりますので、不安はないでしょう。ただし、最大風量のファン音というのはかなりのもので、ゲーム中などはヘッドホンを使ったほうがいいかもしれないですね。ただ「ここ一番」では強力な武器になってくれると思います。
4.性能テスト
参考:
マウス NEXTGEAR-NOTE i7901BA1(Core i7-7700K、GTX1080): 13,600
ドスパラ GALLERIA GCF1070NF(Core i7-8750H、GTX1070): 11,440
MSI GF75 Thin(Core i7-8759H、GTX1050Ti): 11,375
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070): 10,875
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 10,828
MSI GS65 Stealth Thin(Core i7-8750H、GTX1070MaxQ): 10,551
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 10,491
ドスパラ GALLERIA GKF1070NF(Core i7-7700HQ、GTX1070): 10,215
ドスパラ GALLERIA GCF2070NF(Core i7-8750H、RTX2070): 10,155
ドスパラ GALLERIA GKF1060GFE(Core i7-7700HQ、GTX1060): 9,951
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H、GTX1060): 9,462
DELL ALIENWARE 17(Core i7-7700HQ、GTX1070): 9,364
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060): 9,284
ドスパラ GALLERIA GKF1050TGF(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 9,124
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 8,979
ドスパラ raytrek RKF1060TGK(Core i7-7700HQ、GTX1060): 8,867
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 8,780
ドスパラ GALLERIA QSF965HE(Core i7-6700HQ、GTX965M): 8,568
HP Pavilion Power 15(Core i5-7300HQ、GTX1050): 7,235
参考:
ドスパラ GALLERIA GCF2070NF(Core i7-8750H、RTX2070): 7,419、16,058、32,459
マウス NEXTGEAR-NOTE i7901BA1(Core i7-7700K、GTX1080): 6,703、17,345、37,589
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 6,283、15,476、30,804
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070): 5,583、15,146、36,268
ドスパラ GALLERIA GKF1070NF(Core i7-7700HQ、GTX1070): 5,280、14,030、30,686
DELL ALIENWARE 17(Core i7-7700HQ、GTX1070): 5,257、13,233、29,845
ドスパラ GALLERIA GCF1060NF(Core i7-8750H、GTX1060): 3,965、10,506、29,442
ドスパラ GALLERIA GKF1060GFE(Core i7-7700HQ、GTX1060): 3,808、9,888、26,344
GALLERIA GKF1060NF(Core i7-7700HQ、GTX1060): 3,717、9,989、24,824
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060): 3,703、9,743、26,843
GALLERIA GKF1060GFE(Core i7-7700HQ、GTX1060): 3,625、9,784、24,233
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 3,583、9,276、22,203
ドスパラ raytrek RKF1060TGK(Core i7-7700HQ、GTX1060): 3,518、9,207、23,689
MSI GF75 Thin(Core i7-8759H、GTX1050Ti): 2,536、6,807、22,604
ドスパラ GALLERIA GCF1050TNF(Core i7-8750H、GTX1050Ti): 2,528、6,776、17,005
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 2,523、6,802、20,045
GALLERIA GKF1050TNF(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 2,492、6,858、18,179
NEXTGEAR-NOTE i4400GA1(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 2,449、6,852、20,453
GALLERIA QSF965HE(Core i7-6700HQ、GTX965M): –、5,344、16,987
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 1,826、5,553、17,109
HP Pavilion Power 15(Core i5-7300HQ、GTX1050): 1,797、5,230、14,052
※左からTime Spy、Fire Strike、Sky Diverのスコア
すみません、いつもやっているドラクエベンチですが、今回は設定に失敗したらしく、掲載できるスコアにはなりませんでした(実機を返却してしまい、再テストができませんでした)。なので、「ドラゴンズドグマオンライン(DDON)」と「3D Mark」で測定しています。
まず、DDONのスコアはふるいませんでした。ただし、実際にDDONをプレイするにあたって困るようなレベルではなく、十分快適に遊べる水準にはなっています。一方で3D MarkのほうはGTX1060搭載機よりは顕著に高いスコアを記録し、GTX1070搭載機とはいい勝負、くらいですね。レイトレーシングなんかを考慮せず、既存のベンチマークテストで試す限り、GTX1070クラスの実力になっていると思います。
参考:
ドスパラ GALLERIA GCF2070NF(Core i7-8750H、RTX2070): 4,198
では「DXR(DirectXRaytracing)」のテスト「Port Royal」を試してみます。ただ、ウインタブでRTX搭載機のレビューをするのは2回めで、前回はライターのtakumiさんにお願いしていますので、私自身はこれがはじめてのテストとなります。スコアに関しては、「過去データが1つだけ」で、しかもRTX2070搭載機なので、コメントをするのが難しいです。ただ、テスト中の画面をじっくり見ていて、ところどころシャギーが発生していましたので、当然かも知れませんがレイトレーシング性能に関しては表示スコア通り、RTX2070との差は結構大きいのではないか、と思われます。
また、takumiさんのテストでは、RTXのメリットであるDXRやDLSSに関しては「内蔵メモリを要求する」とのことなので、この製品に限らず、RTX搭載機を購入する場合はRAM8GBでも不十分と考えたほうがいいかもしれません。しかし、RTXの実力をきっちり引き出すにはそれなりのお金がかかるんですね…。
参考
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060): 5,401
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070): 5,122
MSI GF75 Thin(Core i7-8750H、GTX1050Ti): 5,009
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H、GTX1060): 4,976
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 4,906
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 4,545
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 4,290
iiyama STYLE-17FH054-i7(Core i7-8750H) : 4,281
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 4,223
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 3,909
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8350U): 3,778
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 3,704
ドスパラ Critea VF-HEKS(Core i7-8550U、MX150): 3,704
DELL Inspiron 17 5000(5770)(Core i7-8550U、Radeon 530): 3,607
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 3,546
HP ENVY 13(Core i7-8550U):3,534
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 3,518
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 3,492
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 3,491
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,479
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 3,399
東芝 dynabook DZ83/J(Core i7-8550U): 3,353
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 3,350
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 3,341
ドスパラ Critea DX-KS RH3(Core i3-8130U): 3,254
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 3,199
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 3,108
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 2,921
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 2,873
DELL Inspiron 15 7000(7570)(Core i7-8550U、GeForce MX130): 2,824
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 2,822
ドスパラ Magnate IM(Core i5-7400): 2,763
One Netbook One Mix 2S(Core m3-8100Y): 2,664
HP ENVY 12 x2(Core i5-7Y54): 2,606
HP 15-db0000(AMD Ryzen 3 2200U): 2,455
ドスパラ Critea DX-KS H3(Core i3-7100U): 2,198
ラストは外部GPUの影響が比較的小さい、PCの総合性能テスト「PC Mark」です。ここではいかんなく実力を発揮してくれました。これまでの経験上「スコア5,000を越えたら大したもの」と言っていいと思いますが、それを軽々と越えてくれました。PC Markでは画像加工とか動画視聴、表計算など、様々な利用シーンのテストをしているのですが、GCF2060GF-Eは「素の実力」がしっかり備わっていると言っていいでしょう。
5.まとめ
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-Eはドスパラ公式サイトで販売中で、4月3日現在の価格は185,980円(税込み200,858円)からとなっています。記事の冒頭にも書きましたが、私はこのGF-Eシリーズを非常に高く評価していて、自分のプライベートマシンとして購入したいと常々思っています(その割にはなかなか購入に踏み切れていませんけど)。今回、最新のGeForce RTXシリーズを搭載するモデルがラインナップされたことにより、上級ゲーマーまでをターゲットユーザーにすることができたのではないか、と思います。
ウインタブの実機レビューでは筐体のチェックを中心に行っていますが、もともとこのシリーズの筐体品質は非常に高く、デザイン性にも優れ、ゲーミングノートらしからぬ落ち着いた雰囲気も持っていますので、ゲーマーのみならず、ハイスペックノートを探している人のニーズにもきっちり応えてくれるのではないかと思います。ウインタブが強くおすすめしたい製品です。