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DELL Latitude 12 7000 - あれ?日本の新型はクラムシェルだった。でもかなりハイスペック

DELL Latitude 12 7000
先日CES2016に出展された「DELL Latitude 7000」の記事を書きまして、そこでは「XPS 12」のビジネス版、と判断したのですが、先日日本で発表された同じ型番の製品は全然違ってました…。DELLでもこういうことがあるんですね。日本版のLatitude 12 7000はキーボードが分離しない、普通のクラムシェルノートPCです。しかし、12.5インチサイズの素晴らしいモバイルノートPCになっています。また、12.5インチということではLatitude 5000というのも同時に発表されていますが、そちらについては別記事で紹介します。

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1.スペック

OS:  Windows 7 / 8.1 /10 64ビット
CPU: Intel Core i3-6100U / I5-6300U / i7-6600U
RAM: 4GB-16GB
ストレージ: 128GB-512GB SSD
ディスプレイ: 12.5インチ(1,366 x 768)/(1,920 x 1,080)※タッチパネルはオプション
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
カメラ: インのみ
入出力: USB 3.0 × 3、HDMI、DisplayPort、SD、オーディオ、電源、SIMスロット、LANポート、(スマートカードリーダー)
バッテリー: 37WHr-55WHr
サイズ: 310.5 x 215.15 x 18.85 mm / 重量 1.26 kg

補足します。LatitudeはDELLのビジネスラインで、構成の選択肢が非常に多岐にわたります。OSはWindows 7も選択可能ですね。CPUもCore i3からi7(いずれもSkylake)から選べ、Core i5とi7はvPro対応です。RAMは最大16GB、ストレージは最大512GBまで選択可能となっていますが、この記事を書いている時点ではRAMは8GBまで、ストレージは256GBまでしか選べないようです。まあ十分ですけどね。

クラムシェルなので、ディスプレイはデフォルトでタッチ非対応ですが、オプションでタッチパネルをつけられます。ただし、RAMやストレージと同様、この記事を書いている時点では1,366 × 768の非タッチパネルしか選べないようです。

入出力ポートもビジネス用として十分な拡張性がありますね。また、サイズについては「NEC LAVIE Hybrid ZERO」シリーズのような驚異的な軽さ、とかではありませんが、1.26 kgであればノートPCとしての実用性は十分でしょう。

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2.筐体

DELL Latitude 12 7000 筐体
筐体は「ごく普通」に見えます。XPSシリーズのようにベゼルレスではないし、カラーリングも落ち着いたブラックなので、派手さを感じません。しかし、ハイスペックマシンらしく筐体素材は「マグネシウム合金製シャーシ」「織り込みカーボンファイバ」となっており、キーボードも防水タイプです。
DELL Latitude 12 7000 背面
天板もブラックでシンプルな印象です。ビジネスラインの製品なのでこのほうがいいでしょうね。また、こういうのが好きな人も多いと思います。

DELL Latitude 12 7000 各部

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12インチサイズとしてはポート類がかなり充実しているので、両側面と背面にびっしり、という感じです。番号順では「1. ヘッドセットコネクタ | 2. メモリ・カード・リーダー | 3. USB 3.0コネクタ(PowerShare仕様)| 4. SIMポート | 5. ネットワークコネクタ | 6. HDMIコネクタ | 7. DisplayPort | 8. USB 3.0コネクタ | 9. USB 3.0コネクタ | 10. 電源入力 | 11. セキュリティケーブルスロット | 12. スマート・カード・リーダー(オプション)」となります。USB Type-Cはついてないですね。

3.価格と発売時期

DELL Latitude 12 7000はDELL直販サイトで販売中となっており、「1-3営業日で工場から出荷」と記載があるので、納期もかなり早いと思われます。価格は最低構成で税抜き138,980円(税込み150,098円)です。記事中に触れたとおり、現状RAMとストレージ、そしてディスプレイのオプション設定がないため、最良構成時の価格は不明ですが、Core i7、RAM8GB、ストレージ256GBのモデルだと税抜き209,980円(税込み226,778円)です。

ビジネスマシンだけにvProなど、セキュリティ面の対応にもコストがかけられているせいもあって、絶対的な支払額は決して安くはありませんが、その分信頼性も高いと思われます。キーボードが分離し、見た目も華のあるXPS 12にするのか、質実剛健、マジメな作りのLatitude 12 7000にするのか、同じメーカーの製品でありながら両者はきっちりと差別化されていますよね。

4.関連リンク

新しいLatitude 12 7000シリーズ

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