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Dell G3 15(3590)- 15.6インチのゲーミングノート、高いコストパフォーマンスはそのままに一段とカッコいいデザインになりました!

DELL G3 15(3590)
DELLが「ゲーミングとグラフィックスのG」ことGシリーズのエントリーモデル「G3 15」をモデルチェンジしました。GシリーズはALIENWAREのようにこてこてのゲーミングマシンという感じではなく、ゲーマーやクリエイター、また高性能なノートPCが必要なビジネスマンの利用を視野に入れた製品群で、その中でもG3は比較的「普通」の筐体デザインを備えています。

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1.スペック

DELL G3 15(3590)
先日来、LenovoのLegion Y540IdeaPad L340ゲーミングエディションの紹介記事を掲載していますが、G3はこれらの製品とスペックが似通っています。つまり、ゲーミングノートとしてはエントリー~中位クラス、スタンダードノートとしてはハイスペックマシン、ということですね。

CPUは第9世代、Coffee LakeのCore i5とCore i7です。またGPUは3種類設定されていて、GeForce GTX1050/GTX1650/GTX1660Tiから選べます。なお、GPUに関しては一点だけ注意事項がありまして、GTX1660Tiのみ「Max-Qデザイン」なんです。Max-Qというのはゲーミングノート用に設計されたもので、発熱や消費電力が抑えられる代わりにパフォーマンスは「Max-Qでないもの」よりも少し落ちます。ウインタブのこれまでの実機レビュー経験上、Max-Qデザインは「GPUの型番ワンランクくらい」ベンチマークスコアが低めになっているようです。

この製品は注文時に構成のカスタマイズ余地が小さく、CPUとGPUの組み合わせは下記の通りとなります。

プレミアム:Core i5/GTX1050/RAM8GB/256GB SSD
プレミアム:Core i5/GTX1050/RAM8GB/512GB SSD
プラチナ:Core i7/GTX1650/RAM16GB/256GB SSD+1TB HDD
プラチナ:Core i7/GTX1660Ti/RAM8GB/512GB SSD
プラチナ:Core i7/GTX1660Ti/RAM16GB/256GB SSD+1TB HDD

クレード名は「プレミアム」と「プラチナ」の2つですが、実質的は5種類のシステム構成を選べることになります。また、ディスプレイに関してもちょっと注意が必要で、全バリエーションモデル「15.6インチのFHD解像度」ではありますが、最上位のプラチナで「大容量メモリー・SSD+HDD・GTX1660Ti搭載(RAM16GB/256GB SSD+1TB HDD)」というものだけ「IPS液晶でリフレッシュレート144 Hz」です。

入出力ポートは15.6インチスタンダードノートとしては比較的数が多いほう、ゲーミングノートとしては標準的かと思われます。なお、スペック表にある「USB Type-C」はGTX1650以上のGPUを搭載するモデル(つまりプラチナモデル)のみに装備され、映像出力も可能です。

サイズは従来のG3と比較して小さくなりました。

G3 15(ニューモデル):365.5 x 254 x 21.6 mm
G3 15(従来モデル):380 × 257 × 22.7 mm / 2.53 kg

特に横幅がかなり小さくなっていて、これは2019年のゲーミングノートのトレンドと言ってよさそうな傾向です。横幅を小さくしてディスプレイのベゼルを細くし、画面への没入感を高めるという効果があります。

ただ、6月10日現在、重量が開示されていません。おそらく従来モデルから多少軽量化されているとは思いますが、この点は少し気になりますね。

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2.筐体

DELL G3 15(3590)
サイズが全然変わってしまったということからわかる通り、筐体は従来のG3から一新されました。正面から見るとベゼル幅がやや細くなっているのがわかります。ただし、他社製品との比較だと「そこまで細くはない」と感じますね。また、側面を見ると、前よりのほうが絞り込まれてスリムになっているのが見えると思います。このへんの処理も従来モデルにはありませんでした。

DELL G3 15(3590)
天板です。筐体素材は不明ですが、天板そのものの雰囲気は従来モデルとあまり変わりません。しかし、ヒンジ部分のデザインが大きく変更され、通気口が少し「いかつい」感じになりました。よりゲーミングノートっぽくなったと思います。個人的にはこのデザインはかなりカッコいいと思います。

それと、側面の前の方にスピーカー穴が見えます。これ、左右側面についていて、オーディオシステムはMSIのゲーミングPCでおなじみのNahimicです。

あと、画像はありませんが、キーボードは防滴設計のテンキーつきで、日本語配列と英語配列が選べます。DELLの製品ページを見ると、RGB(カラフルなもの)バックライトの設定もあるようなのですが、6月10日現在だと選択できるキーボードは日本語配列(バックライトなし)と英語配列(ブルーバックライト)のみです。日本語配列のほうを選ぶと1,700円安くなりますが、バックライトは欲しいですよねえ…。

DELL G3 15(3590)

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側面、背面と入出力ポートの構成です。「1.SDカードリーダー、2.USB 2.0、3.セキュリティロックスロット、4. DC-IN、5.USB Type-C(GTX1650以上搭載モデルのみ)、6.HDMI、7.USB 3.1、8.LAN(RJ45)、9.オーディオジャック」となります。USBポートが左右に2つずつ配置され、使いやすそうなレイアウトだと思います。

3.価格など

Dell G3 15(3590)はDELL公式サイトで販売中で、6月10日現在の価格は95,433円(税込み103,067円)から、となっています。また、最上位のGTX1660Tiとリフレッシュレート144 Hzのディスプレイを搭載するプラチナモデルは140,253円(税込み151,473円)です(いずれもセール価格です)。

もともとG3 15はスペックのわりに割安感のある製品でしたが、モデルチェンジしても依然として価格面での優位性がかなり高いと感じます。また、ニューモデルは筐体も一新され、(個人的な感想ですが)従来モデルよりも格段にカッコよくなったと思っています。ゲーマーやクリエイター、また高性能ノートを探しているビジネスマンにはいい選択肢になるでしょう。

4.関連リンク(DELL)

New Dell G3 15 (3590) (2019年6月7日発売)

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