Intel NUC7CJYSAL - Gemini Lakeを搭載するエントリークラスのNUC、完成品PCとしてFRONTIERから発売されました

公開日: : その他メーカー ,

Intel NUC7CJYSAL
BTOメーカーのFRONTIERが小型PC「NUC7CJYSAL」を発売しました。NUCというのは「Next Unit of Computing」の略で、「Intelが提唱するパソコンの超小型規格」のことです。そして、今回紹介するのはFRONTIERの製品ではなく、Intelの製品です。ウインタブではここ数年、中国のミニPCを積極的に紹介していますが、NUCもまた「ミニPC」と言って間違いではないでしょう。鶏が先か卵が先か、という話だと、おそらく中国のミニPCはIntelのNUCが製品コンセプトのベースとなっていると思われます。

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1.スペック

Intel NUC7CJYSAL
IntelのNUCというのは基本的にはベアボーン(OSやRAM、ストレージが装備されていない半完成品)になっているのですが、FRONTIERで扱う「NUC7CJYSAL」はOSもインストールされた完成品のPCとなります。NUCにせよミニPCにせよ、ジャンルとしてはデスクトップPCになりますので、稼働させるにはディスプレイ、キーボード、マウスが必要になりますが、それを別にすればこの製品を使用するにあたって特別に何かを用意する必要はありません。

CPUはGemini Lake世代のCeleron J4005です。このCPUは「デスクトップ用」ではあるのですが、2コア2スレッドで、4コア4スレットのJ4105とは性能面でかなりの開きがあります。ノートPCに置き換えると「Celeron N4000(2コア2スレッド)」と「Celeron N4100(4コア4スレッド)」の関係に似ています。Passmarkが公表しているベンチマークスコアだと下記のとおりです。

Celeron J4005: 1,549
Celeron J4105: 2,690
Celeron N4100: 1,800
Celeron N4000: 1,426

Celeron N4100とN4000はウインタブの製品紹介記事でもしばしば取り上げていますが、型番はよく似ていても性能面では結構大きな開きがあります。同様にJ4005とJ4105もかなりの性能差があり、J4005を搭載するこの製品は軽めの作業向け、ということになります。

RAMは標準で4GBですが、RAMスロットが2つ装備されていて、1つが空きになっていますので、DIYでさらに4GBの増設が可能です。また、ストレージは標準だと32GB eMMCとなりますが、2.5インチのドライブベイ(SATA)がついていますので、SSDもしくはHDDの増設ができます。

入出力ポートはノートPCの水準をはるかに越え、デスクトップPC並みと言える構成です。これがNUCやミニPCの大きな魅力と言えるでしょう。

それと、FRONTIERの製品ページを確認すると、「日本語キーボード【黒】 (USB接続) 」と「光学式スクロールマウス【黒】 (USB接続) 」が同梱されるようです。デスクトップPCを購入すると、基本的にはキーボードとマウスが付属しますが、ミニPCやスティックPC等の場合、キーボードもマウスも付属しないケースが非常に多い(中華のミニPCは私が知る限りこれらの周辺機器は付属しません)ので、これはありがたい!と思います。もともと低価格な製品ですし、これら必須と言える周辺機器が付属するかどうかでお買い得感が違ってきますよね。

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ということで、この製品をパソコンとして動かすためには「ディスプレイ」と「HDMIケーブル(多くの場合、ディスプレイを買うと付属します)」だけあれば大丈夫、ということになります。

2.筐体

Intel NUC7CJYSAL
非常にシンプルな「黒い弁当箱」という感じです。筐体素材はプラスティックで、上部を開口してRAMやストレージの増設が容易にできる構造になっています。電源ボタンがありますので、こちらが前面ですね。

Intel NUC7CJYSAL
こちらが背面。映像系やネットワーク系(要するにLAN)のポートは背面にあります。しかし、USBポートは前面と背面に2つずつありますので、操作性は高いと思います。

ミニPCの場合、筐体画像だけで製品性を説明するのが難しいです。YouTubeにわかりやすい動画がアップされています(ただし、OSなしのモデルです)ので、こちらも合わせてご覧ください。英語ですが、画面を見ているだけである程度は理解できます。

3.価格など

Intel NUC7CJYSALはFRONTIER公式サイトで販売中で、8月10日現在の価格は27,800円(30,024円)です。中国のミニPCの価格は安いものだと150ドルくらいからあり、だいたい200ドル~250ドルくらいのものが多いです。

個人的な印象です。この製品の場合はCPUのスペックが最新の中華製品よりもワンランク下(中華ミニPCの最新モデルはCeleron N4100を搭載していることが多いです)と感じられますが、RAMやストレージの拡張という点ではこちらのほうが上だと思いますし、地味にキーボードとマウスが付属するというのも大きいです。

もちろんFRONTIERが日本国内で販売する製品ですから、保証面でも不安はなく、そのへんまでトータルで考えれば、この製品は中華のミニPCよりもむしろお買い得、と考えます。また、「完成品」であることにこだわらず、自分でOSやRAM、ストレージを調達する、ということまで視野に入れれば、IntelのNUCには多くの選択肢がありますので、興味のある人はWebでいろいろ調べてみてください。

4.関連リンク(FRONTIER)

Intel NUC7CJYSAL Windows10 搭載ミニPC

Comment

  1. 匿名 より:

    BeelinkのGemini Xの方が絶対いいと思う。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。実は私も…、いややめときます。FRONTIERのサポートが受けられるのは大きいですけどね。

  2. 匿名 より:

    Beelinkの方がいいかもですね
    NUC準拠(4×4インチ)という互換メリットはありますけど
    FRONTIER経由で完全ファンレスPC化など目指して
    Akasa等の互換ケースにグレードアップするようなディープな人もいないでしょうし

    • wintab より:

      こんにちは、私もBeelinkは好きな中国メーカーなんですけど、人によっていろいろな考え方もあると思いますし…。

  3. Re:Pu (@Repu6) より:

    どうしてもベアボーンは敷居もあるので完成版いいですね。できればPentium Silver J5005搭載の方も完成版出てほしいです。

    • wintab より:

      Re:Puさん、こんにちは。私もこの製品にPentium Silverが載れば最高だと思います。ベアボーンの方ならあるんですよねー。

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