ASUS Zenbook Pro 14 OLED UX6404 －コンパクトなサイズにCore i9とGeForce RTX4070を搭載！ディスプレイはクリエイター仕様の有機ELです

ASUSが4月21日に発表した新製品から、今回はノートPC「Zenbook Pro 14 OLED UX6404」をご紹介します（発売日は4月28日です）。14.5インチというコンパクトなサイズに第13世代のCore i7/Core i9とGeForce RTX4060/RTX4070を搭載する、非常に高性能な製品です。

1.Zenbook Pro 14 OLED スペック
2.Zenbook Pro 14 OLED 筐体
3.Zenbook Pro 14 OLED 価格など
4.関連リンク

1.Zenbook Pro 14 OLED スペック

スペック表

	Zenbook Pro 14 OLED UX6404
OS	Windows 11 Home
CPU	Intel Core i7-13700H/Core i9-13900H
外部GPU	NVIDIA GeForce RTX4060 Laptop GPU GeForce RTX4070 Laptop GPU
RAM	16GB/32GB（DDR5-4800, 最大48GB）
ストレージ	512GB/1TB SSD（PCI Express 4.0 x4接続）
光学ドライブ	なし
ディスプレイ	14.5インチOLED（2,880×1,800）120Hz
ネットワーク	Wi-Fi6E（802.11 a/b/g/n/ac/ax）、Bluetooth 5.1
入出力	USB Type-C（Thunderbolt 4）、USB3.2 Gen2 Type-C、USB3.2 Gen2 Type-A、HDMI、オーディオジャック、SDカードリーダー
カメラ	Webカメラ（207万画素）
バッテリー	駆動時間約8.8時間
サイズ	321.8 × 223.3 × 18.54-20.2 mm
重量	1.6 kg

バリエーションモデル

・UX6404VV：Core i7/RTX4060/16GB/512GB
・UX6404VI：Core i9/RTX4070/32GB/1TB
　※左からCPU/GPU/RAM/SSD

CPUは第13世代（Raptor Lake）の高性能タイプ（H型番）、Core i7-13700H/Core i9-13900Hで、GPUにはGeForce RTX4060/RTX4070 Laptop GPUを搭載しています。この組み合わせはゲーミングノートとして見ても中上位クラスと言えるものです。

RAMはオンボード16GBにSODIMMスロットが1つ、という組み合わせです。RAM16GBのUX6404VVはオンボード16GBで空きスロット1つ、RAM32GBのUX6404VIはオンボード16GBにSODIMMスロット16GBという構成、最大搭載容量は48GBです。SSDは512GB/1TBでPCIe4.0 ×4接続と高速な仕様です。

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ディスプレイはASUSが力を入れている有機ELパネルで解像度は2,880 × 1,800、この画像の通り非常に高い発色品質を備えていますので、クリエイターの利用にも向きます、というか、後述しますがこの製品はクリエイターの利用を意識した装備もついています。また、リフレッシュレートも120Hzありますので、高いCPU/GPU性能とあわせ、オンラインゲームも楽しめると思います。

なお、この画像で「タッチスクリーン保護」という記載がありますが、この製品のディスプレイはタッチ対応しません。

2.Zenbook Pro 14 OLED 筐体

14.5インチというサイズは他社製品ではあまり見られず、モバイルノートなのかスタンダードノートなのか、ちょっと中途半端な印象を受けます。重量も1.6 kgと、モバイルノートにしては重く、スタンダードノートにしては軽いです。しかし、この製品の場合システムスペックが非常に高く、「持ち運びが容易なクリエイターノート」と理解するとわかりやすいと思います。「毎日持ち歩く」というより「ちょくちょく出先に持ち出す」という感じでしょうか。

天板には控えめ（筐体と同色）のASUSロゴがあるのみのシンプルなデザインです。筐体色は「テックブラック」、MIL規格（MIL-STD-810H）準拠の耐久性を備えています。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84キー日本語キーボード (イルミネートキーボード)」と開示されています。また、タッチパッドの左上に「円（丸）」がありますが…

これはASUSの独自技術「Dial Pad」です。ASUSの説明では「クリエイティブアプリのパラメータを指先で正確にコントロールできる直感的な物理コントローラです。ブラシサイズを変更したり、操作を素早く元に戻したり、クリエイティブなワークフローをよりスムーズにすることができます。カスタマイズも可能で、さまざまなアプリに対応します。」となっていて、Adobeのアプリに対応するほか、音量の調整や早送り・巻き戻しなどの操作ができるようです。

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側面と入出力ポートの構成です。USBポートは合計で3つ、うち1つがThunderbolt 4、残る2つもGen2と高規格です。残念ながら有線LANポートはありません。

Zenbook Pro 14 OLED UX6404はコンパクトな筐体にハイスペックなCPUとGPUを搭載していますので、どうしても発熱による性能低下が懸念されますが、「ASUS IceCool Pro」という冷却システムを搭載しており、デュアルファンと5本のヒートパイプを備えています。また、ファン音も標準モードで40dB未満と小さめです。実際のところは使ってみないと何とも言えませんが、仕様上はゲーミングノートに引けを取らないものになっていますので、高負荷なクリエイティブ系アプリやオンラインゲームでも快適に操作ができそうです。

3.Zenbook Pro 14 OLED 価格など

ASUS Zenbook Pro 14 OLED UX6404VV/UX6404VIは4月28日の発売予定で、ASUS Storeではすでに予約販売が開始されています。価格はUX6404VV（Core i7/RTX4060）が税込み249,800円、UX6404VI（Core i9/RTX4070）が税込み299,800円です。

搭載CPU/GPUは中上位ゲーミングノート級、ディスプレイ品質はクリエイターノート、DialPadやIceCool ProなどのASUS独自技術も盛り込まれ、さらに14.5インチサイズで重さ1.6 kgというコンパクトサイズ、個人的には非常に魅力ある製品だと感じますし、この価格もリーズナブルなのではないかと思います。