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こんにちは、輪他です。8月18日に発表されたSIMフリー版のXperiaについて、現行のキャリア版との違いなどをまとめてご紹介させていただきます。これまでのSONYは、Xperia J1 CompactやXperia 1 Professional Editionなど、不定期的にSIMフリーモデルのXperiaを投入してはいましたが、本格的にSIMフリーの市場に参入してはいませんでした。
しかし今回、現行のハイエンドモデルであるXperia 1 Ⅱを筆頭に、一挙に3機種のSIMフリーモデルが投入されることとなり、またそれらはキャリアに提供している端末から強化されている部分も多く、SONYの本気度がうかがえます。
1.Xperia 1 Ⅱ
ZEISSレンズやSnapdragon 865 5Gを搭載した最新モデルである、Xperia 1 Ⅱです。Xperiaではお馴染みとなった21:9の4K6.5インチディスプレイを搭載し、ソニーの一眼レフブランドの技術が取り入れられ、イヤホンジャックが復活するなど、既に人気の高い端末となっています。
ウインタブ紹介記事：
SONY Xperia 1 II － イヤホンジャック復活！ZEISSレンズのカメラ！5G！僕らのXperiaが帰ってきたぞー
キャリア版からはRAMが8GBから12GB、ストレージが128GBから256GBへと増量されており、さらにデュアルSIMに対応しています。
おサイフケータイとIP68の防水・防塵に対応していますが、フルセグ/ワンセグの機能は省かれています。
筐体カラーは3色ラインナップされており、キャリア版で販売されていたホワイトとパープルのほか、ブラックが、すりガラスのようなマットな仕上がりとなるフロストブラックに変更されています。
ソニーストアでの価格は124,000円（税込み136,400円）で予約販売がスタートしています（発売日は2020年10月30日）。キャリア版より若干割高ですが、スペックアップしている部分も多く、こちらを選択する理由は大いにあると思います。
2.Xperia 1
こちらは、2019年のフラッグシップモデルだった、Xperia 1です。同じく21:9の6.5インチ4Kディスプレイを搭載し、人気の高い端末でしたが、こちらもSIMフリー版が投入されます。
ウインタブ紹介記事：
Sony Xperia 1 － XperiaらしいXperiaがついに復活！21:9縦横比 + 4Kのワイドディスプレイを搭載！（かのあゆ）
キャリア版からはRAMは据え置きですが、ストレージが64GBから128GBに増量されており、こちらもデュアルSIMに対応しています。
IP68の防水・防塵に対応していますが、おサイフケータイやフルセグ/ワンセグの機能は省かれています。
ウインタブ紹介記事：
Sony Xperia 1 Professional Edition － プロが本気で使うためにチューニングされた特別なXperia 1。しかもSIMフリー機です！
端末の仕様としては去年ソニーストアにて販売されていた、Xperia 1 Professional Editionと同等のものとなっています。こちらはディスプレイの色温度を端末ごとに調整するなど、「Professional」向けのカスタマイズが施されていました。
筐体のカラーはブラックとパープルの2色が用意されています。
ソニーストアでの価格は79,800円（税込み87,780円）で、こちらも予約販売中です（発売日は2020年8月28日）。
3.Xperia 5
Xperia 1をベースにしたコンパクトモデルである、Xperia 5です。画面サイズが6.5インチから6.1インチに縮小されており、解像度もフルHD+に抑えられています。ですが、Snapdragon 855を搭載し、Xperia 1と同等のトリプルレンズカメラを搭載するなど、使用感はハイエンドモデルと同等になっていると言えると思います。
ウインタブ紹介記事：
Sony Xperia 5 － Xperia 1のスペックをほぼそのままコンパクトな筐体に収めたハイスペックなニューモデル
Xperia 1と同じく、RAMは据え置きですが、ストレージが64GBから128GBに増量されています。こちらはおサイフケータイに対応しており、フルセグ/ワンセグ機能のみ省かれました。筐体のカラーはブラック/グレー/ブルー/レッドの4色展開となっています。
ソニーストアでは69,000円（税込み75,900円）で予約販売中です（発売日は2020年8月28日）。