Xiaomi Redmi Pad － 薄型軽量で美しいデザインの10.6インチ・ミッドレンジタブレットがXiaomiから！

Xiaomiが10.6インチサイズのタブレット「Redmi Pad」を発表しました。この製品は昨年発売された「Xiaomi Pad 5」よりもスペックが低いですが、ミッドレンジクラスのCPUを搭載し、価格も低めに抑えられています。

1.Redmi Pad スペック

スペック表

バリエーションモデル

・RAM3GB/ストレージ64GB
・RAM4GB/ストレージ128GB
・RAM6GB/ストレージ128GB

コメント

OSはXiaomiのカスタムUI、MIUI for Padで、ベースとなるAndroidのバージョンは開示されていません。CPUのHelio G99はAntutu Ver.9のスコアが35万～38万点と言われていますので、ほとんどの場面でストレスなく動作すると思います。ただし、Snapdragon 860を搭載するXiaomi Pad 5（ウインタブの実機レビューでAntutuスコア56.6万点）ほどの性能はなく、もっぱらゲーム用として購入するには少々力不足ではあります。

RAMとストレージは3GB/64GB、4GB/128GB、6GB/128GBの3種類。タブレット製品としてはCPU性能が高いので、できれば6GB/128GBを選びたいところです。

ディスプレイは10.61インチで解像度は2,000 × 1,200、リフレッシュレートは90Hzです。90Hzというのは最新のハイスペックスマホには及ばず、Xiaomi Pad 5の120Hzよりも低いのですが、一般的なスマホやタブレット（60Hz）よりは高く、普段使いでなめらかな描画やスクロールを楽しめると思います。

なお、この製品はWi-Fi専用機です。SIMカードを挿入してのモバイルネットワーク通信はできませんのでご注意ください、

カメラはイン8MP、アウト8MPと、スマホと比べてしまうと低品質ですが、写真撮影を主目的としてタブレットを購入される人は多くないでしょうから、この点はあまり気にしなくていいかと思います。もちろんSkypeやZoomなどのWebミーティングでは十分に高品質な映像になるはずです。

筐体タイズも魅力です。厚さ7.05 mmというのは比較的低価格で購入できるタブレットとしては非常に薄いと言えますし、重量445 gというのも10.6インチのタブレットとしてはごく軽量な部類です。

2.Redmi Pad 筐体

フラットでシンプル・クリーンなデザインです。前面のベゼル幅は「まずまずの細さ」だと思いますし、背面はXiaomiの最新スマホによく似たカメラバンプ形状になっています。筐体色は「グラファイトグレー」「ムーンライトシルバー」「ミントグリーン」の3色を選べ、筐体素材は「金属のユニボディ（elegant all-metal unibody）」です。

Redmi Padは4スピーカーを搭載し、Dolby Atmosにも対応しています。イヤホン出力はハイレゾ対応です。

3.Redmi Pad 価格など

Xiaomi Redmi PadはAliExpress内のXiaomi Mi Storeに製品ページがあり、10月10日午後4時（日本時間）からワールドプレミアセールが開催されます。製品ページにあるストアクーポン（30ドルOFF、数量限定と思われます）を使用したセール価格は下記のとおりです。

・3GB/64GB：199ドル（約29,400円）
・4GB/128GB：229ドル（約33,840円）
・6GB/128GB：259ドル（約38,270円）

円安のため、円貨だとどうしても少々高く感じられてしまいますが、最低価格の199ドルというのはウインタブでよくご紹介している中国メーカーのタブレット（上位クラス）と大差ありません。あと、この製品はタブレットとしてはCPUの性能が高めなので、ゲームも含め、様々な用途で使いたいという場合は6GB/128GBモデルにしておくことをおすすめします（動画視聴用でたまにWebミーティング、くらいなら3GB/64GBでも大丈夫だと思います）。

4.関連リンク

Redmi Pad：Xiaomiグローバルサイト
Redmi Pad：Xiaomi Mi Store（AliExpress）